阪神JF&カペラS 個人予想
今週は月曜日から競馬のことばかり考えてます(いつものことですが)。何でこんなに競馬のことばかり考えているかというと、今週末の重賞レース、特に阪神JFとカペラSの両レースが個人的に激アツ過ぎるからです。出走メンバーを何度も見直して、戦績を調べて、中間のコメントなどを拾い集めて…。そんなことばかりやって時間が流れています。
阪神JFの方は、競馬王でもお馴染み、武英先生が管理するメイケイエールが出ます。昨年の競馬王3月号の「鉄板競馬」にもチラリと登場したこの馬が、デビュー以来無傷の3連勝で同レースに挑むとあって感慨もひとしお。当然、この馬を本命に据えて応援したいと考えています。相手はやっぱりPOG取材で見させて頂いたサトノレイナス。ノーザンファーム早来の村上厩舎長は、コメントがいつも具体的且つ的確で、毎年必ずと言っていいほど紹介してくれた馬が活躍してくれます。実際サトノレイナスもここまで2戦2勝と文句のない戦績。当然、ここでも好走してくれると信じています。よって阪神JFはメイケイ、サトノの2頭軸から馬券を組み立てようと考えています。
で、もう一つの激アツ重賞がカペラS。こちらは贔屓にしているレッドルゼルが登場。同馬のことを毎回取り上げている割には、イマイチ馬券で儲けられていませんが、捲土重来を期して今回は何とかしたいところ。
そのカペラS、1番人気が脆く、逃げ・先行馬が苦戦していることがよく取り上げられます。また、六本木先生曰く、“何でもアリのレースで、高齢馬や地方馬でもお構いなしに馬券に絡むことで有名”…とのこと。では、実際どうなのか? 気になったのでデータを出してみました。
※黄色塗りは4角7番手以降の馬、赤塗りは4角1~2番手の馬
表を見て頂ければ分かる通り、噂に違わず、1番人気が苦戦を強いられてる一方で、高齢馬や地方馬が大活躍しています。位置取りの方に目を移すと、やはり逃げ・先行馬は苦戦傾向で、好位よりやや後ろ、7番手以降辺りの馬が頻繁に来ています。10番手以降の馬も3頭が馬券に絡んでいるように、差し・追い込みが利きやすいレースであることは間違いなさそうです。ただ、逃げ・先行がまったくダメかというとそういうこともなく、馬券圏内に来ることもあります。しかし、過去3年の場合で言うと、来たのはまったくの人気薄だったサイタスリーレッドだけ。過去10年を遡っても、人気の逃げ馬は沈みまくる(昨年のゴールドクイーンも1番人気で逃げて5着)一方、人気薄の逃げ馬(4角1、2番手)は割と残りやすい傾向にあります。このことから、逃げ馬で買えるパターンは、“ノーマークの人気薄馬だけ”ということになります。
今年の場合、ジャスティン、ジョーカナチャン、スズカコーズライン、ダンシングプリンス、ヒロシゲゴールド、フォーテ、ロンドンテソーロと行きたいクチが揃っており、中でもジャスティン、ダンシングプリンスの2頭はかなり人気を集めそうな気配。この中で一番速そうなのはダンシングプリンスですが、仮に同馬がハナを主張してもおいそれとそれを許すメンバーとも思えず、やはりどう冷静に分析してみてもペースは速くなりそうで、そうなると必然的に差し・追い込み馬の出番になるはずです。
馬券の買い目は当日まで迷うと思いますが、安田隆行先生が早い段階から〝重賞を2つ3つ勝たせなければいけない馬”と豪語している“差せる”レッドルゼルを中心に考えます。相手は、人気となりそうな逃げ・先行馬をまとめてぶった斬って、サブノジュニア、シュウジ、デザートストームといった差してこれる馬を中心に考えています。とはいえ、優柔不断なので、これから枠順なんかを見て、まだ二転三転しそうです。最終決断は競馬王チャンネル内「みんなの勝負レース」にて。