今週から競馬再開
中山競馬はとりあえず3月中の競馬中止を決定しました。無傷の関西は待ちに待った、という感じでしょう。先週行われる予定だったフィリーズレビュー(G2)と中京記念(G3)も今週行われます。
予想は迷いますね。先週◎をつける予定だった馬にそのまま◎を打っていいものかどうか……? 馬は生き物ですから、1週間の順延で体調に狂いが生じることも十分考えられます。
思い出すのは86年のスプリングS(G2)。当日、雪のため7レースをもって開催打ち切り。翌週に順延されたのですが、当初の予定では有力視されていた共同通信杯4歳S(G3)の勝ち馬ダイナガリバーは、順延された翌週のレースには出走してきませんでした。馬の体調はデリケートですからたった1週の順延でも大きな影響を及ぼします。
ダイナガリバーはぶっつけ本番で臨んだ皐月賞で10着と惨敗。これは致し方ないでしょう。しかし、松山吉三郎調教師はここから馬を立て直し、次走の日本ダービー(G1)では見事雪辱を果たして優勝しました。
今年のフィリーズレビュー組はちょっとかわいそうですね。体調面をよく見極めて印を打ちたいと思います。
こんばんは
いつも更新楽しみにしております。
今週は難しいですね…
こういう状況にも臆しない血統とかはあるのでしょうか?
投稿: ニホンピロポニョ | 2011年3月18日 (金) 18:37
いつもお読みいただきありがとうございます。このような状況ですと、一般論としてテンションの高い血統よりもドッシリ構えていられる血統のほうがいいのでしょうね。イレ込みやすい血統を低く見る、という感じでしょうか。同じ血を持っていても気性には個体差がありますから、パドックで観察するのがいちばん確実ではないでしょうか。
投稿: 栗山求 | 2011年3月19日 (土) 00:14