タイムフォームが Frankel に143ポンドを与える
10月16日のエントリーに、「タイムフォームのレーティングは10月9日時点で142ですが、この勝利を受けて143~144に上がるのではないでしょうか」と記しました。最新の『Sportinglife.com』の記事によれば、タイムフォームが Frankel に対し「143」を与えたとのこと。これは145の Sea Bird(1962年生)、144の Brigadier Gerard(1968年生)、Tudor Minstrel(1944年生)に次ぐ歴代4位の記録です。
上位3頭はいずれも40年以上前に誕生した歴史的名馬。わたし自身、リアルタイムでこのレベルの名馬を目撃するのは初めての経験です。できることなら来年、一度ぐらいはヨーロッパへ出掛けて行ってそのレースぶりを目に焼き付けたいですね。セシル調教師は2000m路線にチャレンジすることを示唆しています。ロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズS(英G1・芝10f)あたりでオルフェーヴルと対決するなら仕事を放り出してでも行きます(笑)。
はじめましてm(_ _)mフランケルの父ガリレオがほかの兄弟より種牡馬としてクラシックに強いのは、血統的には、どういうことなんでしょう?
投稿: まさ | 2011年10月18日 (火) 17:32
はじめまして。Galileo は現役時代から別格の輝きを放っていた馬で、周知のとおり数多い Sadler's Wells 産駒のなかでもトップを争う能力の持ち主でした。
全弟の Black Sam Bellamy もG1勝ちの競走成績はあるものの、両者の格の違いは歴然としており、それが種牡馬能力にもストレートに反映しているのではないかと思います。
半弟の Sea the Stars は Galileo を上回る競走実績を残した馬で、交配牝馬の質もきわめて高く、Galileo 級の成功が期待されます。
投稿: 栗山求 | 2011年10月19日 (水) 05:34