先行力が勝利への鍵?かきつばた記念分析
こんばんは、ヒデです。天皇賞春は数回に分けての分析でしたが、堅い決着とはいえ前有利+ナスルーラー系持ちと分析は成功といってもいいのではないでしょうか。的中の報告もありがとうございました。Twitterなどでも的中報告やメッセージはいつでもウエルカムです。お待ちしています。
さて、GWはまだまだ競馬のビッグレースは続きます。本日は名古屋競馬場で行われるダートグレード競走「かきつばた記念」を分析していきたいと思います。本日も最後までよろしくお願いいたします。
1.全国の競馬場で一番先行力が求められる競馬場です。
以前の名古屋大賞典分析でも取り上げましたが、名古屋競馬場は日本で一番直線が短いコースです。直線で差し込めるということはほぼないため、道中から長い脚で差してこなければなりません。その結果少なくとも4角5番手以内にはついておく必要があるでしょう。特に今回は1400mとスプリント戦になりますので、余計に先行馬が有利になることでしょう。
2.短距離はハンデが特に効いてくるようです。
過去5年で勝利するのは52キロ~55キロが中心になってきます。56キロ以上は昨年ラプタスが勝利しましたが、それでも人気より下の順位に落ちてしまうことが多いようです。人気の複勝圏内率はきわめて優秀で、連軸としては優秀。ただ、単軸となると少し懸念点もありますので注意が必要でしょう。これは短距離でスピードの上がる時間が多いため、いつも以上に斤量の差が効いてくるものと考えられます。ですので、基本的には軽量ハンデの馬を中心に買っていくのが良いようです。
3.基本的には中央中心、前走は東京スプリント組が好走しています。
昨年2着のノボバカラをはじめとして東京スプリント競走組が好走しています。また去年の1着ラプタスは黒船賞が前走とダートグレードからこのかきつばた記念へ臨む馬が好成績を残していますので、地方競馬に適性がある馬がやはりこの直線の短い名古屋競馬場で活躍する傾向があるようです。中央のレースからですと、コーラルS組も調子がよく(4-0-0-1)と過去10年で出てきたらとりあえず抑えておく必要がありそうです。地方勢は光る馬を見つけたら買ってみるのも良さそうです。
それでは本日の該当馬を紹介して今日はおしまいにしたいと思います。
1.メイソンジュニア
先行〇 斤量〇 前走△
地元名古屋勢の2年連続の馬券圏内に夢を見せてくれそうなのはこの馬ではないでしょうか。2走前は先行し1着、前走は捲ってきて2着と自在な競馬を見せてくれていますので、道中で動けることも期待できる一頭ではないでしょうか。中央時代はバーデンバーデンCなどのスプリントオープン戦で馬券内に転がり込む実力もありましたので、穴馬として期待したいと思います。
3.ノボバカラ
先行〇 斤量△ 前走〇
昨年とほぼ同じローテーションで臨む今回の競走、ネックなのは斤量より先行できていないところでしょうか。前走東京スプリントでは10頭立て8番人気ながら4着に好走。まだ力が衰えたわけではありません。今回は昨年と同じ岡部騎手とのコンビですので、先行することも十分考えられるのではないでしょうか。連軸としてはおもしろい一頭になりそうです。
4.ラプタス
先行〇 斤量△ 前走△
昨年は58キロながら1着。今年はメンバーが昨年より強化されることになりますが、ダート得意の幸騎手ということで期待も依然持てます。兵庫ゴールドTで3着とまだまだ地方競馬場の高斤量でもやれていますので、引き続き期待したいところです。
11.テイエムサウスダン<ヒデのイチオシ>
先行〇 斤量△ 前走〇
前走圧倒的な勝利で、4コーナー1400m戦のレースでは2戦2馬券圏内と安定感は抜群です。今回は岩田騎手が騎乗停止ということで乗り替わりになりますが福永騎手も非常にうまい騎手です。今回も自分の競馬をできれば連勝してくれることでしょう。