競馬は人気馬2頭+人気薄1頭の組み合わせでだいたい決まる!
今年の春のGⅠ戦線で、1番人気が圧倒的に強かったということは、競馬王10月号の「キムラ&TARO1番人気授業」でも散々触れられており、皆さんも既にご承知のことと思います。この流れは、秋のGⅠ戦線でも続いており、スプリンターズSのグランアレグリア、秋華賞のデアリングタクト、菊花賞のコントレイル、天皇賞(秋)のアーモンドアイと、ことごとく1番人気馬が勝利をモノにしています。
ただ、1番人気馬が勝利をしたからといって、ガチガチの配当で、つまらない結果になっているかと言えばそういうわけではありません。実際、秋のGI4レースで、1~4番人気の馬で上位3頭を独占したことは一度もなく、必ず5番人気以下の馬が3着以内に絡んでいるのが実態です。実際、スプリンターズSはグランアレグリアが圧倒的な強さで勝利をモノにしたものの、2着には3番人気のダノンスマッシュ、3着には10番人気のアウィルアウェイが入って3連複は10430円の万馬券決着。同様に秋華賞もデアリングタクトが単勝1.3倍という圧倒的な人気を背負って勝利しましたが、2着には10番人気のマジックキャッスル、3着には9番人気のソフトフルートが入ってこちらも3連複17920円と万馬券決着になっています。
これは春のGI戦線を振り返っても分かることですが、意外にも「上位人気馬同士」での決着というのは少ないものなのです。3連系の馬券で考えた場合、むしろ、人気薄が1頭は紛れ込むということの方が普通。これはハッキリとデータにも出ています。そこ、つまり「人気薄は3着以内に1頭は入ってくるもの」という心構えで馬券に挑むのと、分からないで馬券に挑むのとでは大きく結果は変わってくると思います。そんな、思いがけない馬券の実態、真実が、新刊の「競馬は人気馬2頭+人気薄1頭の組み合わせでだいたい決まる」の中に凝縮されています。本命の方も、穴党の方も、必ずや納得してもらえる内容となっています。是非、手に取って頂けたらと思います。
●発売日 11月6日(金)
●定価 1800円+税