編集部員日記

2021年9月18日 (土)

ディープ旋風は続くのか!? ローズS分析

 こんばんは、ヒデです。本日は明日行われるG2で秋華賞への前哨戦、ローズステークスを分析していきたいと思います。秋華賞への切符を手にするのはいったい誰なのか、早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >

1.中京でも変わらない差し有利な展開

2.強いのはやはり始動戦。昇級ならば!?

3.勝ちたいのならば軸はディープ一択

4.該当馬




1.中京でも変わらない差し有利な展開

 ローズステークスは差しが決まりやすいレースで、特に複勝圏内に差しが強烈い決まることが多いレースです。昨年ははじめての中京開催となりましたが、後方から流れ込んできた14人気ムジカと11人気のオーマイダーリンが2・3着に入るなど傾向は大きくかわりませんでした。中京開催になっても差し、追込みが台頭する可能性が非常に高くなりそうです。差し馬は【2-2-2-28:で複勝率はそこまで高くないものの複勝回収率は151%と破格の数値に。これを上り3F3位以内に限定すると【2-2-0-2】で回収率が408%に大幅アップするので、やはり上りの使える馬は要警戒です。

 そして上り3位以内を出す馬は基本的に前走も速い上りを使っていることがほとんど。前走上り1位は【2-2-1-11】で単勝回収率175%、複勝回収率258%と大変な数値になっています。上り5位以内に限定しても【3-3-4-35】で馬券圏内来た馬の半分以上が前走上り5位以内になっているようです。上りがいかに重要かわかります。前走項目をチェックする際はまず「上り順位」を確認するのが良さそうです。



2.強いのはやはり始動戦。昇級ならば!?

 ここで今号競馬王と連動して好走しやすい「ステップ&ローテ」を見ていきましょう。このレースで一番好成績を残しているのが前走優駿牝馬組。過去5年では【4-1-2-20】で複勝率は25.9%。昨年の覇者リアアメリアのみに留まったものの。19年は1~3着が前走優駿牝馬組だったことからもやはり牝馬クラシックを出走した馬が実力通りの活躍をしやすいようです。「それまで重賞で連対している馬」に限っては優駿牝馬の着順はあまり関係がないようです。このパターンでは19年のビーチサンバ(優駿牝馬15着、クイーンC2着)18年のカンタービレ(優駿牝馬13着、フラワーカップ1着)がそれぞれ馬券圏内にはいています。

 一方昇級戦を迎えるメンバーで多い好走パターンは延長組で、昇級戦×延長の成績は【1-2-2-11】で勝率こそ6.3%ですが、複勝率は31.3%に上ります。この場合の単勝回収率は165%、複勝回収率は274%この条件だけをべた買いしてもプラスに転じる成績です。この前回条件戦×延長のパターンでは昨年2・3着の両馬が該当しており、それぞれ二桁人気で馬券内に飛び込む活躍を見せています。昨年のレースで同条件で臨んだ馬は5頭でしたが、そのうちの2頭が馬券になっていると考えれば驚異的な数字であることがわかります。この条件に該当している馬は要警戒です。



3.勝ちたいのならば軸はディープ一択

 とにかくディープインパクト産駒の成績が驚異的なのがこの競走の特徴。昨年もディープインパクト産駒が1・3着になるなど、中京になってもこの傾向が替わることはありませんでした。過去5年間でディープインパクト産駒の成績は【4-2-2-14】でTapit産駒のラビットランが勝利した17年以外すべての年で1着になるなど連軸としても単軸としても優秀な成績を残しています。これは産駒がいなくなるまでじぞくする傾向かもしれません。

特に休み開けのディープインパクト産駒は圧巻で、中10~25週×ディープインパクト産駒は【4-0-0-11】で勝ち星はすべて休み開けのディープインパクト産駒から生まれています。そして前走はすべて優駿牝馬組。ディープインパクト産駒×優駿牝馬組は要注目でしょう。

 そして相手に良いのもサンデー系で、主流血統の一部を構成しているキングマンボ系はこのレースは奮いません。過去5年でキングカメハメハ産駒は【0-0-0-2】ルーラーシップ産駒は【0‐0‐0‐4】、ロードカナロア産駒も【0-0-0-1】で揃って凡走を続けています。特に昨年は1人気に推されたルーラーシップ産駒のフアナが11着に大敗するなど、こちらも中京に替わってもそこまで影響が無いようでした。サンデー系とエピファネイア産駒、この馬場であればモーリス産駒も圏内かもしれません。



4.該当馬

 それではローズSの該当馬を見ていきましょう。

2.エンスージアズム

脚質△ 前走〇 血統〇 ディープインパクト産駒×前走オークス◎

 今回唯一のディープインパクト産駒×前走優駿牝馬組ということでこの馬は無視するわけにはいきません。そしてこの馬はフラワーカップ2着という実績を残していますので、実績的には申し分ないですね。唯一の懸念点はこの馬が「ジワ伸びタイプ」であるということ。阪神で行われた1勝クラス以降上り上位3位以内を出していないのが気になります。それ以外は条件を満たしていますので、十分に期待できる一頭でしょう。現状14人気は嫌われすぎです(21時現在)



9.タガノパッション

脚質◎ 前走〇 ステップ〇 血統△

 オークスで上り最速の脚を見せながら惜しくも4着になってしまったこの馬もここから再始動です。前走オークスで上り1位だった馬は1戦1勝。(前例は18年のカンタービレ)そのことを考えても血統的には少しマイナスがありますがそれでも十分堂々の主役ということができるでしょう。今回も岩田騎手を迎えてトライアルならば最有力なのかもしれません。

17.オヌール

脚質〇 前走△ 血統〇

 ディープインパクト産駒のもう一頭は今回川田騎手が継続騎乗ということになりました。友道厩舎×川田騎手ということに加えてディープインパクト産駒、これはマカヒキを思い出さざるを得ない組み合わせ。前目につけることさえできれば昨年のリアアメリアを再現することも十分可能でしょう。

18.レアシャンパーニュ

脚質◎ 前走〇 ステップ◎ 血統〇

 前走小倉芝1800m1勝クラス上り最速×エピファネイア産駒というのは昨年2着のムジカと重なります。今回はこの馬1着になっていることからもムジカ以上の善戦も期待できそうですね。エピファネイア産駒の延長は破壊力抜群なので、今回も波乱を巻き起こすのであればこの馬が馬券圏内に届いているのかもしれません。


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ディープインパクト産駒は今年2頭のみ。それならば穴馬から行きたくもなります。

それでは!

ヒデ



2021年9月11日 (土)

穴馬は「なめられすぎ」!? セントウルS分析

 こんばんは、ヒデです。本日はこの後15:35に発走するセントウルSの分析を行いたいと思います。秋の訪れを知らせる秋の舞台へのステップレース、セントウルS。果たして今年はどの馬が有利な傾向になっているのでしょうか、早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >

1.昨年の開催と高松宮記念の違いは!?

2.実績がポイントに!?

3.ダートのような持続力もポイントになりそうです

4.該当馬


1.昨年の開催と高松宮記念の違いは!?

 このブログで3月に掲載した高松宮記念の記事と昨年のレースを比較してみると、大きく異なるのはレースタイムの違いとそれによる脚質の違いがわかってきます。昨年の4角通過タイムは4・8・4でじわじわと伸びてくる馬が優勢になっていたことがわかります。高松宮記念は前か後かと題した通り逃げ馬と後方からの差し馬が中心になるとお伝えしましたが、それとは大きくことなるようです。




2.実績がポイントに!?

 このレースは前走で重賞掲示板に入っている馬が好調。前走重賞で掲示板内に入った馬の成績は【4-4-3-20】と半分以上の馬が前走勝利または善戦した馬が中心になっていることがわかります。特に前走上り1位だった馬×前走掲示板内だった馬は【0-1-1-0】で複勝率100%のパーフェクト馬券内を継続。注目の条件になりそうです。

 今回短縮の馬が非常に好成績を残しており、昨年までの短縮は過去5年で【1-1-2-12】で複勝率は25%。この短縮優勢傾向は中京開催になってそれが加速しているようで、昨年のセントウルSはTOP3は共にマイルから短縮している馬が中心になっています。マイルからの短縮には今年も注目しなければなりません。

 そして前述の通り毎年の様に1頭届く「穴馬」ですが、これは簡単に見抜けるかもしれません。キーワードは「舐められすぎ」でしょう。昨年12人気2着のメイショウグロッケは同年の京都牝馬Sで13人気3着、18年7人気2着のファンタジストも同年のスプリングSを1人気2着になるなど重賞で実績を残しているのにも関わらず人気が下がっている馬が穴馬として狙い目のようです。



3.ダートのような持続力もポイントになりそうです

 血統を最後に見ていきましょう。やはり成績を残しているのがアドマイヤムーン産駒とロードカナロア産駒で、それぞれアドマイヤムーン【2-0-0-4】で単勝回収率100%超え、ロードカナロア【1-1-1-2】で複勝回収率は100%を超えるなどそれぞれ軸への信頼度は一定以上となっているでしょう。

 そして注目したいのが「ダート短距離血統」です。メイショウボーラーやヨハネスブルグ産駒が過去5年で成績を残しています。特にメイショウボーラー産駒のラインミーティアは一度の出走ながらしっかり2着と成績を残しています。短距離はサンデー系が苦手な条件の一つでありますので、逆に普段ダートで活躍している馬にもチャンスがあるのかもしれません。注目ですね。



4.該当馬

3.ラウダシオン

先行〇 前走△ 短縮〇 重賞実績〇 血統△

 京王杯SCでも推奨したラウダシオンですが、ここでも注目したいと思います。もともと小倉2歳Sで3着になるなど実績もあります。今回は安田記念大敗後の短縮ローテ。父リアルインパクト産駒は1200mへの短縮が得意なところもあるので、休み開けのフレッシュな状態に短縮は非常に楽しみですね。

10.ジャンダルム

先行〇 前走△ 前走北九州記念〇 重賞実績〇 血統〇

 前走北九州記念ではスタートから後方に構えて上りは出したものの伸びきれずに7着。これで大きく人気を落としましたが、この馬は阪急杯で3着になるなど先行したら侮れない一頭。スタートさえ切れれば重賞でも成績を残していますので、スタートがカギになりそうですね。

17.シゲルピンクルビー

差し〇 前走〇 前走北九州記念〇 重賞実績〇 血統〇

今年初めのFレビューで1着、北九州記念で4着の馬もなんと現状(土曜23時)で9人気はまさしく「なめられすぎ」に該当するのではないでしょうか。この馬は速い脚を使えるわけではありませんが、じわじわと伸びてくるタイプ。まさに昨年のメイショウグロッケとも被るところがありますので注目でしょう。


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個人的にはカレンモエが気になります。

それでは!

ヒデ




一夏超えて主場も制す!? 京成杯AH分析

 こんばんは、ヒデです。夏の終わりにふさわしいサマーマイルシリーズの最終戦、京成杯オータムハンデ(以下AH)を分析していきたいと思います。過去5年で3回三連単の配当が5万円を超える中波乱の「掴みにくい」重賞。どのようなデータが出てくるのでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >

1.上りも強いが逃げも強い!?

2.夏を叩いた馬に勝機あり!?

3.やはり主流血統が一番!?

4.該当馬




1.上りも強いが逃げも強い!?

 

 過去5年の平均ラップタイムを見ていると前半と後半でそこまでタイム差が開かないミドルペースで進んでいます。通常ミドルペースで進んでいるレースであると逃げ馬が止まりやすい展開であることが多いのですが、このレースはそんなことはないようです。逃げ馬の成績は過去5年【1-1-0-4】で複勝率33.3%で単勝回収率120%、複勝回収率85%と優秀な世紀を残しています。

 ただし3F順位に関しては1・2位が好調です。過去5年の成績は【3-2-1-5】で複勝率は60%になっています。過去5年で一番硬い配当になった18年は1着ミッキーグローリー(1人気・上り2位)、2着ワントゥワン(3人気・上り1位)で1‐2フィニッシュでした。17年も同様の結果になっていることから上り上位をはかなり脅威になっていると言えるでしょう。

 前走で見ても上り3F3位以内の成績は【3-2-1-18】で堅実に。上り3F上位の馬と前に行ける馬のバランスが重要になってくるということになれるのでしょう。



2.夏を叩いた馬に勝機あり!?

 サマーマイルシリーズに出走していた馬が中心になっています。今回昇級戦の馬はそこまで出走はありませんが、3戦2勝で馬券になっています。

そして前走重賞組は同距離で臨んできた馬が有望。過去5年で【2-5-4-41】で複勝率21%。そして複数回馬券になっているレースは関屋記念【1-2-1-25】、中京記念【1-0-2-7】でした。そのため、中5~9週が激走ローテ条件の一つで【3-0-2-11】で複勝率は31.3%を記録しています。一方で前走オープン特別で2着以下の馬は【0-0-1-30】であまり馬券になっていません。

 前走オープンクラス以上なのであればマイルを連戦している馬が中心に、昇級戦なのであればマイル以外の距離から臨んでくる馬が中心になっていますね。

3.やはり主流血統が一番!?

 過去5年で3着以内に入った15頭中13頭が主流血統でした。特にロードカナロア産駒は圧巻で、3頭中2頭が勝利しています。単勝回収率480%を記録するなど、このコースとりわけこのレースとの相性が特に良いのでしょう。そしてもう一頭注目なのはやはりディープインパクト産駒。過去5年【1-4-1-9】で複勝率40%で複勝回収率を114%記録するなど仔の頭数では圧倒的な数字を残しています。

 ただでさえ驚異的なディープインパクト産駒ですが「ディープインパクト産駒×前走芝1600m」と限定するとより成績が上り【0-4-1-5】で複勝率が5割を超えてきます。中でも18年のワントゥワンなどが上り最速で上がって来ているなどこのコースとは相性が良さそうです。

 この2頭は「血統偏差値」でも上位になっている馬ですので、コースとの相性も良さそうですね。なお、母父は「欧州系」が優勢です。



4.該当馬

 それでは京成杯AHの該当馬を見てみましょう。

4.グランデマーレ

前走上り1位〇 差し〇 前走〇 血統〇

 前走関屋記念出走馬のロードカナロア産駒です。過去5年で3戦して2勝しているというのは本当に相性が良さそうですね。関屋記念は上り1位を記録しているなど、上りも安定して出せているのもプラスですね。

9.カラテ

前走上り〇 差し〇 前走〇 血統△

 連勝が止まってからも巻き返してきたカラテはこのレースでも注目でしょう。条件は十分ですので、前走のような競馬をすることができればこのレースでも成績を残すこともできると思います。

14.マイスタイル

逃げ〇 前走〇 血統〇

 安定して逃げていけているのは安定感があります。マイルであればまだ4着を連続して奪えるほどの成績を残していますので引き続き注目でしょう。逃げ粘るために自分のペースで最内を粘れれば勝機もあるでしょう。

16.スマイルカナ

先行〇 前走△ 血統◎

 血統的には一番推したいのがこの馬です。ディープインパクト産駒×前走1600mをクリアしているのは今年の出走馬はこの馬だけです。今回は休み明けということもあってリフレッシュも十分でしょう。


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京成杯は難しいですよね。

それでは!

ヒデ

2021年9月10日 (金)

開幕週だからこそリーディング上位!? 紫苑S分析

 こんばんは、ヒデです。本日は秋競馬開幕戦の3歳牝馬重賞。紫苑Sを分析をしていきたいと思います。秋華賞に直結することも多い重要な重賞、果たしてどんな馬が活躍していくのでしょうか。


< 目次 >

1.芝が綺麗・・・だからこそ上りが重要になる!?

2.やはり前走優駿牝馬組が優勢。上り馬の注目ポイントは生産者!?

3.リーディング種牡馬がやはり強い競走に。

4.該当馬



1.芝が綺麗・・・だからこそ上りが重要になる!?


 秋の中山開催は野芝開催。豪快な差しが決まりやすいレースになりやすいかと思いきや開幕週の芝が綺麗なこともあって基本的には先行有利。過去2年は特にその傾向が強く出ており、4角4番手以内の馬が馬券圏内に残っています。また、過去2年は上り最速を出した馬が馬券圏内に届いていないのも先行有利に加速しているのではないかと考えられます。過去5年間に広げて傾向を見てみても4角10番手以下から馬券圏内に届いた馬は【1-1-1-14】で届いた穴馬はすべて4番人気以内。穴馬は先行馬を探して行くのが良いでしょう。

 また綺麗な芝ということで気になるのは「枠別の成績」です。内枠が好成績になるのかと言えばそうでもなく、8枠が一番の成績を残しています。8枠は過去5年で【3-1-2-7】で複勝率は驚異の46.2%。昨年2着のパラスアテナは10人気ながら4角4番手から粘るなど、意外と外のほうがいいようですね。中枠の成績もよく、4枠【0-1-2-7】5枠【1-1-0-8】で5枠からは昨年の覇者マルターズディオサも出ています(5人気)。中枠以降の方が成績が上がりそうですね。

 余談ですが、4角2桁順位から連対した馬は過去5年2頭。16年2着ヴィブロスと17年1着のディアドラです。この2頭はその後の秋華賞で勝利していることから、2桁着順から連対する馬が現れた場合秋華賞では要チェックです。



2.やはり前走優駿牝馬組が優勢。上り馬の注目ポイントは生産者!?

 ここからは競馬王10月号と連動して重賞「ローテ&ステップ」でお送りします。さて紫苑Sはやはり前走優駿牝馬組が有利です。過去5年で【 2- 2- 3-15】と複勝率は30%を超えています。その中でも前走で1秒以上負けた馬は巻き返していないので、優駿牝馬組×前走着差1秒以内というのが一つのポイントになっていくでしょう。なお延長は【0‐2‐2-33】で、人気が中心。なお、延長で人気薄が来たのは前述のパラスアテナでした。人気薄の延長組は基本的には割引が必要でしょう。

 そして上り馬で一番好走している条件は「ノーザンファーム生産×5~9週」。このパターンで好走しているのは19年のパッシングスルー(中9週、1勝クラス福島芝2000m)や17年3着ポールヴァンドル(中9週、1勝クラス函館芝1800m)が該当しています。今年もノーザンファーム生産馬×中9週の馬に期待したいですね。



3.リーディング種牡馬がやはり強い競走に。

 過去5年で一番勝利しているのはハービンジャーで2021年のリーディング15位ではありますが、それ以外の3勝は共にリーディングTOP5でした(ディープインパクト、ルーラーシップ、キズナ)。特にルーラーシップ産駒は【1-2-0-6】で複勝回収率は120%を記録しているなど活躍しています。何度も登場しているパラスアテナもルーラーシップ産駒だったことを考えるとやはり相性が良さそうです。それ以外にも19年は1着パッシングスルー、2着のフェアリーポルカもルーラーシップ産駒であるなど近年先行が有利になることと比例してルーラーシップ産駒が好調になっていることから、今年もルーラーシップ産駒は注目です。

 母父を見てみると好調奈のがクロフネ。馬券になっている馬は基本的に米国系であることからやはりスピードが求められるような馬場になっている様ですね。

 父系を見る際は「日本で活躍しているリーディング種牡馬」に大注目です。



4.該当馬

 それでは紫苑Sの該当馬を紹介していきたいと思います。

 

1.スルーセブンシーズ

先行〇 前走優駿牝馬組〇 血統〇

 母父クロフネということに加えてミモザ賞では4角4番手で伸びて1着に。ドリームジャーニーはリーディングTOP20には入っていませんが中山競馬場芝2000mは通算で【1‐2‐3‐12】で複勝率33.3%とまずまず。内枠の中でも1枠はそこまで悪くないので着狙いならいいでしょう。

13.ハギノピリナ

差し△ 前走優駿牝馬〇 血統〇

 オークスで番狂わせを起こした本馬ですが、人気は現状低調な7人気に(金曜23時現在)。確かにオークスでは差しに回ったもののその前の矢車賞では4角3番手とカーブで上がっていく競馬にも対応できているのもプラス材料です。キズナ産駒は昨年のマルターズディオサが勝利するなどこのコースとの相性も良いはず。またキズナ産駒は短縮が得意な産駒が多いので、ここは期待できそうです。

18.プレミアエンブレム

先行〇 間隔◎ 血統◎

 NHKマイルC覇者メジャーエンブレムの初仔です。今回注目の「外枠」、「ノーザンファーム生産×中5~9週」、「ルーラーシップ産駒」をすべてクリアしている激アツ馬です。外枠からでも先行できているので、この馬が楽に追走することができるのならばかなり怖い存在になりそうです。ルーラーシップ産駒は2000m以上の延長で成績が上がっていく馬が多く、この馬も延長時は1着1回と3着1回。大注目の馬ですね。


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秋の3歳戦線に向けて弾むのは誰でしょうか!?

それでは!

ヒデ

2021年9月 6日 (月)

開幕週に注意したい血統・間隔で回収率を上げる!?

 こんばんは、ヒデです。昨日をもって札幌・新潟・小倉の3競馬場開催が終了し、夏競馬も終了しました。来週からは中山中京の2場開催が開幕します。ここから本格的に秋競馬が開幕していくわけですが、今回は「開幕週」に注意したい血統・間隔ということをテーマにしてデータなどを見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >

1.競馬王10月号から見る「開幕週」に注意したい血統

2.秋の中山主流血統にどんぴしゃり!?

3.高速馬場の主場を狙い撃ち!?間隔の空いた馬は怖い!




1.競馬王10月号から見る「開幕週」に注意したい血統

 競馬王10月号の特集テーマは「プロが実践する回収率爆上りローテ&ステップ」です。そんななか「開幕週」に着目してくださったのがシンヤカズヒロさん。シンヤカズヒロさんは「開催替わり1日目の強い父、弱い父」と題して開幕週に強い馬をあげてくださっています。今回はそんなシンヤさんの記事から少し引用してチラ見せ。

 開幕週に数値が上昇している種牡馬の代表格が「ロードカナロア」でした。これについてシンヤさんは

  『やはり注目したいのはロードカナロアの成績で、開催替わり1日目勝つ良馬場字は好   走率が右肩上がりになっており、人気が先行しがちな上位種牡馬であるにも関わらず   単勝回収率も115%とプラス収支記録しているほどでした。ロードカナロア産駒は高   速馬場を得意とする種牡馬であることから、やはり開幕週と聞いて思い描くような馬   場でこそ真価を発揮するようです。』

とロードカナロア産駒が好走する理由について考察されています。週中に雨の降る予定がない中山競馬場の位置する千葉県船橋・市川の両市を見ていると今週の開催は良馬場で始まることが濃厚。土曜日の特別登録されている馬を紹介しておきたいと思います。

<土曜日・中山競馬場>

10R 汐留特別(三上2勝クラス、芝・1200m)

・スティクス(牝・3 武幸四郎厩舎)母父ネオユニヴァース

競馬王10月号のご予約はこちら



2.秋の中山主流血統にどんぴしゃり!?

 今度は良馬場開催の見込まれる秋の中山開催に絞って見ていきましょう。この時期の中山開催は毎年野芝のみで芝コースを形成します(冬季はオーバーシードの一環で洋芝も混じっています)。そのためなのか開幕週は特に主流血統が中心の馬場状況になっています。その筆頭がディープインパクト産駒とダイワメジャー産駒、ステイゴールド産駒、それにルーラーシップ産駒。これらの産駒は単勝回収率100%超え&複勝率30%超えを達成している種牡馬です。特にダイワメジャー産駒は少ない出走(過去5年10走)ながら【4-0-1-5】で勝率40%、複勝率50%を記録しています。昨年は稍重での開催となりましたが、セプテンバーSでケープゴットが1着に入るなど人気に応えて好走しやすい特徴があります。

 また、サンデーサイレンス系で見ても開幕週の初日は過去5年で【15-16-15-126】で他の系統の12勝を上回る数字をマークしていることから主流血統、とりわけサンデーサイレンス系の種牡馬に取って有利な「スピードが活きやすい馬場」になっている可能性が大いにあります。人気のサンデーサイレンス系種牡馬は大注目ですね。



3.高速馬場の主場を狙い撃ち!?間隔の空いた馬は怖い!

 最後に競馬王10月号のテーマということでローテーションを見ていきましょう。間隔別で一番好成績を残しているのが中10週~中25週。中10週と言えば東京阪神開催の最終週。夏競馬をパスして高速馬場の主場を「狙って」ローテーションを組んでいる馬がやはり勝ち切りやすいようです。中10週~中25週の成績は【9-9-5-69】で単勝9.8%、複勝25%で回収率もトップ。特に単勝回収率は100%を超えるハイアベレージです。特に前走東京競馬場×中10~25週に限って言うと【7-6-4-42】で複勝率28.8%と複勝率が上昇します。この場合単勝回収率は153%まで上昇します。平均人気7.1なのですがこの好走率というのはかなり軸に最適ということではないでしょうか。

 この条件に該当している土曜中山特別登録馬(紫苑Sは後日別記事にて記載)は以下の通りです。軸選びの際の参考にしてくださるとありがたいです。

<土曜日・中山競馬場>

9Rアスター賞(2歳1勝クラス、芝1600m)

・ハイアムズビーチ(前走東京芝1400m、中12週)

・フェスティヴボス(前走東京芝1600m、中10週)



10R汐留特別(3歳上2勝クラス、芝1200m)

・サプライズレター(前走東京ダ1400m、中10週)

・プレシオーソ(前走東京芝1400m、中11週)


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秋競馬開幕は楽しみですね。週末が待ち遠しいです。

それでは!

ヒデ

2021年9月 5日 (日)

物言う上り!?求められるのは「スピード持続」 新潟記念分析

 おはようございます、ヒデです。本日は朝の更新になってしまい申し訳ございません。本日、日曜日は3歳馬にとって最終試験とも言える未勝利戦の最終週です。使い込んでいる馬も多く難解ではありますが、こちらも楽しみです。最後と言えばサマー2000シリーズも本日が最終戦。その新潟記念を分析していきたいと思います。それでは本日もよろしくお願いいたします。




<目次>

1.物言う上り!?

2.場所と人気で期待値が変化する!

3.マストなのは主流血統

4.該当馬


1.物言う上り!?

 新潟記念が行われる芝2000mは日本の芝2000mコースでは唯一の1ターンコース。直線は658mと東京競馬場のそれより130mあまり長いのが特徴です。そのため、じわじわと伸びる直線勝負になりやすい傾向があり「上り」が勝負のカギになります。過去5年で一番成績の良い上り順位はやはり上り1位で【3-0-1-3】と圧倒的。近年でもユーキャンスマイルとカデナが上り最速タイを記録した19年、共に馬券内という成績を残しています。

 上りが重要なだけあって差し追い込みが有利になっています。差しは【2‐1‐1‐35】複勝率17%追込み【2‐2‐3‐16】で複勝率30.4%で驚くことに複勝回収率が100%を超えています。特に2018年は追込み馬が馬券内を独占していることからも、後ろ有利の展開になっていることが伺えます。毎年基本的にはスローペースで進んでいるにも関わらず、差しが決まるのは新潟の直線の長さが影響しているのでしょう。

 先行馬は17年1着のタツゴウゲキや20年2着のジナンボーなど、内枠で粘り切ることができるかという勝負になっていることが多いです。外枠の先行馬は毎年苦しい展開にあります。17年4着ウインガナドルは17番枠で逃げ粘りを見せたものの1/2馬身差及ばずの4着に終わりなど、相当力が抜けていない限り厳しいというのが実情でしょう。土曜日に残った逃げ馬も9番枠より内でしたので、前に行く馬は基本的に内枠でなければ厳しいでしょう。



2.場所と人気で期待値が変化する!

 前走競馬場に関してはコース×人気の組み合わせでかなり変わっています。例えば前走東京競馬場の場合【1-2-1-17】で単勝回収率は8%、複勝回収率も46%と低水準になっています。これを1~5人気に限定すると【1-1-1-5】にまで数値が良化します。特に1勝は2018年のブラストワンピース(1人気・前走G1東京優駿5着)、2着も17年のアストラエンブレム(1人気・前走エプソムカップ2着)となっているように、重賞で好走して人気している馬は信頼できるということです。逆に前走好走→今走人気薄のパターンや前走不振→今走不人気のパターンはあまり好走していません。昨年を見るだけで20年12着のアイスストーム(13人気・前走エプソムカップ14着)が該当するなど、こちらも信頼できるデータかもしれません。

 一方で面白いのが小倉競馬場経由の馬が穴を開けやすいという傾向です。小倉記念組の過去5年の傾向を見ると【1-0-2-10】と成績はそこまでよくも悪くもないのですが、当日5人気いかに限ってみると【1‐0‐2‐8】で馬券内すべての馬が人気薄で好走していることがわかります。最近では19年にカデナが小倉記念2着→新潟記念3着と好走するなど相性は良い様子。小倉記念から来る馬は人気薄が多いようですね。

 そのほか気になるのは北海道場所から連戦してくる馬はそこまで多くないのですが、平均人気4.5にも関わらず【0-0-0-2】で過信は禁物の様です。



3.マストなのは主流血統

 1では主に上りの話をしましたが、そうなればやはり馬券になりやすい種牡馬といえば「主流血統」に属するディープインパクト産駒とキングカメハメハ産駒。それぞれ過去5年でディープインパクト産駒【1-3‐1‐19】、キングカメハメハ産駒【2-0-0-3】と好走しています。土曜日の馬場傾向でも触れましたが、今の新潟の馬場は完全に主流血統なしには好走できない馬場になっています。かなりスピードが要求されるようですね。土曜日に行われた赤倉特別でも1着~3着まで父サンデーサイレンス系、2・3着はディープインパクト産駒とその傾向を強く出していることがわかります。

 それでは相手には誰が向いているのかといえば持続系が中心になりそうです。その持続系の中心になりそうなのが「ロベルト系」。ロベルト系と言えば持続の鬼なのですが、瞬発力という面では劣ります。その瞬発力を主流血統の血で補うと「スピード持続」に特化した産駒が増えてくるという印象です。最たる例がエピファネイア産駒でしょう。サンデーサイレンス系のクロスが入った産駒は活躍する傾向にあります(デアリングタクトもサンデーサイレンスの3×4でした)。

 「スピード持続」というところがカギになりそうです。



4.該当馬

 それでは該当馬を見ていきましょう。

2.ザダル

差し〇 前走×人気〇 血統◎

 エプソムカップの勝ち馬でディープインパクトの孫産駒に当たります。この馬は渋った馬場や荒場馬の上り勝負に強い印象です。メンバーレベル的にも人気を維持していることから上位にあると判断できますが、今回は内枠。揉まれるのを好まないトーセンラー産駒ですので、少しそのあたりが心配です。馬をうまく出して追走できるかがポイントになってきそうな印象ですね。

3.ショウナンバルディ

内枠先行〇 前走×人気〇 血統△

 今回唯一の小倉記念組です。小倉記念組は「人気薄」であることが一つの条件になっているので、現状9人気のこの馬には期待せずにはいられません。ただ、血統的に見ると少し心配な面もあります。持続に寄りすぎという懸念です。幸いにもこの馬は先行なので、内枠から好位につけて先行できれば粘り込みも十分に可能ですね。

13.クラヴェル

差し〇 前走×人気△ 血統◎

 デアリングタクトと父、母父、母母父が同じでサンデーサイレンスの3×4が入っているという血統構成で叔父にドレットノータスがいるという血統構成に私はこの娘がデビュー時からほれぼれしています。それはさておき、このコースの「スピード持続」というタイプに完全に合致している本馬は新潟記念でも十分勝負になりそう。また、エピファネイア産駒は延長が得意。この馬も延長で1勝クラスを突破しているように、延長の今回は大注目です。そして、ここのところ上り最速を記録し続けているところから見てもこのレースには合いそうですね。スピードを活かして外から伸びて来られるか。注目です。


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クラヴェル愛があふれる記事になってしまったことを反省します。怖くなって過去の記事を見返しましたらマーメイドSで該当馬になっていました。そこではあまり出していなくて安心。そんなクラヴェルですが、今回結構多くの予想家さんが推してくれているのでうれしく思っています。新馬未勝利を方がれるのも奇跡のようなのに、重賞で人気してくれている、本当にうれしいことです。関係者の皆様本当にありがとうございます。

話は変わりまして本日はサマーシリーズの重賞当番でもあります。新潟記念の予想はそちらで公開中。詳しくはこちらをご覧ください。

それでは!

ヒデ

2021年9月 3日 (金)

マイスターに要警戒!? 小倉2歳S分析

 こんばんは、ヒデです。編集部のある東京は10月並みの気温と雨が続いています。皆様体調にお変わりありませんか?そんな肌寒い東京ではありますが競馬に関してはまだ「夏競馬」。最終週の小倉競馬場重賞はスプリント2歳戦、小倉2歳Sです。19年3着には後のNHKマイルC覇者ラウダシオン、16年には桜花賞馬のレーヌミノルが出ているこの競走、今年はどのようなレースになるのでしょうか。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >

1.極端な脚質は向かない!?

2.レースはやっぱりマイスターにおまかせ!?

3.ダイワメジャー産駒VSミッキーアイル産駒!?

4.該当馬




1.極端な脚質は向かない!?

 派手な差しも決まりやすい小倉競馬場ではありますが、このレースに限って言うと逃げと追込みは向きません。開催最終週ということもあってか逃げはまったくと言っていいほどレースに絡まず、過去5年間の成績は【0‐0‐0‐5】、平均着順も11.2着。逃げ馬はかなり大幅な割引が必要でしょう。前走逃げ馬に関しても【1-1-3-23】で唯一勝利したのはアサクサゲンキ(通過順3‐2)でした。この馬は3人気ということもあり単勝回収率は25%、複勝回収率も46%なところから見ても前走逃げ馬に関しても割引が必要でしょう。そして追込みも【0‐0‐1‐18】。唯一馬券内になっているのはラウダシオンでしたのでこちらも複勝回収率12%。前走追込みは【0‐0‐0‐5】なので追込みも基本的には割引が必要でしょう。

 圧倒的に好走が多いのが先行【4‐2‐2‐22】で好走しています。特に先行×上り2位以内は【3‐2‐2‐11】で複勝回収率も124%に。前走で上りを使えているかというのが先行&差し馬には求められている様ですね。前走上り2位内は全脚質合わせて【4-5-4-32】です。上り2位以内×先行差し馬を狙っていきましょう。



2.レースはやっぱりマイスターにおまかせ!?

 この小倉2歳ステークスを分析するうえで忘れてならないのは「武豊」騎手の存在。武豊騎手は過去5年で【3-0-1-0】でオール馬券内を達成しています。このように騎手的に偏りが強くなりやすい特徴があります。その他でも浜中騎手が【1‐1‐0‐2】なものの今年は出走せず。和田騎手も同様に【0-1-1-2】で穴を開けています。和田竜二騎手の複勝回収率も100%を超えているので要注意かもしれません。

一方で幸騎手と松山騎手は5年連続騎乗しているものの馬券内はゼロ。特に松山騎手は18年に1人気のシングルアップで6着に敗退するなど本当にかみ合っていません。このコースが苦手なわけではないと思うのですが、一つのジンクスになりつつあります。

 普段はあまり見ない方も騎手に注目してみてはいかがでしょうか?



3.ダイワメジャー産駒VSミッキーアイル産駒!?

 過去5年で同競走を見てみるとダイワメジャー産駒が好調です。4頭出走して【1-1-0-2】で複勝率は50%。回収率はそこまで高くないことから毎年人気になってしまっていることがわかるでしょう。ただダイワメジャー産駒はねらい目が牡馬と牝馬で異なっているようです。『ウマゲノム版種牡馬辞典2021-2022』を見てみると「1200mでは牝馬のほうがいい」と書いてあります。この本によると、良馬場の場合は牝馬、重馬場が持続した場合は牡馬を狙うのがよいとのことでした。ダイワメジャー産駒はねらい目が違うということを念頭に入れたほうがよいようですね。

 そして近年デビューの種牡馬で赤丸急上昇中なのがミッキーアイル産駒。昨年の覇者メイケイエールが初年度から勝利するなどこのコースとの相性が良いことが伺えます。先週までの同コースで成績をみても【5-2-3-19】で好成績を維持している印象があります。今年の種牡馬を見ると1着争いはこの両種牡馬のマッチレースになりそうですね。

 開催後半ということもありある程度の持続も必要そうですから母父などを見る場合は「スプリント適性」と「持続力」を両方を見ていく必要があるでしょう。



4.該当馬

 それでは小倉2歳Sの該当馬を見ていきましょう。

2.ソリッドグロウ

前走? 上り〇 血統〇

 このまま馬場が悪化のままならば十分ねらい目なのですが、明日土曜日の朝には雨が上がる予想の小倉競馬場周辺の天気を見ると少しこの馬にとってのスイートスポットではないでしょうが函館デビューしたノーザンファーム生産馬がここに来るということはこのレースをかなり狙いに来ていると言って差支えないでしょう。

4.インプロバイザー

前走〇 上り〇 血統〇

 良馬場近くまで回復するのであればこの馬の出番でしょう。父ダイワメジャー、母父インリアリティ系で短距離向きマイラーと言った血統構成でかなり期待できますね。新馬戦こそ外枠で差しきれませんでしたが、2走目に見事未勝利突破。今回はその時から1つ外枠の4番枠に入ったことはこの馬にとってプラスに働くでしょう。

5.デュガ

前走〇 上り〇 武豊騎手〇 血統?

 ウマ娘のサイバーエージェント社長藤田晋さんの持ち馬であるデュガ。デビュー戦のフェニックス賞に出走していきなり3着になっているところを見ると素質は十分ですね。今回は武豊騎手が継続騎乗していることを考えてもこのレースを狙ってきていますね。上り2位というのも強調材料。

9.ナムラクレア

前走〇 上り〇 血統〇

 ミッキーアイル産駒で一番期待したいのはこの馬です。前走はフェニックス賞で上り最速で初勝利を挙げています。不良馬場にも関わらず先行して上り最速で半馬身差で勝利。オープン戦で初勝利を挙げていることからもこの世代のスプリント戦線の中心になるかもしれません。和田騎手騎乗もいいですね。


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小倉競馬場は雨降っているにも関わらず29度まで上がっているようです。東京は20度。来週は暖かくなっているといいのですが。

それでは!

ヒデ

2021年9月 2日 (木)

若駒よ、大志を抱け!?北から羽ばたくのは? 札幌2歳S分析

 こんばんは、ヒデです。最初に告知から失礼します。


・告知

競馬王10月号が9月8日に発売されます。今回のテーマはローテ&ステップ。そこで競馬王ヒデの分析でも来週の紫苑Sからローテ&ステップにまつわるデータをチャンピオンズカップまで掲載予定です。お楽しみに。

 さて、本日は今週松に行われる札幌2歳Sの分析を行いたいと思います。昨年の馬券内馬は全頭重賞勝利(1着ソダシ=桜花賞など、2着ユーバーレーベン=オークス、3着バスラットレオン=NZT)するなど過去3年の馬券内馬9頭中6頭がその後の重賞で勝利するなど近年かなり高レベルになってきた印象の札幌2歳S(それ以前にもクロコスミアやレッツゴードンキなどもこの競走で馬券内でした)。年末に向けて弾みをつけるのはいったいどの馬なのでしょうか。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >

1.4角で前につけなければ厳しい!?

2.クラスによって前走競馬場が異なる!?

3.持続に長けた主流血統活躍中!

4.該当馬




1.4角で前につけなければ厳しい!?

 過去5年の札幌2歳Sを見ていると4角の位置取りが非常に重要になってきそうです。一つのボーダーになってきそうなのが「4角7番手以内」でこれを境に一気に成績が変化します。4角7番手以内の馬は【5-4-5-28】に対して同7番低下は【0‐1‐1‐30】と圧倒的な差が出ています。3角位置で見てみるとそこまで差が生まれていないことから3~4角の間で捲れない馬は厳しいということが言えるでしょう。昨年2着のユーバーレーベンは2角以降14‐5‐3でコーナーを通過しています。ユーバーレーベンはオークスの4角8番手で通過し差し切る競馬が得意な馬でありますが、そういったタイプでも捲って差し切る競馬が求められているのでしょう。

 そのため、脚質を見てみると先行と捲りが好成績になっています。先行馬は【2-2-1-12】で馬券内は多いものの回収率は低め。人気になりやすい性質はありますが、軸には良さそうです。そして捲りの成績もよく、過去5年間は【1‐1‐1‐0】の馬券外なし。捲ってくる馬は前走でも3角あたりから順位を上げていっているのでそこに注目してみると良いでしょう。

[参考] 捲って馬券内に入る例

17年[地]ダブルシャープ7人3着(14-14-7)前走クローバー賞6人気1着(7‐4‐3)



2.クラスによって前走競馬場が異なる!?

 この競走は先週行われた新潟2歳Sとは異なり前走オープン競走からでも活躍馬が出てきているのが特徴です。前走オープン戦の馬は【1‐2‐1-7】で複勝率36.4%とハイアベレージに。ただここ2年馬券内はありません。また、前走オープン戦という条件であっても札幌競馬場意外&3着以下の馬券内はありません。札幌オープン競走×2着以内というのが前走オープンクラスの馬にマストな条件と言えるでしょう。近年馬券になったナイママもダブルシャープも前走はオープンクラス1着馬でした。

 札幌→札幌の馬が好調かといえばそういうわけではなく、新馬・未勝利戦から臨んできた馬の中心は函館競馬場からの馬が中心になります。函館で新馬未勝利を勝ち上がった馬は【3‐1‐2‐11】とこちらも複勝率35.3%のハイアベレージに。さらに18年に6人気のニシノデイジーが好走したことで単勝の回収率366%と高めになっています。新潟からはロックディスタウン(17年1着)、東京からはユーバーレーベン(20年2着)が馬券になっている程度と北海道の競馬場以外からの参戦は割引必須の状態です。なお前述の2頭はステイゴールド系の父を持っているのでステイゴールド系の馬だけには注意したほうがいいでしょう。

 前走は新馬未勝利ならば函館、オープンならば札幌と考えるのがいいでしょう。



3.持続に長けた主流血統活躍中!

 このコースで活躍しているのはキズナ産駒。このコースに限定しても【4-0-2-11】と複勝率35%台を記録しています。札幌2歳Sでも昨年バスラットレオンが3着に入るなど2頭出走して1頭が入っているなどこのコースとは相性がいい恰好です。キズナ産駒は1800mなどの非根幹距離×中距離が絶好条件ですのでここは積極的に狙っていきたい条件でしょう。また、北海道と言えば「ハービンジャー産駒」ですが、この競走ではニシノデイジーが1着になっただけとそこまで信用することはできません。その他の条件が揃えば、、、というところでしょうか。

 そしてこのコースで注目なのはドゥラメンテ産駒。昨年は出走馬は0だったものの、このコースは【2-2-1-5】と半分の馬が馬券内に飛び込むなどかなり相性が良い様子。揉まれ弱い産駒が多いので外枠であれば楽しみな種牡馬になりそうです。

 ここまででわかるのは基本的に「パワー」が求められているということができそうです。脚質をみてもわかる通りまくりや先行が好成績を残している=パワーとスタミナが求められるということでしょう。主流血統が活躍する傾向にありますので主流血統×パワーのある産駒が好成績を残しやすそうですね。



4.該当馬

 それでは札幌2歳Sの該当馬を見ていきましょう。今回は枠順発表前のため50音順に掲載します。

オンリーオピニオン

逃げ〇 前走△ 血統〇

 前走福島競馬場なのですこし割引がありますがそれを差し引いても面白い一頭でしょう。キズナ×母父アイルハヴアナザーという「パワーと非根幹距離適性の塊」的な血統構成は非常に魅力的です。前走は3馬身差の快勝で少し人気しそうな気もしますが、間隔も良いのでヒモでは面白い一頭ですね。

ジオグリフ

先行〇 前走△ 血統〇

 6月の東京・1800mでデビューしたのは昨年のユーバーレーベンと同じローテで臨んできています。ドレフォン自体は米国のスプリンターでしたが、産駒は1800mでも活躍しているなど、距離の融通は効く可能性が高いです。母父キングカメハメハも中距離適性の一員を担ってそうですね。本命とまではいかないですが、面白い一頭になりそうですね。

ダークエクリプス

先行〇 前走〇 血統〇

 前走函館競馬場の芝1800mで勝利したドゥラメンテ産駒です。4世代を残して今週急死した父ドゥラメンテを弔う意味でも重賞勝利を期待したい一頭。このコースの成績やこの馬の臨戦過程を見ても中3週のことを除けば馬券内に飛び込む確率は非常に高そうですね。期待ですね。


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ドゥラメンテ産駒はこれからという期待も大でしたので、急死は驚きました。キタサンブラック産駒との有馬決戦は夢のまた夢なのでしょうか。まずはご冥福を祈りたいと思います。

それでは!

ヒデ

2021年8月31日 (火)

輝けミスプロ血統!? サマーチャンピオン分析

 こんばんは、ヒデです。本日は明日佐賀競馬場で行われる交流重賞サマーチャンピオンを分析したいと思います。今年は9月開催ということになりましたが、コパノキッキングなどが出走する豪華メンバー戦、どんな結果となるのでしょうか。早速分析していきましょう!


< 目次 >

1.外枠先行優勢!

2.距離延長は禁物・・・

3.輝けミスプロ血統!

4.該当馬




1.外枠先行優勢!

 佐賀競馬場はなんといっても外枠有利の競馬場です。『地方競馬パーフェクトブック』内でも確認できます。1300mコースのものですが、1枠の複勝率が26.2%に対して8枠の複勝率は39.8%と10ポイント以上差をつけられているのです。同じく外枠有利と言われている高知競馬場は1枠と8枠の有利不利はそこまでなく(1枠31.6%・8枠31.8%)、内・外の有利不利がはっきりと出ているのが佐賀競馬場の特徴といえるでしょう。佐賀競馬場は内が深いことで有名な競馬場で(他には金沢や高知も内が深く外有利の傾向がありますね)、内を追走するよりも多少外に出して競馬をするのがあっている競馬場です。出足が速い馬というのは外に持ち出すこともできますが、先行くらいになるとやはり内枠は不利に働きます。

 これはサマーチャンピオンでも同様のことが言え、複勝率が30%を超える4枠以降は多少の人気薄でも馬券内に好走でき、2018年には兵庫競馬のエイシンバランサーが10番枠から地方所属馬として11年ぶりの勝利をあげるなど良績を残しています。基本的には毎年外枠2頭×内枠1頭の並びで決まっているので外枠の馬中心で軸を決めていくのがまずは飯野かもしれません。

 そして佐賀競馬の馬場といえば「逃げ先行有利」の競馬場としてもお馴染ですね。このコースは直線が200mしかなく高知競馬と並んで直線がかなり短いコースです。そのため一気に差すという競馬では間に合わず、過去5年の馬券内馬平均3角通過順位は驚異の2.8位。極端に前にいなければ厳しく、仮に出足が遅くなっても3コーナーあたりから捲っていかなければ馬券内は厳しいと言わざるを得ないでしょう。

 基本的には「外枠先行」この馬を脚質から選ぶのが良さそうです。



2.距離延長は禁物・・・

 過去5年の成績を見てみると馬券内15頭の内13頭が前走同距離以上となっています。延長組が馬券になったのは2着1回3着1回とそこまで優秀な成績ではないため軽視が妥当でしょう。延長で馬券内になった馬は2着は19年のヒザクリゲ。この馬は3連勝中と勢いに乗っている馬でしたし、同3着になったのは昨年のコパノキッキング。この馬はもともと1400mのダート重賞を勝てている馬なので実績または勢いがなければ延長で成績を残すのが厳しいということでしょう。なお、今年もコパノキッキングは延長ローテと単軸にするにはすこし厳しいデータとなっています。

 前走はJRAでのレースか地方交流が一般的。東京で行われる欅Sで大敗した馬はなぜか巻き返しが多いですが、それ以外のローテで臨んだ馬は最低でも5着以内に入っているのがマストのようですね。



3.輝けミスプロ血統!

 このサマーチャンピオンは過去2年稍重・重で開催されていましたので、スピードを持ったミスプロ系が優勢でした。ただ、良馬場であると一定以上の持続力が必要となってくるので良馬場で開催された18年はヴァイスリージェント系Ghostzapper産駒のエイシンバランサーが勝っているところから見ても持続力がそこそこ問われていることがわかります。しかし、このエイシンバランサーはミスプロ系がクロスで入っている馬でした。同年3着のヨシオも母父がケイムホームであるだけではなくミスプロ系のクロスも入っていました。そのため、良馬場であってもミスプロ系の血を含んでいるほうが加速力の面で優位に立てることは間違いないようですね。

 父、母父系にミスプロ系が入っていなくてもミスプロのクロスが入っている場合は注意が必要でしょう。



4.該当馬

 それではサマーチャンピオンの該当馬を紹介したいと思います。

2.ラプタス

逃げ〇 前走〇 血統△

 ここのところ連勝している本馬ではありますが、逃げ切らなければ揉まれてしまう可能性もあり、そこまで重たい印は打てないかなというのが個人的な見解ではあります。とは言え地方競馬では馬券外がない安定感がありますので、そこまで軽視する必要も見当たりません。馬券内に来るとは思いますが連軸かなという印象ですね。

4.フォークローバー

先行〇 枠・ 前走× 血統〇

 ミスプロのクロスと4枠以降を兼ね備えているのは地方代表であるこの馬のみでした。7歳馬と高齢馬にはなってきましたが、佐賀競馬に移籍した2018年8月以来掲示板外を外していない安定感は交流重賞でも好走する可能性はありそうです。血統脚質枠該当しているのでもしかすると、もしかするかもしれません。

9.イメル<ヒデのイチオシ>

先行〇 枠〇 前走△ 血統〇

 こちらは母父にキングマンボ=ミスプロ系を持っている馬ですね。前走は出遅れて差しに回りましたが、この馬本来の脚質は先行。斤量もJRA勢最軽量の55キロとそこでも有利になりました。キンシャサノキセキ産駒ということで短距離ダートの適性も見ての通りという形なので、今回もしっかり外目から好位追走できれば馬券内も見えてくるでしょう。

10.コパノキッキング

先行〇 枠◎ 前走△ 血統〇

 昨年の3着馬ということで距離延長でも来る可能性を考えないと行けない一頭です。この馬は1400mも余裕でこなせると思うので距離や枠的な心配はないのですが、一つ「脚質」がかなり心配です。海外に行く前の東京盃、JBCクラシックではともに差しに回るなどかつての先行力が鈍ってきている可能性も否めません。今回は斤量と己との戦いになるでしょう。


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エイシンバランサーが勝った時はかなりびっくりした記憶がありますが、地方馬が活躍するのはうれしいものです。

それでは!

ヒデ

2021年8月29日 (日)

新潟2歳Sで苦戦必須の条件とは!? 新潟2歳S分析

  おはようございます、ヒデです。2歳戦がスタートして早3か月が過ぎようとしていますね。皆様のPOG指名馬は順調でしょうか。私はぼちぼちなのかイマイチなのか少しジャッジしかねています、、、さあそんななか日程は進行して今週から2歳重賞が連続していきます。今回はその第一弾新潟2歳ステークスを分析していきたいと思います。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >

1.長い直線×2歳=差し有利!?

2.明暗分かれる前走左回りコース勝ち切るためには・・・

3.持続力×スピード。サンデー系が入っていないと厳しい?

4.該当馬


1.長い直線×2歳=差し有利!?

 新潟2歳Sは新潟競馬場の外回りコースで行われるマイル戦です。はじめて直面する長い直線で後半のペースがどうしても上りがちです。最後の2F目が一番早いレースペースになるという重賞競走、ひいては競馬のレースではなかなかお目にかかれないラップタイムになっています。もちろん速い上りを求められがちで、スローで流れても(もちろんそう見えるだけですが)等加速度的に差してくる馬が有利になるレースになりやすいのが特徴の一つでしょう。

 それは脚質にも露実に現れており、過去5年を脚質別で見てみると一番勝ち切っているのは差し馬です(4-1-2-21)特に上り2位以内の馬は必ず馬券に絡んでおり過去5年で見ると【5-3-2-0】で勝ち馬は上り2位以上であることがわかります。上りを重視して買う必要がありそうです。

 上りについては前走を見ればそれはよくわかるのですが、上り2位以内でないと馬券に絡まないようです。前走上り1・2位の馬は【5-5-5-37】で当然新馬勝ちしている馬は上り1・2位であることが多いのですが今回のメンバーでも12頭中3頭が3位以下であることからそれらの馬は割り引かなければならないでしょう。

まずは上りを見る、これはマスト条件のようです。

前走上り3位以下【0‐0‐0‐16】



2.明暗分かれる前走左回りコース。勝ち切るためには・・・

 前走を見てみるとほとんどの馬が未勝利または新馬戦からのローテーションでこの競走に挑んできます。そのため過去5年は勝ち馬すべて今走昇級戦、すなわち新馬未勝利戦から出ていることを考えてもオープンクラス(ダリア賞)を使っている馬は割り引かざるを得ないデータが残っています。距離的には同距離がマストでしょう。

 面白いのは前走競馬場で出走しているかによってかなり成績が変わってきています。まず前走右回りでは【0-1-2-14】で成績が芳しくないですね。複勝回収率は57%とそこまで悪くないですがそれでも過去5年べた買いしたときと変わらない回収率となっています。そのなかでも絡んでいるのは福島競馬場馬が2頭、阪神競馬場馬が一頭で成績を小倉競馬場の馬は1頭も絡んでいません。右回りを経験してきた馬は割引きが必要ですね。

そして意外にも明暗が分かれていたのが前走左回りの馬。前走左回りの成績は【5-4-3-39 】。特に注目なのが中京競馬場で、前走中京競馬場出走の馬は【2-2-0-8】で単複回収率が100%超えを達成。2017年の勝ち馬フロンティアもこの条件に該当しています。中京からの参戦馬には注意が必要です。その他の左回り競馬場は東京【0-2-3-11】で勝ち切れず、新潟も【3‐0‐0‐20】と前走も芝1600mで勝ち上がった馬のみ連勝しているパターンでした。こう見ると中京競馬場とその他の左回りコースとで少し格差が生まれている様にも見えます。東京競馬場から参戦してきた馬は「連軸」になるかもしれません。

前走オープン戦【0-0-0-6】

前走右回り【0‐1‐2‐14】



3.持続力×スピード。サンデー系が入っていないと厳しい?

 やはり強いサンデーサイレンス系。昨年こそノーザンダンサー系の当たり年といわんばかりに馬券内を独占していましたが、それ以外の年においては1頭(16年2着オーバースペック)を除いてすべての馬にサンデーサイレンス系が入っていました。これは相当強いバイアスなのでしょう。上りを重視されるような展開になるとサンデー系の右に出る種牡馬はそうそう存在しません。その言説が強く出ているような感じもしています。

 サンデー系、ヘイルトゥリーズン系が強いのは土曜の馬場傾向を見てもはっきりと出ていました。血統表の父・母父・父母父・母母父にヘイルトゥリーズン系が必ず入っているほどのヘイルトゥリーズン系マスト馬場。さらに父母父に限定ししても4頭を除いてすべての馬にヘイルトゥリーズン系が入っているようなそんな馬場に変貌していることからこの傾向は今年も大いに有効であると言えるでしょう。主流血統(+ロベルト系)×持続系(欧州系または米国中距離系)の組み合わせの血統が今の新潟競馬場に一番向いている血統構成ではないでしょうか。じわじわ持続しながら伸びていく馬。それを作り出すには主流血統に持続系の馬が必須でしょう。昨年の覇者ショックアクションはノーザンダンサー系×ノーザンダンサー系という特異な馬ではありましたが、この馬をもってしても「前走上り最速」を残していることからスピードを持った産駒だったというだけのことでしょう。

主流血統(+ロベルト系) × 持続血統(欧州系、米国中距離系)

→この組み合わせが鉄板!?

4.該当馬

 それでは新潟2歳Sの該当馬を見ていきましょう。

1.セリフォス

前走上り〇 前走中京〇 昇級戦〇 血統〇

 前走は中京での新馬戦ではありましたが、ベルクレスタに1馬身半差で快勝。新馬勝ちを収めました。そのベルクレスタはその後このコースの2歳未勝利戦で3馬身半差で快勝しているところを見るとこの馬もかなりのポテンシャルであると判断せざるを得ません。加えて川田騎手×中内田調教師の若駒最強タッグですのでかなり期待できるでしょう。

6.オタルエバー

逃げ△ 前走上り〇 前走新潟新馬勝ち〇 血統〇

 前走は今年のPOG大注目だったコリエンテスを子ども扱いして1着。その着差は4馬身。それだけの素質馬を軽くあしらうのですからかなりの逸材である可能性もあります。リオンディーズはシーザリオ一族ということもあってマイル近辺が産駒も得意なことが多いですね。加えて母父系はダンチヒ系ということで持続も大丈夫そう。あとは逃げ切れるかどうかだけですね。

7.クラウンドマジック

差し〇 前走上り〇 前走中京〇 血統〇

 前走中京の新馬戦では目の覚めるような直線伸びを見せてまさしく「追いついて」1着。その追込みは岩田康誠騎手とのコンビ作業という感じで伸びてきていました。今の新潟競馬場や過去の傾向から見ても一番あっているコースかもしれません。エピファネイア産駒自体忙しいレースを嫌いますから長い直線で徐々に追っていくレースとなればその持ち味を十分に活かすことも可能でしょう。


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それでは!

ヒデ

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