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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2011年7月29日 (金)

平坦コース向きメイショウグラハム

日曜新潟5Rの新馬戦(芝1800m)は、○メイショウグラハム(1番人気)が3番手追走から抜け出しました。
http://www.youtube.com/watch?v=tWMHAEfs2fw

稽古の良さが買われて一本かぶりの人気(単勝1.8倍)。仕上がりの良さをそのまま活かした勝利です。

母の父 Capote は一昨日のエントリーで取り上げたファインチョイスにも含まれています。Capote は現役時代にブリーダーズCジュヴェナイル(G1)を制し、米2歳牡馬チャンピオンに輝きました。その半兄 Exceller は欧米でG1を計11勝した名馬で、とくに Seattle Slew を一騎打ちの末に破った78年のジョッキークラブGC(米G1・ダ12f)は、70年代におけるアメリカ屈指の名勝負として知られています。半弟 Capote は Seattle Slew 産駒。弟の父はかつてのライバル、というわけです。
http://www.youtube.com/watch?v=zZFr6N2lNY4

Capote は5代以内に Nasrullah を4本持ち、半兄 Exceller とはまったく違ったタイプの、スピードを武器とする早熟タイプとなりました。種牡馬として現役だったころは、2歳種牡馬ランキングの上位の常連で、仕上がりの早さが売りのアメリカ血統のなかでもとくにその傾向が強いタイプでした。したがってこの血を持つ馬は2歳戦が得意と考えて間違いありません。
http://www.pedigreequery.com/capote

加えてメイショウグラハムは2代母が名牝パテントリークリア。いずれも重賞を勝ったタイキフォーチュン、タイキリオン、タイキダイヤの母です。仕上がりが早く3歳春にピークを迎えてしまう血統なので、この時期のレースには向いているでしょう。メイショウグラハム自身は Raja Baba 4×5。これも仕上がり早のスピードを後押しします。

配合を見ると平坦小回り向きに思えるのですが、蛯名騎手はフットワークの大きさを指摘しているので、平坦向きではあるけれど長い直線も苦にしない、というタイプかもしれません。素軽さは満点ですが、G1クラスの底力となるとやや物足りなく映ります。

◎クラヴェジーナ(2番人気)は4着。直線に入ってから前が狭くなるシーンがありました。太めの馬体で牡馬に交じって僅差4着ですから有望です。

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      血 統 屋 http://www.miesque.com/
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コメント

こんばんは。

新潟は大雨洪水警報で新潟競馬場付近はどこまて雨が降り続いているかは分かりませんが、私の家の方はハンパなく降っています。昨日の雨で一部洪水で水位も上がっていて、今またこの雨でかなり警戒な感じです。
明日開催出来るのかなぁ?開催しても人の入りも微妙だし馬場悪化は免れませんし、競走馬の輸送も少なからず影響していないでしょうか?

金曜昼の段階で新潟競馬場の芝は重馬場。あれだけ降って不良馬場にならないことに驚きました。競馬場では開催に向けて馬場保全に努めているでしょうから、開催に支障は出ないのでは、と思う一方、土曜朝まで強い雨が降るようなので、川が大規模な決壊でも起こしたら……という懸念もあります。道路状況については情報がないので分かりません。JRAの発表を待ちたいですね。

クラヴェジーナ、出資馬なんです。現地のパドックでは、他馬が立派だったせいか、そんなに太く見えなかったんですが、陣営のコメントも重め残りでしたね。残念でした。次に期待です。

クラヴェジーナについては心配していません。勝ち上がるのは時間の問題ですし、いずれ重賞に出てくる馬ではないかと。

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