超抜本の見所 その1

Ks036こんにちは、K3です。
今日は10月29日に発売される『100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ 〝超抜〟のデキを調教欄から見抜く方法』(井内利彰・著)の見所を紹介していきます。あいかわらずタイトルが長くてすみません。

■第1章 前代未聞の調教師アンケート
今回はオープニングから無茶をします。馬の調子に関する質問を15名の調教師にぶつけているのですが、質問内容が「馬は鍛えて強くなりますか?」「併せ馬をすると調子が上がりますか?」「馬の好調期間は調教で持続できますか?」という、今まであえて誰も聞かなかったようなことばかり。「併せ馬〜」なんてダビスタですからね。
しかし、これらの質問に対し予想外の答えが返ってくるから面白い。詳しくは新書を見ていただくということにして、ここではひとつだけ紹介しておきましょう。
「馬は鍛えて強くなりますか?」に対する、松田国英調教師のコメント。
「怪我をしない程度に馬の限界まで調教で鍛えます。そうすることでレースでは楽になります」
さすがです。レースで馬に楽をさせるために鍛える。重みのある言葉ですね。確かに馬がレースで苦しい思いをすれば、レースが嫌いになって走ってくれないでしょうからね。このアンケートには、こういった精神的効果に関する回答も目立ちます。
で、ここでひとつ疑問が。マツクニ先生のいう「限界」ってどこなんでしょう?
実際に目に見えるものではありませんよね。てことは、限界まで鍛えようとして、いつの間にか能力の限界値を越えていることだってあるのでは? ここで「超抜」への足がかりをつかんだわけです。

第2章以降の解説は後日。

amazonからのご予約はこちら