フローラSはバウンシーチューン
フローラS(G2・芝2000m)は雨の影響で重馬場となり、そのわりにペースが速かったのでレースの上がりは37秒8。近ごろ珍しい消耗戦となりました。
http://www.youtube.com/watch?v=gWwUg6wjKNs
◎ピュアブリーゼ(3番人気)は4番手追走から残り1ハロンで先頭。しかしペースが速かったためゴールまで踏ん張りきれず垂れました。1着バウンシーチューン(9番人気)は後方から外を回っての差し切り。こうした馬場が合っていたのでしょう。基本的に先行有利、イン有利とはいえ、さすがにこのペースでは後ろの馬も届きます。
「ステイゴールド×トニービン」というパワーを感じさせる配合。ノーザンテーストのクロスはドリームジャーニー、オルフェーヴルの兄弟と同じ。しかし、牝馬限定の未勝利戦を勝ったばかりの追い込みタイプでは手が出ませんでした。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103051/
雨は日付が変わる前には上がりました。日曜日は晴れ、最高気温は20度を超える予報です。馬場はどんどん乾いていくはずなので、ひょっとしたらメインの皐月賞は良馬場で行われるかもしれません。道悪適性に神経質になる必要はないと思います。ただ、昨日のエントリーにも記したとおり、馬場の内側から乾いていくと思われるので、土曜日以上に内外のバイアスが大きくなるような気がします。騎手たちもそのあたりは十分わきまえているはずなので、先行争いが激化してフローラSのように差しが届く可能性もあります。このあたりをどう読むかが今年の皐月賞のポイントでしょう。
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