地方競馬パーフェクトブックから導き出すエーデルワイス賞
今日は、明日15日に門別で行われるエーデルワイス賞<JpnⅢ・ダ1200m(2歳OP、牝馬、定量)>の予想を、絶賛発売中の「地方競馬パーフェクトブック」を参考にしながら組み立てていきたいと思います。
早速、同書の159ページに書かれている同レースのヒントを元に組み立てていくと…。
過去データから見た主な激走条件 該当馬
Ⅰ.道営勢有利。JRA所属馬は1番人気なら 道営馬12頭
Ⅱ.前走3角5番手以内 中央馬含む14頭
Ⅲ.前走着順が1着か2着 中央馬含む8頭
Ⅳ.前走フローラルC組оrリリーC組 ④、⑥、⑩、⑪
Ⅴ.阿部龍騎手の騎乗馬 ⑪
同レースは道営所属の馬が仕上がりの早さを武器に中央勢を圧倒。中央勢は1番人気になるような好素材+道営馬に負けない仕上がりが必要となる。今回の中央勢では2戦2勝のラストリージョに僅かに可能性を感じるが、さすがに1番人気にはならなそうな気配…(Ⅰ)。
また、前走3角5番手以内や、前走連対を果たしているなど、この時期の2歳重賞ならではの、完成度の高さ+スピードが求められる条件が多めで、やはり差し・追い込み馬よりも前目でレースの出来る馬の方が安心(Ⅱ、Ⅲ)。
そして2歳戦では意外と重要になってくるステップレースに関して。これはフローラルC組とリリーC組が有利。しかもそれらのレースで連対以上であることが望ましい(Ⅳ)。
最後は同レースで圧倒的な成績を残す阿部龍騎手。相性とは恐ろしいもので、今年も断然人気に騎乗するのは阿部龍騎手ということになりそうで…(Ⅴ)。
以上の5項目を参考にした結果、アタマは阿部龍騎手騎乗のソロユニットで不動と判断します。同馬はキャリア5戦。デビュー戦こそ2着に敗れましたが、そこからは走るごとに強さが増している印象。道営にも中央にもこれとった強敵が見当たらず5連勝濃厚と見ます。
相手には中央のすずらん賞で2着と気を吐いたクローリスノキセキを信じたいですが、そのすずらん賞の着差を考えればラストリージョも差はないはずで、2着固定はし難いところ。よって、同馬を2、3着に置いた3連単流しで人気薄の紛れ込みでの高配当を狙いたいと考えます。
予想
◎⑪ソロユニット
〇⑬クローリスノキセキ
▲①ラストリージョ
△④ブルーカルセドニー
△⑤エイシンウィンク
馬券は3連単で
⑮→⑬→①、②、④、⑤、⑭
⑮→①、②、④、⑤、⑭→⑬の10点買いで攻めてみたいと思います。
※これからのシーズン、JBCを筆頭に、“熱い”地方交流重賞競走はまだまだ続いていきます。各競馬場や、各重賞レースのことを前もって予習しておきたい!という方は、是非「地方競馬パーフェクトブック」を手に取ってみて下さい。きっと役に立つはずですよ。