カンフルジョッキー伊吹雅也氏の高松宮記念予想

01 北村友一 セブンシークィーン
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
 芝はコロナドズクエスト産駒と相性イマイチ。一変まではどうでしょうか。

02 秋山真一郎 アイルラヴァゲイン
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
 芝はエルコンドルパサー産駒と相性良し。乗り替わりも問題ないタイプです。

03 横山典弘 アルティマトゥーレ
【同騎手成績】
2- 0- 0- 1(複勝率66.7%)
【相性診断】
 重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。この馬なりにはやれると思います。

04 柴田善臣 ショウナンカザン
【同騎手成績】
2- 7- 4- 2(複勝率86.7%)
【相性診断】
 1000万下で2着の実績があり、好走率も高いコンビ。もっとも、乗り替わり後に本格化した印象は否めません。

05 川田将雅 トウショウカレッジ
【同騎手成績】
0- 0- 0- 2(複勝率0.0%)
【相性診断】
 好走例のないコンビ。一変まではどうでしょうか。

06 四位洋文 キンシャサノキセキ
【同騎手成績】
1- 0- 0- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
 重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。引き続き期待できると思います。

07 小牧太 カノヤザクラ
【同騎手成績】
3- 0- 2- 4(複勝率55.6%)
【相性診断】
 重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。あとは休み明けとコース替わりがどうかだけです。

08 佐藤哲三 エーシンエフダンズ
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
 芝はストームバード系と相性イマイチ。過度の期待は禁物でしょう。

09 勝浦正樹 ファイングレイン
【同騎手成績】
0- 0- 0- 1(複勝率0.0%)
【相性診断】
 好走例のないコンビ。もっとも、前走がまずまずの内容だっただけに侮れません。

10 酒井学 ヘッドライナー
【同騎手成績】
1- 0- 0- 2(複勝率33.3%)
【相性診断】
 オープン特別勝ちの実績があるコンビ。ここも展開次第なんじゃないでしょうか。

11 池添謙一 エイシンタイガー
【同騎手成績】
2- 1- 0- 2(複勝率60.0%)
【相性診断】
 オープン特別勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。ハマれば重賞でも善戦は可能です。

12 熊沢重文 グランプリエンゼル
【同騎手成績】
3- 0- 1- 2(複勝率66.7%)
【相性診断】
 重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。あとはこの馬の適性次第だと思います。

13 吉田豊 サンカルロ
【同騎手成績】
3- 1- 4- 4(複勝率66.7%)
【相性診断】
 重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。ここへ来て安定感が出てきました。

14 古川吉洋 スズカコーズウェイ
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
 ストームバード系と相性イマイチ。やってみないことには何とも言えません。

15 幸英明 プレミアムボックス
【同騎手成績】
2- 1- 0- 5(複勝率37.5%)
【相性診断】
 重賞勝ちの実績があるコンビ。末脚の安定感は高く評価すべきだと思います。

16 岩田康誠 エーシンフォワード
【同騎手成績】
1- 0- 0- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
 重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。引き続き期待できるんじゃないでしょうか。

17 安藤勝己 ビービーガルダン
【同騎手成績】
6- 3- 2- 4(複勝率73.3%)
【相性診断】
 GI2着の実績があり、好走率も高いコンビ。あとはコース替わりがどうかだけでしょう。

18 田中勝春 ピサノパテック
【同騎手成績】
0- 1- 1- 1(複勝率66.7%)
【相性診断】
 重賞3着の実績があり、好走率も高いコンビ。展開さえ向けばこの距離でもやれると思います。

■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
17 安藤勝己 ビービーガルダン
03 横山典弘 アルティマトゥーレ
16 岩田康誠 エーシンフォワード
07 小牧太 カノヤザクラ
10 酒井学 ヘッドライナー
15 幸英明 プレミアムボックス
13 吉田豊 サンカルロ

■その他の注目コンビ
02 秋山真一郎 アイルラヴァゲイン
→芝はエルコンドルパサー産駒と相性良し。

 高松宮記念はマイル以上の距離に実績のある馬が強いレース。特に芝1600m以上のJRA重賞で連対経験がある馬は〔7・6・5・38〕(複勝率32.1%)と堅実です。一方、芝1200m以下のJRA重賞で優勝経験があった馬は、2005年以降の5年間に限ると〔1・2・3・32〕(複勝率15.8%)。「芝1200mが得意な馬は割り引き」と言えてしまいそうなぐらい、スプリント重賞の常連組が苦戦しています。
 前走レース別成績を見ると、前走で阪急杯に出走していた馬が〔6・6・3・45〕(複勝率25.0%)と好調。阪急杯が芝1400mとなった2006年以降も傾向に変化はありません。前走着順が良かった馬ほど好成績なので、今年も阪急杯の上位馬を中心に予想を組み立てていくべきでしょう。
 本命は吉田豊騎手とサンカルロのコンビ。芝1600mのJRA重賞で優勝経験のある馬ですし、臨戦過程も申し分ありません。高松宮記念は外枠の差し馬が強く、先週の中京芝1200mも差し馬が優勢。道中の位置取りが多少悪くなったとしても、十分に差し届くと見ました。
 相手は乗り替わりがプラスに働きそうなアイルラヴァゲイン、高松宮記念で好走経験があるキンシャサノキセキ、レースをしやすそうな枠に入ったスズカコーズウェイ、プレミアムボックス、エーシンフォワード、ピサノパテック。3連複1頭軸ながしを買い目のベースにしますけど、90点買いが可能であれば3連単のマルチで100万馬券を狙ってみたいですね。あとは先行勢を買い目から外す代わりに、馬単ながしをおさえておきたいと思います。

■3連単1着軸ながしマルチ
13⇔06,15,16⇔06,15,16(18点)
■3連複フォーメーション
13=02,06,14,15,16,18=02,14,18(12点)
■馬単1着軸ながしマルチ
13⇔02,06,14,15,16,18(12点)

※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2000年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。