2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

« 凱旋門賞のアンティポスト | メイン | 今週の新馬戦はルルーシュに注目 »

2010年9月 2日 (木)

G1サラブレッドクラブ誕生

今週発売の『週刊競馬ブック』の表紙をめくると、「G1 Thoroughbred Club 誕生」という広告があります。もちろんサイトも存在しており、8月30日付けで「G1サラブレッドクラブが誕生しました!」というインフォメーションが記されています。
http://www.g1tc.co.jp/

サイトのどこにも謳ってはいませんが、社台サラブレッドクラブ、サンデーサラブレッドクラブに続く、社台系第三のクラブ法人なのでしょう。社台グループが新しく何かを始めるらしいという噂は、こうした事情に疎い私の耳にも入っていました。サイトの作り、育成先やリンク先などを見ても、社台グループ以外にないだろうと思います。

驚いたのは「G1サラブレッドクラブは前身のないまったく新しい愛馬会法人」という一文です。この問題について10年前に取材した際に、新規のクラブ法人はもう作れないという規制があることを知り、それはいまなお生きているものと思っていました。事情が変わったのでしょうか。

1頭の総額は1400~3600万円(一口35~90万円)と比較的安く、月会費は1575円ですから社台やサンデーの半額。このご時世ですから大衆化路線は受けるかもしれませんね。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/427673/24979347

G1サラブレッドクラブ誕生を参照しているブログ:

» G1サラブレッドクラブ (POGまとめブログ)
新しい一口クラブが誕生したようです。その名もG1サラブレッドクラブしたらばの掲示板も出来ていますね。G1サラブレッドクラブ掲示板40口の新クラブ、非常に興味深いです。リンク:プーケット移住情報ネコ通リバーサイドトラベル... [続きを読む]

コメント

いつも色々お答え頂きありがとうございます。私社台の会員なのですが、GIは社台の会員であった方が立ち上げたクラブのようです。社台がこれからバックアップをしていくとのことです。社台から紹介の資料が来て募集馬も見て見たのですが、素人ながら血統・価格から魅力的で買いたいと思う仔馬が沢山いました。実は前にその中の一頭について質問させていただきました。社台の募集馬を買った後なので、もうお金の余裕がありませんのでどうしようもありませんが(笑)

いつもご投稿いただきありがとうございます。代表取締役の方は元社台の会員でしたか。なるほど、いろいろ内部の事情がありそうですね。クラブ側は初年度に大きなところ勝って注目を集めたいでしょうから、社台グループがバックアップして期待馬をそろえている可能性があるのではないかと。“当たり”が潜んでる確率も高そうな……。

こんにちは。

このクラブ、ホームページの作りは社台のクラブそのままですね。全面的にバックアップというより、社台そのものだと思いますがどうでしょうか。

高齢まで走るようになった競走馬と日高系競走馬の弱体化で所有頭数制限のある既クラブ馬の回転が悪くなり、10口の方は高額で口数がさばきづらいとあって、新クラブの設立は社台系の待望だったのではないでしょうか。セリでも売却率はともかく、経費の割には金額的にもちょっと苦しい展開ですから、これからはますますクラブ系の方にいい馬が集中してくるのではないかと思いますよ。

社台系クラブ+オーナーズ限定レースなんていうのが、本当にできるかも知れませんね。

こんにちは。たしかに社台そのものという感じですね。

馬産地の力関係の変化、景気低迷の長期化などによって、商売の方向性やチャンネルが変わっていくのは避けられないという感じでしょうか。今年のセレクトセールはイマイチ盛り上がらなかったのですが、いい馬を外部に出さなかったという捉え方をすれば、内部循環が強化されてクラブが発展していく兆しと考えられなくもないですね。おっしゃるとおりの方向に事が動いていきそうな気がしてきました……。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

競馬王 2011年11月号
『競馬王11月号』の特集は「この秋、WIN5を複数回当てる」。開始から既にWIN5を3回的中させている松代和也氏の「少点数に絞る極意」、Mr. WIN5の伊吹雅也氏が、気になる疑問を最強データとともに解析する「WIN5 今秋の狙い方」、穴馬選定に困った時のリーサルウェポン、棟広良隆氏&六本木一彦氏の「WIN5は『穴馬名鑑』に乗れ!」、オッズから勝ち馬を導き出す柏手重宝氏の「1億の波動(ワオ!)」、亀谷敬正氏&藤代三郎氏が上位人気の取捨を極める「迷い続ける馬券術」、夏競馬期間中WIN5を6戦3勝している秘訣を探る「赤木一騎の次なる作戦」など、この秋、一度ならず二度、三度とWIN5を的中させるための術が凝縮されています!! また「大穴の騎手心理」では、世界を股にかけるトップジョッキー・蛯名正義騎手をゲストにお迎えしました。その他、今井雅宏氏の「新指数・ハイラップ指数大解剖」や、久保和功氏の「京大式・推定3ハロン」など、盛り沢山の内容となっています!!