デルマドゥルガーを侮るべからず
■水曜京都6R・新馬戦(芝2000m)は▲アドマイヤパーシア(2番人気)がインから鋭く抜け出しました。
http://www.youtube.com/watch?v=h--xSqzv77Q
「ゼンノロブロイ×フレンチデピュティ」ですからアニメイトバイオ(ローズS)と同じ。ゼンノロブロイ産駒は新馬戦に強いタイプとはいえないので本命は打てなかったのですが、素質の高さが父の適性を凌駕しましたね。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103371/
ゼンノロブロイ産駒はこれで芝2000mの新馬戦で連対率30.8%となりました。これはなかなかのものです。1、2番人気に推された4頭は全勝、それ以外は全敗という結果(13戦4勝)なので、人気馬は信頼できるという傾向が出ています。2代母ハッピートレイルズにしっかりとヨーロッパ血統が入るのはいいですね。ゼンノロブロイはアメリカ血統が強いので、産駒が芝向きの大物となるには、ヨーロッパ血統のサポートが不可欠です。同じ「ロブロイ×フレンチ」のアソルータという牝馬をPOGで指名しているのですが、まだ出てきません……。
◎ヴイブラッド(3番人気)は4着。距離を短縮したほうがいいかもしれません。
■水曜中山6R・新馬戦(芝2000m)は▲テラノコブラ(2番人気)が逃げ切り勝ちを収めました。
http://www.youtube.com/watch?v=Py0oy_2x7G8
1月3日のエントリーで取り上げた「ジャングルポケット×サンデーサイレンス」という組み合わせ。この配合は芝2000mの新馬戦で連対率44.4%と走ります。この一族は平坦向きの特徴をうっすらと伝えているので、ローカルならさらに強いかも?
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103006/
1月5日のエントリーで取り上げた◎カラータイマー(1番人気)は3着。直線で進路が開かず不本意な競馬でした。スムーズにレースを運べていたら勝っていたような気がします。
■水曜中山9R・ジュニアC(2歳OP・芝1600m)はデルマドゥルガー(2番人気)が差し切り勝ち。大外をマクってねじ伏せたのですから強かったと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=ZV0wJ-8-nqE
新種牡馬リンカーンの子は成績が芳しくありません。一言でいってスピード不足です。新馬戦では連対率2.1%(48戦1連対)ですから仕上がりも遅いほうでしょう。本馬は母方にスピード豊かな Mr.Prospector と Danzig が入る効果なのか、リンカーン産駒にしてはシャキッとしています。叩いて良さが出てきたようでこれが9戦目のレースでした。1戦ごとに成長しており、Sadler's Wells や Roberto といった底力のある血を抱えているのも怖いですね。こういう泥臭い雑草タイプは要注意。父リンカーンは打率こそ極度に低いもののホームランを打てるタイプかもしれません。基本的には小回り向きでしょう。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008106038/
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