世界の村田が行く! ロイヤルアスコット2010フォトレポート

毎号、素敵な写真が本誌を飾っている村田カメラマンより、ロイヤルアスコットの写真が届きました。
ロイヤルアスコットとは、英国王室が所有するアスコット競馬場で開催され、5日間のうちにG1が6レース組まれるなど非常に格式が高く「ロイヤルアスコット(アスコット王室競馬主催)」と称されるものです。第一回は1771年と歴史もある開催です。
このロイヤルアスコットを毎年取材し、ライフワークとしている村田カメラマン。今年はどんなドラマがあったのでしょうか。ここでは、日本に縁のある馬を中心に3点ほど紹介します。世界の競馬のワンシーンを、村田カメラマンの解説とともにお楽しみください。

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上:エルコンドルパサーを所有していた渡邊隆オーナーのイギリス調教馬ロンドンストライプがロイヤルアスコット開催3日目の最終レースに登場。一番人気に支持されましたが、半馬身差の2着でした。

中:日本でおなじみのパープルムーンがロイヤルスコット3日目のゴールドカップG1を優勝。

下:帽子で埋め尽くされるロイヤル開催に、サッカーワールドカップ使用の帽子で登場。

ロイヤルアスコット開催ではありませんが、同じアスコット競馬場で行われたキングジョージで堂々の3着だったハーツクライの子供たちが、いよいよデビューします。橋口調教師はハーツの仔でふたたびイギリスへ挑戦したいと仰っているそうですね。初年度産駒からその馬が誕生するか、注目していきたいところです。