母譲りの中山巧者ぶり、マイネエカテリーナ
■阪神9RのききょうS(2歳OP・芝1200m)は、1~4着までハナ、ハナ、クビの大接戦をネオヴァンクル(4番人気)が制しました。
http://www.youtube.com/watch?v=OGEA4liSQzk
小倉の未勝利戦(芝1200m)に続いての連勝です。音無秀孝厩舎の2歳馬のなかで、現在のところ勝ち星を挙げているのはこの馬だけ。クラヴェジーナがモタつく間に2勝してしまいました。クランモンタナ、ダノングーグー、ヒストリカルなど評判馬が揃っているので、京都開催で攻勢をかけてくる予感がします。
「フレンチデピュティ×サンデーサイレンス」は桜花賞馬レジネッタなど多くの活躍馬を出して成功している組み合わせです。この馬は、父がフレンチデピュティで、2代母マイライフスタイルがサンデーサイレンスの全妹ですから、配合構成が似ています。母の父にティンバーカントリーを挟むので一本調子ではありますが、緩急を必要としない1200~1400mの競馬では逆にいいのでしょう。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009106011/
サンデーサイレンスの全妹は、サンデーズシス、ペニーアップ、マイライフスタイルと3頭輸入され、かなり多くの子孫が誕生していますが、重賞を勝ったのはトーセンクラウン(中山記念)のみ。残念ながらサンデーサイレンスのような影響力は発揮していません。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2004101623/
■中山5Rの新馬戦(芝1800m)は、◎マイネエカテリーナ(4番人気)が2番手から抜け出して快勝しました。
予想は◎△〇で馬単13980円、3連単74240円的中。『ブラッドバイアス・血統馬券プロジェクト』に提供した予想文を転載します。
「◎マイネエカテリーナは『アグネスタキオン×ブライアンズタイム』という組み合わせ。母マイネヌーヴェルはフラワーC(G3)の勝ち馬で、その全弟にマイネルチャールズ(弥生賞、京成杯)とマイネルアワグラス(シリウスS)がいる良血。『アグネスタキオン×ブライアンズタイム』は芝新馬戦で連対率36.4%(11戦4連対)と走っており、母は中山巧者だったのでこのコース条件も向くはず。」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009105193/
名繁殖牝馬マイネプリテンダーの孫。予想文に記したとおり、母マイネヌーヴェルの2頭の全弟マイネルアワグラスとマイネルチャールズは重賞を勝っており、半弟マイネルヌーヴォーは中山グランドジャンプ(J・G1)の勝ち馬。つまり、マイネプリテンダーの子はデビューした4頭がすべて重賞を勝っています。この一族は中山芝コースに強く、今回の勝利で連対率46.4%(28戦13連対)となりました。
マイネプリテンダーの父はオセアニアの大種牡馬 Zabeel。その父は“南半球の Northern Dancer”と言われた Sir Tristram で、その父は Sir Ivor。この血は Halo とニックスの関係にあるので、サンデーサイレンス(その父 Halo)の系統は合うでしょう。
プニプニヨークン通信です。いつも血統に関係ないお話にお付き合い頂き恐縮です。
姫山菊花賞、好スタートを切るも名古屋・リーヴザネスト、笠松・マルヨシロワインのびっしりマークを受ける形となり、二周目3~4コーナー中間でハナを奪われ万事休す。一着タガノサイクロン(摂津盃も制覇)からは2.1秒差の11着でした。
さすがに重賞・別定になると現状では荷が重いですね。
相手の軽くなるオープン特別で、またケレン味ない逃げを期待します。
追伸 昨日のお返しコメント、ありがとうございました。若き日の栗山さんのエピソードまで披露していただき、ただただ感謝です。悪ガキたち(失礼!)の想い、連帯感の強さが伝わってくる、とてもうらやましく感じました。テレビの横をバシッと…の下りが、あぁ昔、私もやったやった! 当時の熱気、光景が目に浮かびました。
投稿: ダンディ“ゲッツ”さっさん | 2011年10月 6日 (木) 20:32
その時間、たまたま家にいたので、ネットの中継を見ていました。このクラスになるとそう簡単には勝負させてくれませんね。もう少し時間が必要かもしれません。
当時は馬券を買い始める前の清い競馬ファンでした^^ レース映像をあらためて観ると素晴らしいですね。ルドルフは当然ですが、カツラギエースもミスターシービーもいい馬です。熱いレースです。
投稿: 栗山求 | 2011年10月 7日 (金) 09:02