振り向くな、それが船橋。
こんばんは、ヒデです!今週は船橋競馬場で開催があります。今回は特定の馬が集まりやすい船橋競馬場を展開という側面から分析していきます。本日のキーワードは「スパイラルカーブ」です。
皆さんはスパイラルカーブをご存じでしょうか。一言で説明すると半円になっていないカーブです。スパイラルカーブは入り口は緩やか、出口はきつい設計になっています。そうすることでスピードが落ちにくく、直線で馬郡がばらけやすくなります。馬郡がばらつけば差し馬が詰まることが少なくなるのです。よって差し馬が力を発揮しやすくなる展開が増えるのです。直線コースがほとんど同じ距離の船橋と川崎両競馬場を写真で比較しました。馬郡のばらつき具合をご覧ください。
川崎競馬場⦅2021年3月1日3R⦆
船橋競馬場⦅2021年2月9日5R⦆
ご覧のようにばらけています。下の船橋のレースでは大外を4番のリメンプリンセスが追い込んで3着を確保しています。馬郡がばらけやすい船橋競馬場では差し馬の台頭も注意しましょう。脚質別のデータがこちらです。
1500m
逃げ19.3%
先行15.1%
差し6.3%
追込2.8%
同じ距離では南関東有数の差し届き率の高さです。他の競馬場では後ろに回ったらおしまいでも船橋競馬場では可能性が残るということでもあります。これはだいぶアドバンテージとなるのではないでしょうか。といっても短距離戦では前が有利なのは変わりません。なかなか先行した馬に届くというようなレースは見られません。そのため、先行馬を買いたいときは短距離戦でより確実なものとなっていきますので、買うのがよいでしょう。
船橋競馬場は最近砂を入れ替えた影響で傾向が出にくなっている時期でもあります。そのような時期だからこそ、コースの形状が大きな鍵を握るのです。これは唯一変わらない所と言っても過言ではないでしょう。
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今日は内容薄くなりましたね。また更新します。
それでは!ヒデ