2024年4月

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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

血統データ

2010年11月20日 (土)

東京スポーツ杯2歳Sの展望……ではないですが

ここ5年間にメイショウサムソン、ナカヤマフェスタ、ローズキングダムといった大物が連対しているように、素質重視で買いたいレース。器を見抜く眼が問われますね。キャリアよりも素質優先ですから、新馬戦を勝ったばかりの馬でも即連対できます。

予想めいたことを書くと有料予想を出したところに迷惑が掛かるので、血統を見て気がついたことを2つほど。

■トーセンケイトゥー、リフトザウイングスという有力馬2頭を送り出すハーツクライは、秋口までの快進撃がウソのように、1ヵ月以上も勝ち星に見放されています(現在27連敗)。この急ブレーキは予想できませんでした。

10月7日のエントリー「ハーツクライとサンデーを比べてみると」のなかで、「ディープインパクトの子に比べて頭数が3分の2程度なので、この先、数の上では抜かれる可能性があるものの、アベレージでは優位を保つのではないでしょうか」と記しました。いまや数だけでなく、かつては上回っていた勝率、連対率、複勝率においてもディープインパクトに後れをとっています(それでもなお優秀な数字ではありますが)。

おもしろいのはいまだに左回りの芝で勝ち星がないこと。直線コースを除いた新潟では4戦未勝利。東京では10戦未勝利。2着も1回だけです。

土曜東京4R(芝1600m)には、某POGで指名したダノンハローが出走します。新馬戦で2着したときはすぐにでも勝ち上がれると思ったのですが、その後は9着、5着。今回は目先を変えて関東に遠征してきて、鞍上もスミヨン騎手にスイッチ。全体で27連敗中、左回りで14連敗中ですが、確率的にそろそろ勝ってもいいような……。

■フェイトフルウォーは「ステイゴールド×メジロマックイーン」。この組み合わせは過去にドリームジャーニーを含めて4頭がデビューし、すべて新馬戦を勝ち上がっています。

ステイゴールド産駒は晩成の傾向が見られ、新馬戦ではむしろ買いづらいタイプ。それで初戦からこれだけ走るのですからニックスといえます。

過去、新馬戦に出走した「母の父メジロマックイーン」は62頭おり、そのうち勝ち上がったのは5頭しかいないのですが、うち4頭がステイゴールド産駒。この組み合わせの優秀さが分かります。

この4頭にはもうひとつ、“2代母の父が Northern Dancer の息子”という共通点があります(つまり Northern Dancer 5×4)。父がメジロマックイーンで母の父が Northern Dancer の息子、という配合の繁殖牝馬がいたら、とりあえずステイゴールドを付けておけば走りそうな気がします。

2010年10月26日 (火)

ディープインパクト産駒、土日で4勝(1)

10月22日のエントリー(ディープインパクト産駒、今週10頭出走)に記したように、今週はうまくいけば3~4頭は勝てそうな情勢でした。期待どおりしっかり勝てるというのはいいですね。

土曜日
 東京2R 未勝利戦  芝1400m フジハヤブサ    9着
 東京4R 新馬戦   芝1800m エアジョイント   5着
 東京9R いちょうS 芝1600m ヒラボクインパクト 取消
 京都3R 未勝利戦  芝2000m スマートロビン   2着
 京都5R 新馬戦   芝1600m ドナウブルー    1着

日曜日
 東京2R 未勝利戦  芝1600m ナイスアゲイン   3着
 東京3R 未勝利戦  芝2000m サトノペガサス   1着
 東京5R 新馬戦   芝1400m リアルインパクト  1着
 京都5R 新馬戦   芝1800m ダノンバラード   1着
 京都5R 新馬戦   芝1800m フェアープライド  7着

夏ごろは明らかに期待先行で、7月から8月にかけてちょっと苦しい時期もありました。しかし、秋風が吹いたあたりからエンジンが掛かり、10月に入ってさらに加速しています。10月の成績は〔8・4・2・9〕。勝率34.8%、連対率52.2%、複勝率60.9%です。

夏のローカル短距離戦に向いたタイプではない、ということは常々言ってきたことですが、それよりも単純に、ここにきて期待馬が続々とデビューを迎えているということでしょう。1年で最もレベルが高いこの時期の新馬戦を、ディープインパクト産駒がどんどん勝ち上がっているわけですから、今後の重賞戦線は同産駒が中心となって展開していきそうな予感がします。もちろん、一方の雄ハーツクライも大物を揃えているので、これから来年春にかけて両産駒の大決戦となりそうですね。楽しみです。

初年度のサンデーサイレンス(94年)は、まったく同時期に18勝ですから、現在18勝のディープインパクトはこれにぴったり並びます。産駒数はディープのほうが多いので、サンデーサイレンスが記録した初年度産駒の勝利数記録「30勝」は、高い確率で更新できるのではないかと思います。

明日は勝ち上がった馬の血統を解説します。(続く)

2010年10月23日 (土)

京都芝1600mのキングカメハメハ

馬券検討に「TARGET frontier JV」を利用される方は多いのではないでしょうか? “血統”というファクターからさまざまな切り口を見つけるのは楽しいものです。

たとえば、土曜日の京都9R三年坂特別(芝1600m)。

上位人気に推されるであろうカネトシディオスの父はキングカメハメハですが、TARGETで調べてみると、同種牡馬が京都芝1600mであまり走っていないことが分かります。

京都芝コースにおけるキングカメハメハ産駒の距離別連対率を並べてみましょう。

芝1200 20.0%
芝1400 26.9%
芝1600  9.5%
芝1800 22.4%
芝2000 20.8%
芝2200 37.5%
芝2400 11.1%

サンプル数が少ない芝2400mを除けば、おおむね20%を超えているのですが、芝1600mだけが抉られた谷間のようにガクンと成績を落としています。これを見てしまうとカネトシディオスの評価を控えめにしたくなります。

しかし、ちょっと待った!

事はそう単純ではありません。周知のとおり、京都の芝コースには“内回り”と“外回り”があります。同距離のレースであっても内回りで行われたり外回りで行われたりするのですからややこしいですね。これらは別コースですからちゃんと区別しなければなりません。

“内回り芝1600m”は、2、3歳限定の新馬、未勝利、500万クラスで使用されます。“外回り芝1600m”は、それ以外の条件で使用され、上級条件や重賞はすべてこちらで行われます。

項目集計を「距離」にして解析すると、内回りと外回りが合算されてしまうので正確な数字は出てきません。両者をそれぞれ表示するには「コース」を選択する必要があります。すると、以下のような数字が出てきます。

芝1600内  6.8%
芝1600外 20.0%

外回りコースでは他の距離と同程度の成績を残しているのですが、内回りコースでは惨憺たる有様です。59戦して4連対ですから酷いですね。

芝1200、1400、2000mなど、他の内回りコースでは普通に走っているので、両者の成績の差を直線の長さに求めるのは危険です。なんだか分からないけど走らない、と現状では結論づけるしかありません。

三年坂特別は外回りで行われるので、カネトシディオスをコース適性の観点から評価下げするのは間違い、ということです。同じケースは新潟芝2000mでも発生します。この2つのコースは適性を調べる際に注意が必要です。

2010年10月 9日 (土)

得意条件のペルーサ

レースを見ていて、特定の血統が“最近よく来るなぁ”と気付くことは大事ではないかと思います。たとえば、この秋なら芝におけるゼンノロブロイ産駒。

同産駒は基本的に忙しい競馬に向いていないため、芝1200mでは用なしです。能力の高い2歳馬がこの距離に出走してきたとき以外は買えません。馬券で狙える対象は芝1400m以上です。

9月に入ってから、芝1400~1800mに出走したゼンノロブロイ産駒は19戦10連対。率に直すと52.5%。そのなかにはアニメイトバイオが勝ったローズS(G2・芝1800m)も含まれています。このレンジでは来まくってますね。8月3日のエントリー(夏は買えないゼンノロブロイ産駒)で「ゼンノロブロイ産駒は秋競馬が始まってからが買いです」と記しましたが、そのとおりの事態となっています。

この流れで注目されるのは毎日王冠に出走するペルーサ(父ゼンノロブロイ)。今回は芝1800mですから上記の条件に当てはまります。過去、このレースで連対した3歳馬は、ニッポーテイオー、オグリキャップ、エルコンドルパサーと歴史的名馬ばかり。ただ、この馬も相当な器ではないかと思うので、家賃が高いということはないでしょう。

問題は雨。予報によると土曜から日曜にかけてしっかり降るようです。毎日王冠が東京芝1800mで行われるようになってから、重~不良だったことは2回(85年、95年)あります。85年は7頭立ての5番人気ゴールドウェイが勝ち、95年は14頭立ての10番人気スガノオージが勝ちました。いずれも波瀾の決着となっています。降水量によっては思い切った穴狙いがいいのかもしれません。

なお、毎日王冠当日の東京競馬場では、翌日に行われる盛岡の南部杯(G1・ダ1600m)の前売り馬券が発売されます。BCクラシック(米G1・ダ10f)に出走を予定しているエスポワールシチーの壮行レースでもありますね。発売場所はフジビュースタンド1階・101投票所(府中本町と通じる西門寄りのところ)。最終レース終了後はかなり混むのでご注意を。

2010年10月 8日 (金)

ハーツクライとサンデーを比べてみると

先週のハーツクライ産駒は5頭出走して〔3・1・0・1〕。勝った馬は9、4、6番人気でした。人気薄でも平気で勝ってしまいます。いったい何なのでしょうね、これは。

札幌芝1500mの未勝利戦を勝ったインダクティ(9番人気)は、4コーナー手前で最後方の位置取り。それが直線で大外に持ち出すと、1頭だけ違う脚いろで差し切ってしまいました。周知のとおりこのコースは逃げ馬天国で先に行った馬が圧倒的に有利。こういう勝ち方はあまり記憶にありません。

9月の中山・阪神開催が終了した時点で13勝。とうとうディープインパクト(11勝)を抜いて新種牡馬の勝ち星ランキングでトップに立ちました。もちろん、ディープインパクトも素晴らしく優秀な成績で、新種牡馬としては過去最高レベルです(同時期の勝率、連対率、複勝率を比較すると05年のアグネスタキオンよりも上)。しかし、ハーツクライはさらにその上を行きます。

過去の新種牡馬で、ハーツクライと比較対象となるのは、もはやその父サンデーサイレンスのみ。9月の中山・阪神開催が終了した時点の成績を比べてみます(サンデーの成績は94年のもの)。

★サンデーサイレンス〔15・6・6・9〕(全36走)
  勝 率 41.7%
  連対率 58.3%
  複勝率 75.1%

★ハーツクライ〔13・8・3・12〕(全36走)
  勝 率 36.1%
  連対率 58.3%
  複勝率 66.7%

勝率と複勝率では負けているものの、連対率では並んでいます。サンデーサイレンスの初年度成績は空前絶後といっていいので、それに僅差で食い下がることがいかに凄いことかお分かりいただけると思います。サンデーサイレンスが種牡馬デビューしたころは、ライバルとなるサンデー系は存在しませんでした。当時よりもはるかに競争が激しい現在、これだけの成績を挙げているわけですから、能力は父とほとんど変わらないかそれ以上の可能性も考えられます。

サンデーサイレンス産駒がデビューした当時に感じたのは、ゴール前の迫力と強さです。まるで獰猛な肉食獣のように、前に馬がいるとダイナミックなフットワークで襲いかかって抜いてしまうので、これはケタが違うと舌を巻いたものです。ハーツクライ産駒を見ているとその姿がオーバーラップしますね。ゴール前の迫力がほかの馬とは違います。

「サンデーサイレンス×トニービン」ですから、東京や京都開催が苦手ということはないでしょう。ディープインパクトの子に比べて頭数が3分の2程度なので、この先、数の上では抜かれる可能性があるものの、アベレージでは優位を保つのではないでしょうか。

2010年9月18日 (土)

中山芝2200mで買える血、買えない血

長年馬券を買っている方ならお分かりだと思いますが、中山芝2200mはスタミナが必要です。中山コースではマイラーが芝2000mをカバーできても、芝2200mとなると苦しいですね。ちょうど東京芝2400mと芝2500mのようなもので、距離はたいして違わないけれど必要とされるスタミナには明確な違いがあります。

私が最初に中山芝2200m向きの血統として意識したのは Herbager でした。これはフランスのステイヤー血統で、かの地でリーディングサイアーとなり、のちにアメリカへ渡ってからも成功しました。

日本には70年代にシーホーク、コインドシルバーといった種牡馬が輸入されました。とくにシーホークは優秀で、日本ダービーを勝ったウイナーズサークルとアイネスフウジンのほか、天皇賞・春を勝ったモンテプリンスとモンテファストの兄弟など、多くの活躍馬を送り出しました。

これらの子は中山芝2200mの重賞でよく活躍しました。

80年 セントライト記念① モンテプリンス(父シーホーク)
83年 オールカマー②   ビンゴカンタ(父コインドシルバー)
86年 アメリカJCC①  スダホーク(父シーホーク)
    オールカマー①   ジュサブロー(父シーホーク)
       〃   ③   テツノカチドキ(父コインドシルバー)
    セントライト記念② アサヒエンペラー(父コインドシルバー)
88年 アメリカJCC②  キタノイチジョー(父シーホーク)

Herbager 系はスタミナ抜群です。その一方で瞬発力はイマイチ。もしモンテプリンスに切れ味があればダービーをはじめいくつもの大レースをモノにしていたでしょう。アサヒエンペラーなどもジリ脚でしたね。

中山芝2200mを得意とするのはこういう血です。切れ味よりも粘り合いのタフなレースに強いタイプです。

今年のセントライト記念に出走馬を送り込んだ父馬の、中山芝2200mの連対率を並べてみます。

Galileo       66.7%
キングカメハメハ  26.3%
マンハッタンカフェ 24.2%
シンボリクリスエス 25.0%
グラスワンダー   19.2%
サッカーボーイ   17.6%
ダンスインザダーク 14.6%
フレンチデピュティ 14.3%
アグネスタキオン  14.0%
ゼンノロブロイ   出走歴なし

トップの Galileo は出走歴が3回(2連対)しかないのでサンプル不足。ただ、得意としていることは確かでしょう。その下のキングカメハメハ、マンハッタンカフェ、シンボリクリスエスは胸を張れる成績です。グラスワンダーとサッカーボーイはまずまず。ダンスインザダーク、フレンチデピュティ、アグネスタキオンはイマイチです。とくにアグネスタキオンは全体の連対率が高い種牡馬なので落ち込みが目立ちます。

中山のスタミナ戦では、Sadler's Wells、Roberto、Ribot 系といった血が頼りになるので、それらを持った馬を重く見たいところです。前述の Galileo も Sadler's Wells 系です。

2010年8月 4日 (水)

夏のローカルはサクラバクシンオーとジャングルポケット

昨日のエントリーでは、主要種牡馬の“中央開催”と“ローカル”における連対率をご紹介しました。

種牡馬ランキング上位10頭中8頭は、中央開催の連対率がローカルを上回っています。中央開催のほうがローカルよりも高額賞金レースが多く組まれているので、「中央開催に強い」というセールスポイントは収得賞金の多さに直結します。

例外はサクラバクシンオーとジャングルポケット。

サクラバクシンオーは7、8月の連対率が20%を超えています。この2ヵ月間は単勝回収率107%。すでに13世代がデビューを果たし、出走回数が1000回を超えているにもかかわらず、依然としてプラスをキープしているのですから凄いですね。この条件でいかに強いかが分かります。

先週日曜日も、新潟メインのNST賞(OP・ダ1200m)をアウトクラトール(1番人気)が勝ち、小倉11R・筑紫特別(500万下・芝1200m)をエナジーハート(6番人気)が勝ちました。6月19日から始まった夏のローカルでは連対率26.9%(167戦45連対)。高齢でもなお衰えない活力は見事というほかありません。

ジャングルポケットは底力のある中長距離型の種牡馬ですが、一方でローカル向きの高い適性も備えており、タスカータソルテやバトルバニヤンのようなタイプもひとつのスタンダードです。とくに北海道シリーズで強く、長距離戦を得意としているので、函館・札幌の芝2600mではほとんど無敵です。この条件では連対率54.5%(11戦6連対)。今週のみなみ北海道S(OP・芝2600m)にはグラスゴッドの登録があります。同コースで行われた前走の北海Hで単勝万馬券を出した馬です。

函館芝1800mの強さもかなりのもの。先週もトーセンジョーダンが漁火S(準OP)を勝ち、テイラーバートンがかもめ島特別(1000万下)で2着となりました。連対率は40%(20戦8連対)。今週土曜日に組まれた湯浜特別(500万下)にメジロジョンの登録があります。函館開催は今週がラストウィークなので期待したいところです。

あとは小倉芝1800~2000m、新潟芝2200~2400mあたりが得意条件。先週は小倉芝2000mでの活躍が目立ち、小倉記念(G3)でバトルバニヤン(4番人気)が2着、高千穂特別(1000万下)でロザリオ(10番人気)が2着と気を吐きました。今週日曜日に組まれた日田特別(500万下)にラッキーポケットの登録があります。

2010年8月 3日 (火)

夏は買えないゼンノロブロイ産駒

春シーズンは飛ぶ鳥を落とす勢いだったゼンノロブロイ産駒。しかし最近、なんとなく活躍を眼にしていないような気がしたので、「TARGET frontier JV」で調べてみると、やはりローカルに入ってからの成績が落ち込んでいることが分かりました。とくに芝が不調です。6月19日以降、わずか1勝しかしていません。大物が夏休みに入って稼働していないことを考慮しても微妙な成績だと思います。

ゼンノロブロイ産駒の連対率を“中央開催”と“ローカル”に分けると、クッキリとした差異が認められます。

   中央開催:21.5%
   ローカル:11.8%

これほど適性に差のある種牡馬も稀です。参考として種牡馬ランキング1~10位(8月2日現在)の成績を示します。

1位 キングカメハメハ
   中央開催:22.2%
   ローカル:17.5%

2位 フジキセキ
   中央開催:18.9%
   ローカル:17.1%

3位 クロフネ
   中央開催:20.0%
   ローカル:16.0%

4位 マンハッタンカフェ
   中央開催:18.2%
   ローカル:18.0%

5位 シンボリクリスエス
   中央開催:19.3%
   ローカル:17.0%

6位 アグネスタキオン
   中央開催:22.5%
   ローカル:19.3%

7位 スペシャルウィーク
   中央開催:16.7%
   ローカル:16.2%

8位 サクラバクシンオー
   中央開催:16.5%
   ローカル:20.0%

9位 ジャングルポケット
   中央開催:16.4%
   ローカル:16.9%

10位 ネオユニヴァース
   中央開催:19.2%
   ローカル:13.5%

ゼンノロブロイの特異性をご理解いただけると思います。もちろん、まだ二世代目がデビューしたばかりなので、時間が経てば両者の数値はもう少し縮まってくるでしょう。

月別の連対率を見ると、8月は1年のなかで最も悪い10.7%。7月は二番目に悪い14.5%。この時期は買いづらいですね。ゼンノロブロイ産駒は秋競馬が始まってからが買いです。

競馬王 2011年11月号
『競馬王11月号』の特集は「この秋、WIN5を複数回当てる」。開始から既にWIN5を3回的中させている松代和也氏の「少点数に絞る極意」、Mr. WIN5の伊吹雅也氏が、気になる疑問を最強データとともに解析する「WIN5 今秋の狙い方」、穴馬選定に困った時のリーサルウェポン、棟広良隆氏&六本木一彦氏の「WIN5は『穴馬名鑑』に乗れ!」、オッズから勝ち馬を導き出す柏手重宝氏の「1億の波動(ワオ!)」、亀谷敬正氏&藤代三郎氏が上位人気の取捨を極める「迷い続ける馬券術」、夏競馬期間中WIN5を6戦3勝している秘訣を探る「赤木一騎の次なる作戦」など、この秋、一度ならず二度、三度とWIN5を的中させるための術が凝縮されています!! また「大穴の騎手心理」では、世界を股にかけるトップジョッキー・蛯名正義騎手をゲストにお迎えしました。その他、今井雅宏氏の「新指数・ハイラップ指数大解剖」や、久保和功氏の「京大式・推定3ハロン」など、盛り沢山の内容となっています!!