ザ・カンフルジョッキー伊吹雅也氏のオールカマー予想

▼01 藤岡佑介 ゲシュタルト/同騎手時 0- 0- 0- 2(複勝率0.0%)
→好走例のないコンビ。一変まではどうでしょうか。

▼02 横山典弘 コロンバスサークル/同騎手時 1- 0- 0- 0(複勝率100.0%)
→1600万下勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。引き続き期待できると思います。

▼03 吉田豊 マコトギャラクシー/同騎手時 3- 2- 0- 3(複勝率62.5%)
→1000万下勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。もっとも、このクラスでは何とも言えません。

▼04 松岡正海 マイネルラクリマ/同騎手時 0- 1- 1- 3(複勝率40.0%)
→重賞2着の実績があるコンビ。あとは距離延長がどうかだけでしょう。

▼05 的場勇人 ダイワジャンヌ/同騎手時 4- 4- 0-14(複勝率36.4%)
→1600万下勝ちの実績があるコンビ。中山芝2200mの重賞で善戦している点も評価できます。

▼06 蛯名正義 カリバーン/同騎手時 3- 1- 0- 1(複勝率80.0%)
→1600万下勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。前走も休養明け、かつ重賞初挑戦だったことを考えれば上々の内容です。

▼07 佐藤哲三 アーネストリー/同騎手時 8- 1- 5- 3(複勝率82.4%)
→GI勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。あとは状態次第でしょう。

▼08 田辺裕信 ムラマサノヨートー/初騎乗
→芝はキングヘイロー産駒と相性良し。この馬なりにはやれると思います。

▼09 田中勝春 シャドウゲイト/同騎手時 4- 3- 0-13(複勝率35.0%)
→海外でGI勝ちの実績があるコンビ。状態面に不安がなければ怖い一頭です。

■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
07 佐藤哲三 アーネストリー
09 田中勝春 シャドウゲイト
06 蛯名正義 カリバーン

■その他の注目コンビ
08 田辺裕信 ムラマサノヨートー
→芝はキングヘイロー産駒と相性良し。

 産経賞オールカマーは実績馬が強いレース。前走でJRAGIと札幌記念以外のレースに出走していた馬は2006年以降[0-2-3-46](複勝率9.8%)と苦戦しています。なお、この臨戦過程で3着以内に好走したのべ5頭は、いずれもJRA重賞で2着以内となった経験のある馬。連対した2頭は中山芝2200mのJRA重賞で優勝経験がありました。
 前走がJRAGIか札幌記念だった馬のうち、前走の4コーナーを2番手以内で通過した馬は2006年以降[3-1-0-2]。3着以下に敗れたのは、当時3歳だった2007年のサンツェッペリン(9着)と、約15ヶ月ぶりの出走だった2009年のエイシンデピュティ(14着)だけです。実績があり、なおかつ先行できる馬は素直に信頼すべきでしょう。
 本命は佐藤哲三騎手とアーネストリーのコンビ。このメンバーなら実績上位ですし、他馬のパフォーマンスを検討すればするほど先着を許す可能性は低いように思えます。相手も蛯名正義騎手とカリバーンのコンビに絞って良さそう。休養明けの前走が上々の内容でしたし、中山芝2200mに替わる点も大きなマイナスとは思えません。以下、このコースが合いそうなコロンバスサークル、ダイワジャンヌ、JRA重賞で連対経験のあるマイネルラクリマ、シャドウゲイトを3着候補として押さえました。

■3連単フォーメーション
06,07→06,07→02,04,05,09(8点)

※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2001年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。