単複名人のWIN5狙い馬(7月29日)

本誌では「でる単」でお馴染みの単複名人・加納裕一氏による、WIN5の狙い馬を紹介します。ここでのルールは、1頭だけしか選ばない(ヘソ馬と呼んでいます)レースを必ず5レースのうち1レース作ること。点数を絞りながら、的中を目指す企画です。どうぞ参考にしてください!

◆小倉10R(佐世保特別)
1スギノエンデバー
4テイエムカルメン

◆新潟10R(岩室温泉特別)
4エーシンジェイワン
5コスモケンジ
8フォースフル
12カフェシュプリーム

◆札幌11R(クイーンS)
2オールザットジャズ
10ミッドサマーフェア

◆小倉11R(KBC杯)
1グッドマイスター
ただ1頭の3歳馬ですが、強烈な右肩上がり中。単1.5倍の重圧も難なくはねのけた、対古馬初戦の前走1000万下勝ちを見ても、1600万下はおろかオープンのカベもないに等しいです。この馬に限っては、昇級初戦にハンデ戦を選ばず定量の54でここを選んだのは大正解。相当の確信が持てる1頭チョイスなのでは?

◆新潟11R(NST賞)
3アスカトップレディ
12スマートシルエット


★加納先生の明日の注目レース
「09年を除く過去9年にのべ26頭出走して〔3・2・2・19〕という3歳馬の取捨がポイントの〔クイーンS〕ですが、今年の2頭のうちでは単を狙うとすれば10ミッドサマーフェアの方。〔オークス〕では1番人気を裏切り、しかも当時4人気4着の8アイムユアーズには大きく水を開けられる13着大敗でした。しかし、当時の人気が示すようにもともとの地力はこちらが上。それがちょっとしためぐり合わせから、1キロの差がついての出走は有利でしょう。これらをまとめて負かして古馬の貫禄を見せるとすれば2オールザットジャズ、1800mの適性を買います。前記のように10→8の序列をつけた以上、8アイムユアーズの単を狙う理由がないので、WIN5でも2頭狙いに絞るのがスジでしょう」

というわけで今週のWIN5は、2×4×2×1×2の32点です。WIN5を買う方は馬選びや点数の参考に、馬券勝負派の方は単複や軸馬として、加納先生の狙い馬を参考にしてください。