ザ・カンフルジョッキー伊吹雅也氏の関屋記念予想

▼01 松岡正海 エイシンサクセス/同騎手時 1- 0- 0- 0(複勝率100.0%)
→芝はオペラハウス産駒と相性良し。500万下勝ちの実績もあるコンビです。

▼02 田中勝春 アブソリュート/同騎手時 7- 1- 2-12(複勝率45.5%)
→重賞勝ちの実績があるコンビ。芝1600mのGIIIならもう少しやれると思います。

▼03 柴田大知 マイネルファルケ/初騎乗
→ロベルト系との相性が微妙。走ってみないことには何とも言えません。

▼04 和田竜二 ガンダーラ/同騎手時 5- 5- 1-12(複勝率47.8%)
→1600万下勝ちの実績があるコンビ。あとは相手関係とコース適性次第でしょう。

▼05 丸山元気 セイクリッドバレー/同騎手時 1- 0- 1- 0(複勝率100.0%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。引き続き期待できると思います。

▼06 北村宏司 サトノフローラ/初騎乗
→アグネスタキオン産駒との相性が微妙。大きな上積みを期待するのは酷でしょう。

▼07 吉田豊 スズジュピター/同騎手時 0- 0- 0- 1(複勝率0.0%)
→好走例のないコンビ。一変まではどうでしょうか。

▼08 柴田善臣 リザーブカード/同騎手時 1- 0- 0- 2(複勝率33.3%)
→500万下勝ちの実績があるコンビ。もっとも、その後は苦戦が続いていました。

▼09 安藤勝己 レインボーペガサス/同騎手時 3- 2- 3- 6(複勝率57.1%)
→地方でGI3着の実績があるコンビ。1800m以下のレースではあまり崩れていません。

▼10 蛯名正義 スペシャルハート/初騎乗
→フォーティナイナー産駒との相性が微妙。過信禁物だと思います。

▼11 田辺裕信 マイネルクラリティ/初騎乗
→グラスワンダー産駒と相性良し。この馬なりにはやれそうです。

▼12 福永祐一 エアラフォン/初騎乗
→デュランダル産駒との相性が微妙。騎手別成績がハッキリしているタイプだけに……。

■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
05 丸山元気 セイクリッドバレー
02 田中勝春 アブソリュート
09 安藤勝己 レインボーペガサス

■その他の注目コンビ
01 松岡正海 エイシンサクセス
→芝はオペラハウス産駒と相性良し。
11 田辺裕信 マイネルクラリティ
→グラスワンダー産駒と相性良し。

 関屋記念は実績馬が強いレース。前走でJRA重賞以外のレースに出走していた馬は2006年以降[0-1-3-43](複勝率8.5%)と苦戦しています。
 また、近年は直線の短いコースに実績のある馬が優勢。中山芝のJRA重賞かオープン特別における連対経験のあった馬は2008年以降[3-2-2-10](複勝率41.2%)と信頼できますし、2008年3着のタマモサポートも福島芝のJRA重賞で優勝経験のある馬でした。「外回り」のイメージに惑わされず、直線の短いコースで先行策やマクリを打てる馬に注目したいところです。
 本命は丸山元気騎手とセイクリッドバレーのコンビ。乗り替わり後の2戦が好内容ですし、このメンバーなら実績もコース適性もアタマひとつ抜けています。脚質的に少頭数もプラスでしょう。
 相手は少頭数がプラスに働きそうなアブソリュート、中山芝に実績のあるマイネルファルケ、当レース巧者のリザーブカード。重賞にこれといった実績のない馬は評価を下げました。

■3連複フォーメーション
05=02,03,08=02,03,07,08,09,11,12(15点)

※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2001年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。