ザ・カンフルジョッキー伊吹雅也氏のセントウルS予想

▼01 岩田康誠 エーシンリジル/同騎手時 3- 1- 0- 1(複勝率80.0%)
→1600万下勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。相性自体は悪くなさそうです。

▼02 幸英明 ヘッドライナー/同騎手時 3- 3- 0- 4(複勝率60.0%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。3走前のようなレースができればチャンスはあると思います。

▼03 武豊 ファリダット/同騎手時 2- 0- 2- 3(複勝率57.1%)
→重賞3着の実績があり、好走率も高いコンビ。この馬なりにはやれるんじゃないでしょうか。

▼04 T.アングランド グリーンバーディー/初騎乗
→鞍上は今週がJRA初参戦。走ってみないことには何とも言えません。

▼05 和田竜二 テイエムオオタカ/同騎手時 0- 0- 0- 1(複勝率0.0%)
→好走例のないコンビ。もっとも、前走は展開を考えれば及第点の内容と言えそうです。

▼06 浜中俊 マジカルポケット/初騎乗
→芝はジャングルポケット産駒と相性良し。ある程度の上積みは期待できると思います。

▼07 吉田豊 サンカルロ/同騎手時 4- 2- 5-12(複勝率47.8%)
→GI2着の実績があるコンビ。ここも展開ひとつでしょう。

▼08 池添謙一 トウカイミステリー/初騎乗
→キングカメハメハ産駒と相性良し。この馬なりにはやれそうです。

▼09 田辺裕信 エーシンヴァーゴウ/同騎手時 1- 0- 1- 0(複勝率100.0%)
→重賞3着の実績があり、好走率も高いコンビ。引き続き期待できると思います。

▼10 国分恭介 ベイリングボーイ/初騎乗
→メイショウオウドウ産駒との相性が微妙。大きな上積みを期待するのは酷かもしれません。

▼11 高倉稜 シゲルキョクチョウ/同騎手時 2- 0- 0- 1(複勝率66.7%)
→オープン特別勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。相性自体は悪くないと思いますが……。

▼12 北村友一 エーシンホワイティ/同騎手時 2- 1- 1- 4(複勝率50.0%)
→重賞勝ちの実績があるコンビ。この馬なりにはやれるんじゃないでしょうか。

▼13 B.プレブル ラッキーナイン/同騎手時 3- 2- 1- 0(複勝率100.0%)
→海外でGI勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。引き続き期待できると思います。

▼14 川田将雅 ダッシャーゴーゴー/同騎手時 4- 0- 0- 3(複勝率57.1%)
→GIで2位入線の実績があり、好走率も高いコンビ。特に不安は見当たりません。

▼15 小牧太 スギノエンデバー/初騎乗
→サクラバクシンオー牡馬との相性が微妙。大きな上積みを期待するのは酷でしょう。

■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
07 吉田豊 サンカルロ
14 川田将雅 ダッシャーゴーゴー
09 田辺裕信 エーシンヴァーゴウ
02 幸英明 ヘッドライナー
03 武豊 ファリダット
01 岩田康誠 エーシンリジル
12 北村友一 エーシンホワイティ

■その他の注目コンビ
06 浜中俊 マジカルポケット
→芝はジャングルポケット産駒と相性良し。
08 池添謙一 トウカイミステリー
→キングカメハメハ産駒と相性良し。
13 B.プレブル ラッキーナイン
→海外でGI勝ちの実績があるコンビ。

 セントウルステークスはサマースプリントシリーズに出走していた馬が強いレース。前走がサマースプリントシリーズ対象レース以外だった日本調教馬は2007年以降[0-1-2-21](複勝率12.5%)と苦戦しています。また、前走がサマースプリントシリーズ対象レースだった日本調教馬のうち、その前走で単勝5番人気以内の支持を集めていた馬は2007年以降[4-1-2-13](複勝率35.0%)。前走の着順はそれほどアテにならない印象ですが、前々走以前のパフォーマンスを高く評価されていた馬は要注意です。
 なお、2007年以降の優勝馬4頭は、いずれも負担重量が55kgでした。一方、56kg以上の負担重量を課された馬は[0-3-1-33](複勝率10.8%)。牝馬や3歳馬など、相対的に負担重量の軽い馬が台頭している点は重く見るべきでしょう。
 本命は田辺裕信騎手とエーシンヴァーゴウのコンビ。同年のアイビスサマーダッシュで3着以内だった馬は2007年以降[3-1-0-4](複勝率50.0%)と安定していますし、前走も展開を考えれば及第点の内容です。別定のここなら、余程のオーバーペースでない限り押し切れると見ました。信頼できる対抗格が見当たらないので、相手は手広く押さえます。

■馬連1頭軸ながし
09=01,05,07,13,14(5点)

※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2001年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。