今年も地方馬が勝つのでしょうか? マリーンC分析
こんばんは、ヒデです。本日は明日行われる船橋競馬場の交流重賞、マリーンカップを分析していきたいと思います。地方馬の奮闘は今年もあるのでしょうか。本日もよろしくお願いいたします。
1.気の抜けないレースになることが多いです。
レースのペースはなかなか落ち着きません。スタートから最後の1Fまで基本的に12秒台で推移しています。最後の1Fの時計がかかることも共通点で、タフな時計に見えますが後ろの馬が脚をためにくい展開で前有利のレースとなることが多いです。ゆったり流れることで前が止まらないということを考えるのがいいのかもしれません。
2.前+上り1位。これが馬券の軸に最適なようです。
前回の船橋開催時にも少し触れましたが、船橋競馬場はスパイラルカーブの影響により、差し馬有利の傾向があります。ダートを特集した『競馬王1月号』でも、逃げ切りは吉備石コースと結論付けられています。このレースでも上りの速い馬は有利な傾向が出ています。過去3年の上り最速馬は4頭いますが、全頭が馬券圏内に届いています。これらの馬は近走にも上りが上位に来ている傾向にありましたので、過去のレース戦歴を見て色が変わっているなど先行して上りの使える馬には要注意です。
3.馬場が渋ってもパワー有利ですが直前まで馬場注視がいいようです。
日曜日夜から月曜日に降った雨で船橋競馬場は開催初日、水が浮くほどの不良馬場からスタートしました。不良馬場といえど非常にタフで、中距離パワー系や欧州系の台頭が目立ちました。馬場適性が非常に重要になっていましたが、火曜日になって馬場は回復傾向にありました。現在は欧州経由の米国系、そして中距離米国系が穴を開ける傾向となりつつあります。スピードよりパワーが優勢になっているようです。重馬場へと回復してもこの傾向はしばらく続きそうなので、パワータイプの馬から狙っていくのがいいでしょう。
それでは該当馬を見ていきましょう。
〇該当馬〇
1.サルサディオーネ 矢野貴之
交流重賞では安定感抜群のレース運びを見せています。特に船橋競馬場3戦2勝と抜群の安定感を見せています。今回も当然逃げていくと思いますが、前に行く馬が現在不利な状態になりやすいだけに、本命に据えるのは個人的に危ないかなというような気もします。実力は折り紙付きですが、自信は持てません。
3.デオレーマ 川田将雅
今年の川田騎手は一種の覚醒状態であると思います。この人気(前日最終1.5倍)も頷けます。血統的に見ても母系に欧州経由の米国系ということで、申し分ありません。また、上りも安定して上位になっていることからも多少前に付ける必要はあると思いますが、期待値は当然高いです。3月以降の交流重賞で安定的な強さを誇る川田騎手、ここは期待してもいいでしょう。
5.マドラスチェック 森泰斗<ヒデのイチオシ>
血統的にイチオシしていきたいのはこの馬です。血統的にも中距離米国系が父系に入っているのも大きなプラスになりそうです。馬場が渋っても上りを常に使えているのも好材料で、今回は好材料がそろったともいえるかもしれません。不安要素が少ないということで、この馬をイチオシにさせてもらいたいと思います。
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ナイターも遅くなり始めましたね、楽しみたいと思います!
それでは!!
ヒデ