ということで、まずは写真から。記者会見の模様＆山崎エリカ嬢の見解は後半で。
【代表質問】
1.絶好調を100点とすると現在は何点ですか？
2.東京の馬場と2400mの距離については？
3.好走するためのポジションは？
4.強敵と考えているのは？
★ジョシュアツリー(アンドリュー・ストリンガー助手)
1.110%、絶好調。これ以上の状態はないということ。
2.硬い馬場も2400mも彼の力を引き出せる。
3.J.ムルタという素晴らしいジョッキーが鞍上。ペースが速くなければ最後のコーナーまで抑えていく。
4.ジェンティルドンナ、ゴールドシップ、エイシンフラッシュ。これらの馬は10ポンド優勢にランキングされているが、我々にとってJCの賞金は大きいので。3着を目標に、83万ドルを狙っていく。
Q.注目している日本人ジョッキーは？
A.ライアン・ムーア。世界でもトップのジョッキーであり、すべての馬にとって危険材料だろう。(日本人なら？の問いに)ユタカタケは知っている。他は発音できないジョッキーもいる。
Q.近年のJCは日本馬上位だが、外国馬は食い込むのが難しいか？
A.日本のレベルが上がっているので難しいが、大きな賞金をいただくためには。輸送も大変だが何かを得られれば。
★シメノン(エメット・マリンズ調教助手)
1.ハッピーな状態で90点。今日の調教で100点にできるだろう。
2.速い馬場でも合うと思う。もっと距離があればいいが、速く始まる(ペース速いってこと？)のは彼にとっては有利だ。
3.最初の1/3が勝負になるが、6～10番枠でハッピーな状態なら。
4.ジェンティルドンナ。昨年のレースを見ても優れた牝馬だと思う。我々が勝つのは難しい馬だ。
Q.障害を使った前後で変わったことは？(エリカ嬢の質問)
A.障害を使ってさらに良くなった。ジャンプは大好きな馬だ。今は最高潮。
Q.メルボルンC後の状態は？ 今日は2本追ったが。
A.オールトラリアを経つときには疲れは取れていた。日本に着いてからは、1～2日休み白井で追い切った。オーストラリアでも2本追いについて聞かれたが、これはルーチンのケイコだ。自国では火・木・土にやっている。
Q.メルボルンからの転戦は予定していたのか？
A.日本に来たいとは思っていたので、メルボルンCの結果によって招待されて嬉しい。
Q.注目している日本人ジョッキーは？
A.英国にも多く来ているので、気をつけないといけないと思っている。
★ドゥーナデン(マチュー・ブラム厩務員)
1.100点。走る準備はできていると考えている。
2.馬場は合っていると思う。
3.展開によるが、ペースが速ければリラックスして待機して、末脚をいかす。
4.ジェンティルドンナはドバイで好走しているし、ゴールドシップも強力であると考えている。他の馬は知らないので何ともいえない。
Q.今朝のキャンターは口を割って頭も上げていたが、いつものことか？
A.いつも頭は高め。新しい環境ではあちこちを見たり、初めての場所ではイケイケの状態(テンションが上がる)になる。
Q.世界中を輸送しているが？
A.いろいろな条件に対しての適応能力は平均以上だと思うので、いろいろな場所へ行き走れるかを試している。これは馬だけでなくチーム(人間)にも経験になっている。
Q.今回JC出走を決めたのは？
A.どのレースへ出走するかはオーナーの判断だ。今年は凱旋門賞が目標だったが、準備の段階でオルフェーヴルには勝てないだろうということで矛先をメルボルンCに変更した。
Q.近2走の敗因は？
A.メルボルンCは58.5キロのハンデが辛かったが、JCは定量戦なので適しているだろう。前々走はバカンス明けのうえにスローペースだった。この馬にはある程度のペースが必要だ。
★エリカの外国馬診断・外国馬の取捨は？
ドゥナーデンを3連複に加えたい。実績からは上位だし、フォア賞はスローが合わなかったと言ってたけど、今年は逃げ馬不在でもJCはそんなにスローになることはない。ブエナビスタが勝った2年前も速くはなかったけど、前半が緩くても5ハロン目から流れる、何かが動くのがJCなので。
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