トーセンレーヴ初戦突破
鞍上のリスポリ騎手、管理する池江泰寿調教師が口を揃えて「ソラを使った」と語っているように、残り300mで先頭に立ったあと、フワッとして走りに集中していませんでした。しかし、ゴール前で外から2着馬が迫ると、再びグッと首を下げて加速しました。
http://www.youtube.com/watch?v=fBzN1M0biCI
首が低くフットワークがシャキシャキと素軽いですね。機動力と瞬発力にいいものがありそうです。見ているうちにふとタイキシャトルの走りがオーバーラップしました。どちらも Halo 系で母の父は Caerleon です。もちろん、こちらはディープ産駒なので、タイキシャトルのようなマッチョ体型ではありませんが。
今回のレースでは、抜け出すときだけ本気を出した感がありますが、その一瞬に垣間見せた加速には光るものがありました。
一応、予想を載せておきます。
「◎トーセンレーヴは『ディープインパクト×カーリアン』という組み合わせで、ブエナビスタ、アドマイヤオーラ、アドマイヤジャパンの半弟にあたる。最高の父と最高の母の組み合わせから誕生した注目の1頭。ディープインパクトの母の父アルザオは、その母レディレベッカがサーゲイロード≒ポカホンタス2×1なので、これらを継続した配合には注目したい。トーセンレーヴは母方にサーゲイロードを持つので好感が持てる。血統的なポテンシャルの高さが圧倒的。ここで連を外すことはなさそう。」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103273/
池江泰寿調教師は、爪に関してはトーセンジョーダンで散々苦労されたので、その経験がトーセンレーヴに活きてほしいものです。無事ならばクラシック路線に乗るでしょう。ただ、レーススケジュールに合わせて馬を仕上げるということはないと思います。調教師自らが語っているように、あくまでも爪の具合次第。これだけの良血ですから慎重になるのは致し方ありません。
こんにちは。
京都競馬場の比較的近くに住んでいることもあり、トーセンレーヴを見に行ってきました。
馬体の良し悪しは私にはわかりませんが、顔がとても小さく、また顔つき自体も非常に賢そうな印象を持ちました。
パドックから本馬場に向うときに池江調教師(だと思います)が「今日は頼むよ」みたいな感じで鼻面の辺りをポンポンと軽く叩いていたのが微笑ましかったです。
(関係者の方々のプレッシャーは想像を絶するものがあったのでしょうが・・・)
他の投稿を見ていると「期待ほどではなかった」的なものが目立ちますが、リスポリ騎手のコメントも単なるリップサービスでは無いと個人的には感じており、当馬の将来には大いに期待しています。
投稿: まさねろ | 2011年2月14日 (月) 13:04
ご報告ありがとうございます。目に浮かぶようです。セレクトセールで初めてディープインパクト産駒を見たときにに、まさねろ様と同様の印象を受けたのを思い出しました。アスリート体型とでもいうのか、顔がキリッとして小さく、ボディバランスがいいんですよね。2戦目にどこを使うのかはわかりませんが、本当に楽しみな馬だと思います。
投稿: 栗山求 | 2011年2月14日 (月) 18:21