競馬王編集部のジャパンC予想 先週の反省を込めてお届けします

先週のマイルCSは、編集A(呼び名は本紙A)が○▲◎で的中した一方で、二軍の4人は……。12/7発売の競馬王1月号編集作業で忙しいですが、今週も渾身の予想を披露いたします。

まともな予想は、ニコニコ公式チャンネル競馬王チャンネルと、明日の13時から放送のニコ生パドチョクでどうぞ。

11/24(日) 東京11R ジャパンC(G1) 芝2400m 15:55発走

編A 下M K3 ケシ 大将 馬名 騎手 調教師
1 1       ヴィルシーナ 岩田 (栗)友道
1 2         ナカヤマナイト 柴田善 (美)二ノ宮
2 3     アンコイルド 後藤 (栗)矢作
2 4   エイシンフラッシュ M.デムーロ (栗)藤原英
3 5           トーセンジョーダン ビュイック (栗)池江
3 6 アドマイヤラクティ ウィリアムズ (栗)梅田
4 7     ジェンティルドンナ ムーア (栗)石坂
4 8           ファイヤー 横山典 (栗)本田
5 9     デニムアンドルビー 浜中 (栗)角居
5 10         ドゥーナデン スペンサー [外]デルザン
6 11     ルルーシュ 福永 (美)藤沢和
6 12           ホッコーブレーヴ 三浦 (美)松永康
7 13 ゴールドシップ 内田博 (栗)須貝
7 14           シメノン ヒューズ [外]マリンズ
8 15           スマートギア 戸崎 (栗)佐山
8 16           ヒットザターゲット 武豊 (栗)加藤敬
8 17           ジョシュアツリー ムルタ [外]ダンロッ

【編集A】 ※呼び名は本紙A
近走はやや勝ち運に見放されている感のあるジェンティルドンナですが、安定感ではピカイチ。前走は、正直惨敗してもおかしくなかった展開にも関わらず、2着に踏ん張る内容。ジャスタウェイが走り過ぎたせいで霞んでしまっていますが、内容は上々と言えます。今回も再度、得意の東京コース。昨年のパフォーマンスを考えても、軸に据えない手はありません。馬券は◎○、◎▲の2頭軸から各印の馬へ流す3連単で。

【元下っ端のしたM】
今日の東京の馬場は、外を回した人気馬は、手応えの割に伸びを欠くように見えました。内枠、先行力を生かせるタイプを重視したいと思います。アンコイルドは北海道で激走しただけに重い芝向きにも思えますが、東京でも4戦3連対。機動力を生かして、レガシーワールド的な勝利を期待します。

【K3】
ちょうど次号の付録を作っているもんで、頭の中が「馬券裁判男」一色になっています。なので、今回は血統や調教はなるべく見ずに、JRDBデータを使って卍転生馬券にしたいと思います。まず、卍予想の鉄則として1番人気は買わない(買ったとしても馬単、3連複、3連単のヒモ程度)。つまり、ジェンティルドンナを消します。これは、的中率よりも回収率を重視するためで、1番人気が飛んだときにこそ妙味があるという考え方に基づいています。

中心にするのは、激走指数1位、IDM4位、ゴール順位4位、厩舎指数2位、調教指数2位のゴールドシップ。東京芝2400mでジェンティルドンナを消してゴールドシップを買うなんて、『血統ビーム』の担当としてあるまじき行為ですが、今日は卍予想なので許してください。でも、ジェンテイルドンナに昨年ほどの凄みは感じませんし、天皇賞秋のあの展開で2着に粘った疲労もあるかもしれない。それに比べてゴールドシップは5着という負け方が良かったんじゃないかと思います。馬さえ本気になれば適性なんて関係なく突き抜けるのでは?と楽観的に考えています。

相手は卍予想で上位に来そうな馬を並べましたが、気持ちを抑えきれず、最後にディープ産駒を付け足してしまいましたw

【ケシ】
『大穴血統辞典2014-2015』では「激走ステップチャート」という蛇腹が巻末についています。これは単に前走レースが何だったかではなく、前走の着順毎に疲労や脚質、タイプを知ることで穴馬が見えてくるというものです。また、ジャパンCは蛇腹に加え、本文(p278)で主要ステップの過去3~4走まで遡っています。そんなステップチャートも使いながら考えました。

ゴールドシップの前走京都大賞典5着からのステップは、複勝率25%で疲労は5段階の「1」となっています。今回、チャートに該当するレースと着順のなかで疲労が「1」なのは、このステップだけでした。中6週のローテーションもあわせて、他馬よりも疲れは残っていないと見ました。また、ダービー以来の東京コースも飽きを防ぐという意味でもプラスに捉えます。強い相手に怯まないステイゴールド産駒の現役代表としての走りを期待しています。

岩田Jの内で先行して粘る立ち回りに注目したいヴィルシーナ。そして、ファンであるイケメンジョッキー・スペンサーのドゥーナデン(シルシは△というよりハートかも…)を応援します。

【若大将】
メンバー的にスロー濃厚ですが、スローで脚を余すことを最も嫌いそうなのがゴールドシップ陣営でしょうか。近2走のような前付けはないでしょうが、スローで中盤が緩み、馬群が詰まる展開になるのであれば、鞍上的には3角あたりからの早仕掛けをやりやすい気がします。ということで、意外にスローの上がりだけという展開にはならないと読んで、アドマイヤラクティを狙ってみたいです。

過去のレースぶりから、鈍足の印象が拭えませんが、内有利の馬場で鞍上が超積極指向のウィリアムズ騎手ですから、ある程度の位置取りを獲れそうな予感。残り5Fのロングスパート勝負になれば、斬れない弱点を豊富なスタミナ面でカバーできるかと。土曜日の東京芝はサンデー祭りでしたが、その隙間をトニービンが縫っていたので、父ハーツクライというのも良いかなと。

相手は上がり勝負向きのジェンティルドンナ、エイシンフラッシュを嫌って、自力勝負に持ち込んだ際のゴールドシップと、53キロの軽量で漁夫の利がありそうなデニムアンドルビーに絞ってみます。

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