片野治雄の飛び込みファミリーテーブル予想

前回言った「スピード型No 」と「スタミナ型No 」の分類分けを使って1/24に行なわれたの平安Sを振りかえってみましょう。

過去10年の結果を見てわかるのは、5勝を挙げている2号をはじめ2年連続で連を確保したメイショウトウコン[22-d]、勝ち馬こそないものの3年連続で馬券圏内に入っている7号・・・。つまりこの平安Sは3・4コーナーの勝負所から最後の直線にかけて馬群が固まり易くなるので、決め手に特化したタイプよりも器用に馬群を捌く事ができるタイプ(スピード型)に向いたレースであると推測できます。

さらに言えばスタミナ型No で活躍した馬は全て気性の激しさを持ち短距離重賞や牝馬G1で活躍馬を数多く輩出する米国チックな分枝記号(b.....n)を持つタイプばかり。そうしてピックアップしたのはスピード型13号のネイキッド[13-a]とf記号を持つウォータクティクス[8-f]・ダイシンオレンジ[3-f]2頭を合わせた3頭で、正直この馬連3点ボックスは相当固いと思ってましたが・・・勝ったのは経験則を基にレベルを上げてくるr記号馬ロールオブザダイス[1-r]でした。血統的には可もなく不可もないタイプでしたが、血統的なアドバンテージのあった2・3着馬とはランクが1つ違った感じです。