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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2010年8月

2010年8月31日 (火)

発展する Heavenly Prize 牝系

8月29日、米ニューヨーク州のサラトガで行われたパーソナルエンスンH(G1・ダ10f)は、人気に推された昨年の米年度代表馬 Rachel Alexandra が2着に敗れる波瀾。序盤に競り掛けられる不利があったにしても……という感じですね。競走馬としてのピークが過ぎた感があります。
http://www.youtube.com/watch?v=yUd_DZe5SD8

勝った Persistently(父 Smoke Glacken)は、2年前にG1で2着という成績があるものの、ステークスは初勝利です。
http://www.pedigreequery.com/persistently2

生産者兼オーナーのフィップスステーブルは、オグデン・ミルズ・フィップス氏が主宰しています。今回勝った「パーソナルエンスンH」は、先代のオグデン・フィップス氏が所有した Personal Ensign(通算13戦全勝)を記念して創設されたレースなので、喜びもひとしおでしょう。

Personal Ensign については4月12日のエントリー(「Zenyatta 16連勝、そして13戦全勝の名牝 Personal Ensign の死」)で取り上げています。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/04/zenyatta-person.html

Persistently の2代母は、90年代に米G1を8勝した名牝 Heavenly Prize。この馬は Personal Ensign と同じく先代のオグデン・フィップス氏の所有馬でした。
http://www.pedigreequery.com/heavenly+prize

95年のブリーダーズC(ニューヨーク州ベルモントパーク)を観に行ったとき、ダート9ハロンの“ディスタフ(現レディーズクラシック)”に Heavenly Prize が出走していました。さほど大柄ではありませんが胸前の筋肉の盛り上がりが印象的で、大坪元雄氏が見れば「まるで男馬のような」と表現しそうなタイプでしたね。このレースは、息子のオグデン・ミルズ・フィップス氏が所有する Inside Information が13馬身半差で圧勝。Heavenly Prize はインから差を詰めて2着でした。
http://www.youtube.com/watch?v=8terPrcQeBw

Heavenly Prize は繁殖牝馬としても結果を残しており、Good Reward(父 Storm Cat)がマンハッタンH(米G1)とハリウッドダービー(米G1)を、その全兄 Pure Prize がケンタッキーCクラシックH(米G2)を勝っています。
http://www.pedigreequery.com/good+reward

Pure Prize は種牡馬として成功し、アメリカンオークス(G1)とフラワーボウル招待S(G1)を勝った Pure Clan のほか、南米アルゼンチンでも Fuego e Hierro や Maldivas といったG1ホースを送り出しています。Pure Prize の全弟の Good Reward も種牡馬となり、今年の2歳世代が初年度産駒。すでに10頭近い勝ち馬を出しており出足快調です。
http://www.pedigreequery.com/pure+clan

今週末、小倉の新馬戦に登場するリーガルファルコン(父 Bernardini)は、ドバイのモハメド殿下が所有する外国産馬で、稽古で抜群の動きを披露して注目を集めています。母 Flash By は前出の Pure Prize と Good Reward の4分の3同血にあたり、2代母は Heavenly Prize。発展する Heavenly Prize 牝系に属した良血馬なので楽しみですね。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008110040/

  Heavenly Prize(f.1991.Seeking the Gold)
    Pure Prize(c.1998.Storm Cat)
    Just Reward(f.1999.Deputy Minister)
    │ Persistently(f.2006.Smoke Glacken)
    Good Reward(c.2001.Storm Cat)
    Flash By(f.2003.Forest Wildcat)
      リーガルファルコン(c.2008.Bernardini)

9月1、2日に『馬券師倶楽部2』再放送

『馬券師倶楽部2』の「栗山求(前編)」です。放送スケジュールは以下のとおり。

   9/1(水) 16:00~16:30
   9/2(木) 10:00~10:30

CS放送の“MONDO21”で観ることができます。よろしかったらどうぞ。

2010年8月30日 (月)

スーパークリーク死亡

オグリキャップやイナリワンのライバルとして第二次競馬ブームを盛り上げたスーパークリーク(父ノーアテンション)が、8月29日、日高スタリオンステーションで死亡しました。25歳。

スーパークリークといえば武豊騎手。88年の菊花賞でインからスパッと5馬身抜け出したとき、当時19歳の青年の背中にスーパースターのオーラがはっきりと見えました。これはからは武豊の時代なんだな、と多くの人が感じたはずです。
http://www.youtube.com/watch?v=0nO2PPc49hE

以前、競馬評論家の塩崎利雄さんと取材でお会いしたとき、スーパークリークの菊花賞で800万円儲けたとおっしゃっていました。すぐに換金せす、当たり馬券を背広の胸ポケットに入れていたそうなのですが、当日夜に祇園で開かれた祝勝会の最中、たまにポケットをまさぐって「あるある」と確認したそうです。「だって800万の金券だからね。うっかり落としたら大変だからさ~」と笑っておられました。

配合屋が揃って的中させたレース、というのは相場が決まっていて、二昔前なら88年の菊花賞と90年のオークスあたりですね。昔話になったとき、この2レースの話になるとだいたい意気投合します。前者はスーパークリークが、後者はエイシンサニーが勝利を挙げました(一方で配合屋が揃って討ち死にしたレースというのもあるわけですが……)。

スーパークリークは、「ノーアテンション×インターメゾ×Sayajirao×Rockefella」というわかりやすいステイヤー血統。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1985104409/

88年の菊花賞で1番人気に推されたのは「ヤマニンスキー×イエローゴッド」のヤエノムテキ、2番人気は「ディクタス×ノーザンテースト」のディクターランド。そして、3番人気がスーパークリークでした。配合に多少でも関心があればほぼ一択でしょう。76年の菊花賞を勝ったグリーングラスとは、インターメゾ、Rockefella、Grey Sovereign≒ニンバスが共通しているので配合構成がちょっと似ています。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1973100905/

第二次競馬ブームの中心的存在だったオグリキャップ、スーパークリークが相次いで死亡し、あのころがどんどん遠くなっていくことを実感します。イナリワンとサッカーボーイには長生きしてほしいものです。

2010年8月29日 (日)

『web競馬王』が終了

永らくご愛顧いただいた『web競馬王』が8月いっぱいをもって終了します。週末の予想はこの土日が最後でした。私は04年からお世話になったので、足かけ7年間、毎週末予想を提供してきました。

日曜日の重賞は2レースとも不的中。しかし、新潟5Rの新馬戦(芝1200m)は馬単21970円を的中。予想を再録します。

「◎ブラウンマシーンは『タイキファイヤー×フジキセキ』という組み合わせ。小倉芝1200mの新馬戦をレコード勝ちしたブラウンワイルドの従兄弟にあたる。父タイキファイヤーは無名種牡馬ながらタイキシャトルの半弟にあたる良血。相性のいいミスタープロスペクターとフジキセキの組み合わせがあり新馬戦向きの配合としては上々。混戦模様のここなら通用していい。」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008104609/

◎ブラウンマシーン(7番人気)が大外一閃で快勝。2着に△ハワイアンシュガー(4番人気)が粘りました。無名のタイキファイヤーが父ということで、いわゆる一般的な“血統評価”では低評価しか得られないと思うのですが、私の目から見た“配合評価”ではメンバー中一番でした。有終の美を飾れてよかったです。

新馬戦予想と重賞予想に関しては亀谷敬正氏の『ブラッドバイアス・血統馬券プロジェクト』にて次週以降もご覧いただけます。前記の新馬戦は、1着馬がA評価で、2、3着馬がB評価なので3連単20万2220円的中でした。

2010年8月28日 (土)

カフェラピード快勝

初戦はレース中の不利もあって取りこぼしたものの、2戦目の今回は楽に勝ち上がりました。新潟1R・2歳未勝利戦(芝1800m)。好位追走から直線で先頭に並びかけると、軽く仕掛けた程度で先頭に立ち、鞍上の松岡騎手が他馬の脚いろを計りながら余裕たっぷりにフィニッシュラインを駆け抜けました。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008101059/

「栗山ノート」で指名した好配合馬で、マンハッタンカフェ産駒の成功パターンに完全に合致しています。当ブログでは、初戦のレース直後、8月10日のエントリーで取り上げました。配合の解説はこちらをご覧ください。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/08/post-ce36.html

松岡騎手はかなりの手応えを感じているようで、レース後、「今週の追い切りが衝撃的な内容で、能力を感じさせる動きでした。まず負けないと思いましたし、その通りに走ってくれました。距離は延びても大丈夫でしょう」(ラジオNIKKEI競馬実況web)とコメントしています。

追い切りでは格別に速いタイムが出ていたわけではなく、具体的にどう衝撃的だったのか数字からはうかがい知ることができません。しかし、何かしら鞍上を唸らせるようなものを垣間見せたのでしょう。デビュー戦で土をつけられたクリーンエコロジーと再戦しても、今度は先着を許すことはないと思います。

2010年8月27日 (金)

マイネルキッツ、メルボルンCを断念

歩様に乱れが生じたとのことで、豪州遠征を断念することになりました。国枝厩舎やラフィアンの関係者はさぞかし無念でしょう。有力候補の1頭だったと思います。

すでに天皇賞馬ジャガーメイルは回避を表明しているので、結局、メルボルンC(豪G1・芝3200m)に挑戦するのはトウカイトリックのみとなりました。意地を見せてほしいものです。父エルコンドルパサー、母ズーナクアはともに国際G1競走の勝ち馬。血統的なネームバリューはあると思います。9月19日に出発し、10月17日のコーフィールドC(豪G1・2400m)をステップに11月2日の本番に向かいます。

昨日のエントリーでは頑丈な馬の話を書きました。が、サラブレッドは一瞬先にどうなるか分からないデリケートな生き物です。この秋フランスに遠征するヴィクトワールピサとナカヤマフェスタ、アメリカに遠征するエスポワールシチーとレッドディザイアは、ぜひ無事に本番を迎えてほしいものです。

2010年8月26日 (木)

平成版・女旅芸人

園田の重賞・兵庫サマークイーン賞(8月25日・ダ1700m)は、笠松から遠征してきたエレーヌ(3番人気)が快勝しました。出走馬中、唯一の3歳牝馬です。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007104521/

6月21日のエントリー(「サンデーの曾孫世代で初の重賞制覇――ブライティアパルス」)で一度触れたのですが、少ない産駒から活躍馬が続出しているダイタクリーヴァの子です。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/06/post-fd6a.html

今年に入ってすでに16戦を消化。岩手、佐賀、石川、南関東など全国各地を駆け巡っています。4月19日に水沢の留守杯日高賞を走り、6日後の4月25日に佐賀のル・プランタン賞を走るという荒業もありました。しかも両方勝っています。
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/DataRoom/HorseMarkInfo?k_lineageLoginCode=30096406345

上には上がいるもので、今回同じレースに出走(4着)したトウホクビジンは今年20戦目。エレーヌと同厩(山中輝久厩舎)、同馬主(中村義則氏が代表を務めるホースケア)の4歳牝馬です。こちらも全国を回っています。最近体が減ってきているのでちょっと心配です。
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/DataRoom/HorseMarkInfo?k_lineageLoginCode=30022408835&k_activeCode=2

その昔、“女旅芸人”の異名をとったヤマノシラギク(中央競馬全10場を走破)という馬がいました。エレーヌとトウホクビジンはその平成版ですね。エレーヌは東海ダービーなど重賞8勝と抜群の成績。記録的な猛暑のなか好調を維持しつつ走り続けるのですから凄いの一語です。

2010年8月25日 (水)

アーリントンミリオンは Debussy

インで詰まって4コーナーでは絶望的なポジションとなったものの、そこから猛然と巻き返して差し切りました。こういう勝ち方はなかなか見られません。
http://www.youtube.com/watch?v=UKnaJ99ckUY

勝った Debussy(父 Diesis)はイギリス調教馬。今回のアーリントンミリオン(米G1・芝10f)がアメリカ初出走でした。これまで仏G2、英G3を制していたものの、トップクラスとは差のある馬です。

たしかに強かったのですが、Debussy レベルの馬にこんな勝ち方をされるアメリカ芝古馬陣は大丈夫なのか、という気もします。

90年代の半ばまで、アーリントンミリオンの勝ち馬はよくジャパンCに出走していました。ところが、ここ最近は来日が途絶えており、95年の Awad を最後に出走がありません。Debussy を管理するジョン・ゴスデン調教師はブリーダーズC志向の強い調教師で、残念ながらジャパンCにはあまり関心がありません。馬主のハヤ王女は日本で馬主資格を持っているので、そのあたりが一縷の望みでしょうか。

「Diesis×Singspiel」ですから本格的なヨーロッパの中距離血統。2代母 Grace Note はレッドディザイアの3代母でもあります。血統的に完成がやや遅いタイプだと思われるので、これから本格化する可能性もあるでしょう。
http://www.pedigreequery.com/debussy10

2010年8月24日 (火)

Le Glorieux 死亡

『RACING POST.com』によると、8月19日に Le Glorieux(日本語表記ではルグロリュー)が死亡したそうです。26歳。

Le Glorieux、といっても若い競馬ファンにとっては「何ソレ?」でしょう。1987年に行われた第7回ジャパンC(G1)をコースレコード(2分24秒9)で快勝した馬です。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1984109001/

この年は、迎え撃つ日本勢が絶望的な低レベル(1~6番人気は外国勢)で、ホスト国としてさすがにこれはマズイのではないかという声も少なくありませんでした。牝馬のダイナアクトレス(9番人気)が3着に突っ込んできて救われた気分になったものです。ちにみに、それから21年後のジャパンCを制したのはダイナアクトレスの孫スクリーンヒーローです。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2004103328/

Le Glorieux は、歴代のジャパンC優勝馬のなかで最少体重馬。レース時の馬体重は410キロでした。他馬に比べてはっきりと小さく、しかも鞍上のルクー騎手が手足の長いひょろっとした人だったので、人馬のバランスがちょっと変だったのを記憶しています。

このレースでは2つのことを学びました。

ひとつは、父が同じでも母方の血によってまったく違ったタイプに出るということ。Le Glorieux は当時3歳だったのですが、ちょうど同世代のPOGで、たまたま同じ Cure the Blues 産駒のハニーブルースという持ち込み馬を指名していました。ハニーブルースは母の父がスピード型のテスコボーイ。芝・ダート兼用の短距離馬というキャラクターでした。一方の Le Glorieux は、母が「Le Fabuleux×Herbager」というヨーロッパのスタミナタイプだったので、2400mを苦にしませんでした。両馬の配合を見比べれば個性の違いは一目瞭然。同じ種牡馬の子でもここまで違ってしまうことに感心しました。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1984100562/

もうひとつは、海外遠征では本番前に前哨戦を使うことが必ずしもプラスにならないということ。富士S(OP・芝1800m)を楽勝して臨んだ Triptych(トリプティク)が断然の1番人気だったのですが、結果は4着。前哨戦を使うということは、馬場に順応させるメリットがある一方、滞在期間が長くなるため体調維持の難しさを抱えるというデメリットもあります。馬によっては後者の影響が強く出てしまい、凡走することもあるのだと感じました。

Le Glorieux は種牡馬としてはイマイチでした。もし仮に1~2年後のジャパンCを勝っていたとしたら、あるいは日本に導入されていたかもしれません。この当時はバブル経済が本格化する前だったので、なんでもかんでも買ってしまうという雰囲気はまだありませんでした。ただ、3コーナーで競走を中止したアカビールは、怪我の影響で本国には帰らず、そのまま日本で種牡馬になったと記憶しています。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1981109006/

2010年8月23日 (月)

日曜日のレースあれこれ

■札幌記念(G2)は◎アーネストリー(1番人気)が横綱相撲で完勝。前走の宝塚記念(G1)で小差の3着ですから順当な結果といえます。同厩の先輩タップダンスシチーを思わせる成長ぶりですね。札幌記念と天皇賞・秋(G1)は関連性が深いのでこの秋が楽しみになりました。

2着▲ロジユニヴァース(5番人気)は追い切りを見るかぎり好調時のコンディションにかなり近づいていると感じました。札幌競馬場はコーナーが大きくゆるやかです。したがって、ロジユニヴァースのようにトビの大きな馬でも苦にすることはありません。パワーが勝ったタイプなので洋芝は得意。この条件で走れないようならもう終わりだろう、ぐらいの気持ちで▲を打ちました。まだ完調とはいえないので上積みはあるでしょう。『web競馬王』の予想は◎▲で馬単2900円的中でした。

■レパードS(重賞)は◎ミラクルレジェンド(2番人気)がしっかり差しました。このところカネヒキリやデグラーティアなど「母方に Deputy Minister を抱えるフジキセキ産駒」の成功が目に付きます。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007102873/

2着グリッターウイング(6番人気)をヌケにしたため、的中は単勝だけ。このレースは押さえたい馬が多かったので△の取捨選択が難しい作業でした。グリッターウイングはクロフネ産駒の配合としては文句なしのA級。新馬戦の予想で◎を打ったときにその理由を書きました。ただ、ここ最近は「クロフネ産駒を重賞で軽視する」という予想方針を立てているので、最終的に切ってしまいました。無念です。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007103395/

■日曜日は期待していた2歳馬が散々な成績。新潟6Rのトウショウレイザー(2番人気)は13着。小倉5Rのピエナノテツジン(7番人気)は大差しんがり負け。何か理由はあるのでしょうが現時点では分かりません。次走の巻き返しに期待します。

競馬王 2011年11月号
『競馬王11月号』の特集は「この秋、WIN5を複数回当てる」。開始から既にWIN5を3回的中させている松代和也氏の「少点数に絞る極意」、Mr. WIN5の伊吹雅也氏が、気になる疑問を最強データとともに解析する「WIN5 今秋の狙い方」、穴馬選定に困った時のリーサルウェポン、棟広良隆氏&六本木一彦氏の「WIN5は『穴馬名鑑』に乗れ!」、オッズから勝ち馬を導き出す柏手重宝氏の「1億の波動(ワオ!)」、亀谷敬正氏&藤代三郎氏が上位人気の取捨を極める「迷い続ける馬券術」、夏競馬期間中WIN5を6戦3勝している秘訣を探る「赤木一騎の次なる作戦」など、この秋、一度ならず二度、三度とWIN5を的中させるための術が凝縮されています!! また「大穴の騎手心理」では、世界を股にかけるトップジョッキー・蛯名正義騎手をゲストにお迎えしました。その他、今井雅宏氏の「新指数・ハイラップ指数大解剖」や、久保和功氏の「京大式・推定3ハロン」など、盛り沢山の内容となっています!!