ザ・カンフルジョッキー伊吹雅也氏の小倉記念予想

▼01 川田将雅 ホクトスルタン/同騎手時 0- 0- 0- 1(複勝率0.0%)
→好走例のないコンビ。この馬なりにはやれそうな気もしますが……。

▼02 武豊 ナリタクリスタル/同騎手時 5- 4- 1- 3(複勝率76.9%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。引き続き期待できると思います。

▼03 小牧太 サンライズマックス/同騎手時 0- 0- 0- 1(複勝率0.0%)
→好走例のないコンビ。大きな変わり身を期待するのは酷かもしれません。

▼04 武幸四郎 ヤマニンキングリー/初騎乗
→アグネスデジタル産駒との相性が微妙。一変まではどうでしょうか。

▼05 上村洋行 アドマイヤメジャー/同騎手時 0- 0- 0- 1(複勝率0.0%)
→好走例のないコンビ。過信禁物だと思います。

▼06 和田竜二 リクエストソング/同騎手時 0- 1- 0- 0(複勝率100.0%)
→オープン特別で2着の実績があり、好走率も高いコンビ。ここ3戦はコンビ実績のない鞍上だったので度外視可能です。

▼07 川須栄彦 ホッコーソレソレー/初騎乗
→キングヘイロー産駒との相性がいまひとつ。大きな変わり身を望むのは酷でしょう。

▼08 酒井学 ホワイトピルグリム/初騎乗
→クロフネ産駒との相性が微妙。この馬なりにはやれそうな気もしますが……。

▼09 熊沢重文 キタサンアミーゴ/初騎乗
→フジキセキ産駒との相性が微妙。走ってみないことには何とも言えません。

▼10 鮫島良太 トーホウアラン/同騎手時 1- 0- 1- 2(複勝率50.0%)
→重賞勝ちの実績があるコンビ。あとは状態面がどうかだけです。

▼11 北村友一 ドモナラズ/同騎手時 2- 0- 0- 5(複勝率28.6%)
→1000万下勝ちの実績があるコンビ。もっとも、オープンクラスでは苦戦が続いています。

▼12 秋山真一郎 サンライズベガ/同騎手時 1- 0- 1- 0(複勝率100.0%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。前走はコンビ実績のない鞍上だったので度外視可能でしょう。

▼13 岩崎祐己 ワルキューレ/初騎乗
→サンデーサイレンス系と相性良し。ハンデ差が活きれば面白そうです。

▼14 藤岡康太 ヤマニンウイスカー/同騎手時 1- 0- 0- 2(複勝率33.3%)
→1000万下勝ちの実績があるコンビ。もっとも、オープンクラスでは苦戦が続いています。

▼15 幸英明 コスモファントム/初騎乗
→芝はボールドルーラー系との相性が微妙。一変まではどうでしょうか。

▼16 佐藤哲三 アンノルーチェ/同騎手時 0- 1- 1- 2(複勝率50.0%)
→重賞3着の実績があるコンビ。この馬なりにはやれそうです。

▼17 浜中俊 イタリアンレッド/同騎手時 5- 0- 1- 2(複勝率75.0%)
→1600万下勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。相性自体は悪くないと思います。

▼18 太宰啓介 エーシンジーライン/初騎乗
→ストームバード系との相性がいまひとつ。大きな上積みを期待するのは酷でしょう。

■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
12 秋山真一郎 サンライズベガ
02 武豊 ナリタクリスタル
16 佐藤哲三 アンノルーチェ
10 鮫島良太 トーホウアラン
11 北村友一 ドモナラズ
17 浜中俊 イタリアンレッド
14 藤岡康太 ヤマニンウイスカー
06 和田竜二 リクエストソング

■その他の注目コンビ
13 岩崎祐己 ワルキューレ
→サンデーサイレンス系と相性良し。

 小倉記念は好走馬の血統に偏りがあるレース。父か母の父にグレイソヴリン系種牡馬を持つ馬は2006年以降[2-2-2-6](複勝率50.0%)と信頼できます。また、父にサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬も、前走がJRAのレース、かつ前走の4コーナーを5番手以下で通過した馬に限ると2006年以降[4-1-2-16](複勝率30.4%)。先行馬はまったく信頼できませんが、差し馬なら人気薄でもしっかりチェックしておくべきでしょう。
 なお、今開催の小倉芝(1日目終了時点)は全体的に内めの枠が優勢。外を通った馬が伸びないということはありませんけど、外枠の先行馬は押し並べて苦戦している印象でした。
 本命は和田竜二騎手に乗り替わるリクエストソング。ここ3戦はコンビ実績のない鞍上だったので度外視できますし、血統からもこのレースは合っていると思います。後続が早めに仕掛けて粘り強さを問われる展開になればチャンスです。
 相手は実績上位のナリタクリスタル、直線の短いコースが向いているアドマイヤメジャー、母の父にトニービンを持つキタサンアミーゴ、差しの決まる展開なら面白いトーホウアラン。外めの枠に入った馬は評価を下げました。

■3連複フォーメーション
06=02,05,09,10=02,03,05,09,10,12,13,17(22点)

※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2001年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。