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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2011年3月20日 (日)

ファルコンSはヘニーハウンド

まったくノーマークでした。キャリア1戦、休み明けでこのメンバー相手に勝ってしまうのですから、ごく単純に力が上だったということですね。
http://www.youtube.com/watch?v=Grq6Dq0oTrg

半姉シンフォニーライツ(父 Vindication)はダート短距離で2勝。アメリカで走ったそれ以外の兄姉に、これといった大物はいません。母の半兄にはクリスマスデイH(米G3・ダ9f)を勝った Bidding Proud がいます。

父 Henny Hughes はヴォスバーグS(米G1・ダ6f)、キングズビショップS(米G1・ダ7f)など4つの重賞を含めて10戦6勝の成績を残したスピード馬。今年の3歳世代が初年度産駒で、日本に輸入された4頭(ヘニーハウンド、アウトストラーダ、サウンドボルケーノ、シゲルシュサ)はいずれも勝ち星を挙げています。日本向きといえるかもしれません。芝で勝ったのはヘニーハウンドのみです。
http://www.pedigreequery.com/henny+hughes

「ヘネシー×Meadowlake」の父に、Damascus 系の母の父ですから、フィジカルの強さで押してくる一本調子の逃げ馬だろう、と早合点していました。初戦の逃げ切り勝ちもその印象を強めました。2戦目の今回、控える競馬にも無難に対応し、なかなか味のあるところを見せ付けました。思ったよりも奥があります。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008110097/

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