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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2010年2月25日 (木)

エスポワールシチーがドバイWC回避

海外遠征は、その馬を応援するファンにとっては純粋に“夢”ですが、馬主サイドにとっては“夢であり現実”です。その現実の部分に越えられないハードルがあったのでしょう。

エスポワールシチーが春に国内2戦2勝(かしわ記念、帝王賞)なら賞金は1億3000万円。これ以上の賞金をドバイで稼ぐとなると、2着以上が必要となります(1着賞金600万ドル、2着賞金200万ドル)。馬の適性や体調を含めて現実的に考えると、チャレンジするにはリスクが大きすぎると馬主サイドが判断したわけです。ただ、エスポワールシチーの遠征に夢を紡いでいたファンのなかには、この決定に納得できないという方も当然いるでしょう。

フェブラリーS2着のテスタマッタは骨折。幸い、全治3ヵ月と軽症なので、秋シーズンには復帰できそうです。フェブラリーS3着のサクセスブロッケンはゴドルフィンマイルを回避することが決定。昨年暮れのジャパンCダート2着のあと休養していたシルクメビウスはアンタレスS(4月25日・京都)で復帰するようです。帝王賞でエスポワールシチーとの対決が見られるかもしれません。

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エスポワールシチーがドバイWC回避を参照しているブログ:

» エスポワールシチーはドバイ回避 (にたろうの退屈な日々)
フェブラリーSを圧勝したエスポワールシチー。予定されていたドバイ遠征は回避して次走は交流G1のかしわ記念の予定とのこと。やはりドバイのオールウェザーの馬場を考慮しての断念。私が馬主なら今回の決断には大拍手。あそこまでダートで強い競馬を見せられると逆にオールウェザーの馬場への適性に疑問を持つのは当然。リスクのなくて確実に賞金を得られる国内に専念して正解でしょう。 競馬予想の僥倖 エスポワールシチーはドバイワールドカップ辞退エスポワールシチーのドバイワールドカップ辞退は残念です。...... [続きを読む]

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