単複名人のWIN5狙い馬(5月12日)

本誌では「でる単」でお馴染みの単複名人・加納裕一氏がWIN5の狙い馬を紹介します。
ここでのルールは、1頭だけしか選ばない(ヘソ馬と呼んでいます)レースを必ず5レースのうち1レース作ること。点数を絞りながら、的中を目指す企画です。どうぞ参考にしてください!

◆京都10R(葵S)
3ティーハーフ
GI(朝日杯FS)以外の出走で、初めて1番人気を他に譲った前走も差し届かずの3着。ただし時計差なしで上がり33秒8はメンバー最速でした。ラストの攻防を振り返ってみると1400mが長すぎ?と推測できます。以前2歳500万下をこの京都1200mで勝った時は上がり34秒6で1頭だけ別次元の決め手を発揮しており、その後強いメンバーとやりながら自身の末脚にもさらに磨きをかけている段階です。ここはメンバー比較からも何かに負けるシーンはどうにも考えられません。

◆東京10R(立夏S)
5ヴィンテージイヤー
7スズカセクレターボ
12キョウワダッフィー
14タイキソレイユ

◆新潟11R(赤倉特別) 
4アドマイヤネアルコ
5ロックンロール
9ブライトボーイ

◆京都11R(栗東S)
1ラフアウェイ
3フィールドシャイン
11マルカバッケン

◆東京11R(ヴィクトリアマイル)
3ジョワドヴィーヴル
10イチオクノホシ
17サウンドオブハート
第2回のコイウタ(単6030・複1440円)をバッチリ仕留めたGIなので今年も力が入ります。強さは認めてもどうしてもジェンティルドンナ(や13レインボーダリア)の壁が破れず、目下6連敗中の11ヴィルシーナの負け癖キャラと、3週連続でGIの人気馬に騎乗しなければならない内田博Jの重圧を考えると、まずこれはピックアップできません。17サウンドオブハートを“春いちばんの上り馬”として推奨しますが、前回これにクビ差まで迫った10イチオクノホシが1400→1600なら逆転可能。昨年3着のマルセリーナとの2頭登録から松田博厩舎の3ジョワドヴィーヴル。以上3頭に賭けてみることにしました。

というわけで、12日のWIN5は、1×4×3×3×3の98点です。
WIN5を買う方は馬選びや点数の参考に、馬券勝負派の方は単複や軸馬として、加納先生の狙い馬を参考にしてください。