Dabirsim がジャンリュックラガルデール賞(仏G1)制覇!
ハットトリック産駒として注目を集める Dabirsim が、凱旋門賞当日に行われた仏2歳チャンピオン決定戦・ジャンリュックラガルデール賞(G1・芝1400m)を制しました。通算5戦全勝。
http://www.youtube.com/watch?v=O9oxMZghO44
2倍を切る圧倒的な1番人気ながら、鞍上のデットーリ騎手は残り300mぐらいまで前が詰まり最後方に控える展開。ゴール直前、最内を突いてグイグイ伸び、全馬を交わし去りました。曲芸のような騎乗でしたね。サンデー系の切れ味はやはり恐ろしいものがあります。乾いた馬場で勝ち時計は1分19秒85と速いのですが、ロンシャンのこのコースは実測1400mありません。このあたりは日本のように厳密ではありませんね。
Dabirsim はこれでカルティエ賞最優秀2歳牡馬の受賞に大きく前進しました。レース後、テレビカメラの前でインタビューに応えたデットーリ騎手は、興奮冷めやらぬ様子で「スーパースター」を連発していました。サンデーサイレンス系にとっても大きな意味を持つ勝利です。
http://www.pedigreequery.com/dabirsim
度々お邪魔します。
いやぁ、Dabirsim強かったですね~、ハットトリックを彷彿とさせる末脚でデットーリ騎手のインからの豪快な追い込みにも痺れました。
改めて血統表を見るとDabirsimの5代母がTourbillonの濃いクロスを持っていて、ハットトリックもDamascusにDjebelがあって良い配合だなぁと妄想して更に楽しみました(笑)。
投稿: TACO | 2011年10月 2日 (日) 23:02
Dabirsim より3馬身前の位置取りでもまず届かないな、という絶望的な距離感がありましたから、届いたことがいまだに信じられません。ブサックが特殊なインブリードによって育んだ血は、現代血統の火薬庫です。おっしゃるような火遊びは私も好きです(笑)。
投稿: 栗山求 | 2011年10月 3日 (月) 04:23