土曜夜の恒例行事になってきました、土曜日の各競馬場傾向分析です。『競馬王Webマガジン』で公開した日曜日の競馬王理論該当馬と併せ、予想のお役に立てば幸いです。そして、明日は14:00～のニコ生『リアル競馬王』で一緒にしこたま馬券を買いましょう！
【土曜の札幌芝】
Cコース替わりで定石通りに内枠・先行有利の馬場。最終の2600m戦は超スローの展開で前に行った3頭で決まって当然の結果だが、未勝利戦の1200mで12番人気の逃げ馬が3着に残り、準OPの2000m戦でも8人気の逃げ馬が3着。3着以内18頭全てが4角1桁通過順だった。なお、500万の1800m戦と準OPの2000m戦は距離短縮の馬がともに1着。
血統的には大きな偏りはないが、連対馬12頭のうち9頭が父サンデー系。特に好調なのが父Pサンデー系で、5人気1着、4人気2着、7人気3着など人気薄の好走が目立った。
【土曜の札幌ダート】
流れ次第で前も残るし、差しも決まるというフラットな馬場状態。枠順的にも大きな偏りはないが、ダ1700mの4鞍全てで1枠の馬が3着以内（3、4、4、6人気）に好走しているのは注目か。
血統的には、芝と対局でこちらは父ミスプロ系が優勢。父キングカメハメハが6人気1着、4人気3着、母父エルコンドルパサーが4人気3着などキングマンボの血を持つ馬には要注意。
【土曜の新潟芝】
土曜は内回りの施行が多く、外回りは新馬戦を含め3鞍だけだったが、外回り戦は引き続き差し有利の傾向。内回りに関しては、2鞍あった2200m戦で人気薄の逃げ馬が好走（9人気1着、8人気3着）しており、内外回りで傾向が大きく変わる。
土曜日はディープインパクト産駒が大不振で、出走した4頭が全て着外（2、2、3、5人気）。逆に大爆発したのがゼンノロブロイ産駒で、6頭出走して[0-3-2-1]、複勝率83.3％、複勝回収率268％を記録。また、ハーツクライ、リンカーン、チチカステナンゴなど、トニービンを含むナスルーラ系の血を持つ馬も好走が目立った。
【土曜の新潟ダート】
良馬場になっても相変わらずの先行有利馬場で、3着以内15頭のうち4角3番手以内が10頭を占める。また、3着以内15頭のうち1～4枠が5頭で、5～8枠が10頭と、枠順的にも外枠優勢。
血統的にはキングマンボの血を持つ馬。該当馬がいなかった8R以外の4レース全てで、キングマンボの血を持つ馬が3着以内に好走している。また、出走数が少ない母父アサティスが8人気2着、5人気3着と激走しているのも特注。
【土曜の小倉芝】
3着以内21頭のうち1～4枠が7頭で、5～8枠が14頭と、明らかに外枠優位の状況。脚質的には先週より差しが決まっていないが、土曜は人気の先行馬が多かった面もありそう。日曜の開催中に雨が降れば、定石通りに外枠の差し馬有利な馬場にシフトするか注目。
血統的に大きな偏りはないが、未勝利戦（1200m、1800m）でバゴ産駒が連続2着など、父か母父ナスルーラ系の活躍は目立った。
【土曜の小倉ダート】
脚質的に大きな傾向はないが、人気とのバランスを考えると先行有利の印象。枠順的にはやや内枠有利。血統的には1000mは非サンデー系、ダ1700mはDサンデー系という傾向は出ている。
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