カンフルジョッキー伊吹雅也氏のオールカマー記念予想

01 松岡正海 サンライズベガ
【同騎手成績】
1- 1- 3- 1(複勝率83.3%)
【相性診断】
 重賞3着の実績があり、好走率も高いコンビ。この馬なりにはやれると思います。

02 吉田豊 トウショウシロッコ
【同騎手成績】
3-10- 4-16(複勝率51.5%)
【相性診断】
 重賞2着の実績があり、好走率も高いコンビ。コース替わりでさらに上積みを期待できそうです。

03 池添謙一 ドリームジャーニー
【同騎手成績】
5- 2- 3- 6(複勝率62.5%)
【相性診断】
 GI勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。昨年よりもレースはしやすいんじゃないでしょうか。

04 横山典弘 ミッキーミラクル
【同騎手成績】
2- 0- 1- 3(複勝率50.0%)
【相性診断】
 1600万下勝ちの実績があるコンビ。ただ、各種スピード指数を見る限り、もう少し上積みがないと好走は難しいかもしれません。

05 藤田伸二 シンゲン
【同騎手成績】
5- 1- 1- 2(複勝率77.8%)
【相性診断】
 重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。休養明けは問題ないタイプです。

06 後藤浩輝 シルポート
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
 ホワイトマズル産駒との相性が微妙。過信禁物だと思います。

07 津村明秀 デストラメンテ
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
 芝はグレイソヴリン系牡馬と相性良し。乗り替わりの影響は小さいと見ました。

08 蛯名正義 ミステリアスライト
【同騎手成績】
5- 0- 0- 2(複勝率71.4%)
【相性診断】
 1600万下勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。ただ、各種スピード指数を見る限り、もう少し上積みがないと好走は難しいかもしれません。

09 武士沢友治 ベンチャーナイン
【同騎手成績】
2- 1- 0-11(複勝率21.4%)
【相性診断】
 重賞2着の実績があるコンビ。一変まではどうかとも思いますが、前走はコンビ実績のない鞍上だったので度外視可能でしょう。

10 安藤勝己 ジャミール
【同騎手成績】
3- 4- 1- 2(複勝率80.0%)
【相性診断】
 重賞2着の実績があり、好走率も高いコンビ。あとはコース替わりがどうかだけです。

■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
03 池添謙一 ドリームジャーニー
05 藤田伸二 シンゲン
02 吉田豊 トウショウシロッコ

■その他の注目コンビ
07 津村明秀 デストラメンテ
→芝はグレイソヴリン系牡馬と相性良し。

 産経賞オールカマーはイメージ以上に「格」がモノを言う一戦。前走がJRA重賞以外だった馬は〔0・1・2・23〕(複勝率11.5%)と苦戦しています。また、脚質的には先行馬が優勢。前走がJRA重賞、かつ1コーナーを5番手以内で通過した馬は〔7・3・3・15〕(複勝率46.4%)と堅実です。
 もうひとつポイントを挙げるなら、やはり中山実績でしょうか。2005年以降の5年間に限ると、中山芝のJRA重賞で3着以内となった経験がある馬は〔5・4・2・24〕(複勝率31.4%)。連対馬の大部分が該当しています。前走2着以下、かつ勝ち馬とのタイム差が1秒以上だった馬を除けば〔4・4・2・11〕(複勝率47.6%)。中山適性と順調さを兼ね備えた馬であれば申し分ありません。
 本命は吉田豊騎手とトウショウシロッコのコンビ。中山芝2000m以上ではほとんど崩れていませんし、サマー2000シリーズでも昨年や一昨年より充実したパフォーマンスを見せてくれました。先行力がない点は気になりますけど、10頭立てのここならある程度はカバーできるハズ。この馬なりのレースができれば上位争いに食い込んでくると思います。
 相手は先行力のあるサンライズベガ、実績上位のドリームジャーニー。以下も、前走が重賞だった馬に絞りました。

■3連複フォーメーション
02=01,03=01,03,05,06,10(7点)

※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2000年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。