ラップ分析のプロ・半笑いによる『日経新春杯ラップ分析&注目馬』/競馬王チャンネル無料公開

競馬王ライター陣の重賞予想や、競馬王本誌&単行本の理論該当馬、馬券検討番組『パドチョク』などを配信しているニコニコ公式チャンネル競馬王チャンネル。競馬王ブログでは、毎週水・木・金・土曜日に競馬王ライター陣の重賞見解などを配信する競馬王Webマガジンから、有料配信記事の一部を無料公開いたします。

競馬王チャンネル

本日の無料公開は、ラップ分析のプロ・半笑いによる『日経新春杯ラップ分析&注目馬』です。

なお、本日の競馬王Webマガジンは、パドック診断のプロ・古澤秀和による『京成杯&日経新春杯フォトパドック診断』、ファミリーナンバーの使い手・片野治雄による『京成杯&日経新春杯の注目馬』などを公開しております。

<ラップ分析のプロ・半笑いによる『日経新春杯ラップ分析&注目馬』>
今週末は京都でG2・日経新春杯が行われます。今年で61回目を数える伝統ある重賞で、中長距離馬の年明け始動戦として有名ですが、しかし勝ち馬が同じ京都の長距離で行われるG1・天皇賞春を勝ったことは実はありません。年明けのこの時期から春までピークを保つのが難しいということもありますが、超一流馬は休養している時期というのも大きいでしょう。

過去の日経新春杯分析(G2・京都外12F)
09年 35.7-38.0-36.3-36.6=2'26"6 (テイエムプリキュア)
10年 34.0-37.3-37.3-35.8=2'24"4 (メイショウベルーガ)
11年 34.2-38.5-37.4-34.5=2'24"6 (ルーラーシップ)
12年 34.6-37.0-37.0-35.1=2'23"7 (トゥザグローリー)
13年 35.9-36.8-37.1-35.2=2'25"0 (カポーティスター)
※ラップは「3F×4」で表記、( )内は勝ち馬。

冒頭の通り勝ち馬は天皇賞春では勝っていませんが、近年の勝ち馬は秋のG1での激走が目立つという面白い符合があります。テイエムプリキュアは同年エリザベス女王杯で2着(12番人気)、メイショウベルーガも同年エリザベス女王杯で2着(2番人気)。ルーラーシップはその後の2年で国内G1を6戦して、勝ち切れないものの一度も掲示板を外しませんでした。トゥザグローリーはその後は振るいませんが、このレースの前の有馬記念では2年連続で3着(14番人気・9番人気)と穴を開けています。そして昨年の勝ち馬・カポーティスターだけは秋は出走もないまま終わりましたが、しかし春のG2・日経賞で9番人気2着と人気薄で激走はしています。

こうして見ると、16Fの天皇賞春でこそ活躍できていませんが、11~12.5FのG1では軒並み活躍しており、特に京都外回り・中山内回りのレースの激走が目立っています。京都外回りと中山内回りは一見共通点が全くなさそうですが、共に「中盤以降に急な下り坂を経て、4コーナー周りは平坦」という起伏は似ている部分があり、後半長くいい脚を使える持続力が通用するということになります。逆に言えば、このレースの予想の時点でも、このぐらいの距離(11~12.5F)で後半長くいい脚を使ったパフォーマンスを重視すべきです。

今年のメンバーは9~10Fで強いレースをしてきた組がそこそこ人気しそうですが、距離延長に繋がる額面以上の持続力を見せた馬は実は見当たりません。やはり11~12.5Fで長くいい脚を使っての重賞好走がある馬を中心にすべきで、ハンデ戦ですがこのあたりのメリハリを大事にしましょう。

【半笑いの注目馬】
ラブイズブーシェ(12.5FのG1有馬記念4着)、サトノノブレス(12FのG2神戸新聞杯3着、15Fとやや距離が長いがG1菊花賞2着)。

◆1/16(木)の『競馬王Webマガジン』は、競馬王1月号から下記を配信いたします。
[1] 競馬の常識を逆手に取る馬券術『休み明けパラドックス』
[2] 血統・栗山求×消去法・高橋学『重賞スクランブル』


ニコ生『パドチョク』はPC・スマホで毎週末13時~無料放送中!

パドチョク

POG大注目の京成杯、日経新春杯などのパドック生電話&攻略データを無料でお届け!/競馬王ch『パドチョク生放送』
放送時間:1月19日 (日) 13時00分~    開場:12時57分


競馬王チャンネル

ニコニコ公式ch『競馬王チャンネル』
亀谷敬正、赤木一騎、井内利彰、棟広良隆など競馬王ライター陣の重賞予想や競馬王本誌の馬券術該当馬などを配信中! 競馬王チャンネルの配信コンテンツ&スケジュール

競馬王1月号

競馬王1月号は絶賛発売中!
大反響!競馬界騒然の謎解きプロジェクト第2弾! 1億5000万円稼いだ馬券裁判男が構築した『億越えの方程式』をJRDBデータで再現に挑む!

今年の有馬記念は『馬場読み』『疲労度読み』『業界読み』で獲れる!競馬王オールスター20人の予想と見解も大公開! さらに馬券でポイントを貯める裏技など、競馬王1月号は年末年始の馬券に役立つ記事が満載です!