コースの鬼!担当が明日から開幕する中山芝のヒントをこっそり公開します!
こんばんわ、編集K3です。
先日、開幕直前の中山競馬場に取材に行ってきました。もちろん『コースの鬼!』の取材です。せっかく良い話を聞いたので早くブログに書かなきゃ……、そう思っていたのですが、結局金曜の夜になってしまいました…。
では、明日から始まる中山芝のヒントを書こうと思います。
『コースの鬼!』の著者・城崎哲さんによると、競馬場の馬場というのは馬場造園課の課長によって特色が変わるんだそうです。今の二村課長は、昨年から中山競馬場にきて中山の馬場を大改造しています。
9月の中山を覚えている方はわかりますよね? 時計も例年の9月よりも少し遅かったですよね。これはシャタリングとエアレーションなどで馬場を軟らかくしたからです。シャタリングとエアレーションについては、『増補改訂版 コースの鬼! コースの読み方&全G1レース解析編』をご覧ください。
このふたつはこれからの競馬を大きく変える技術ですので、知っておくべきですよ。
中山の馬場が軟らかくなったのは、去年からです。2011年以前と、2012年の馬場は軟らかさという点で大きく違うそうです。そして、今年は去年とほぼ同じ管理をしているので、引き続き軟らかいはずです。
そこで2011年以前と比較しながら、2012年5回中山の馬場傾向を調べてみました。
・逃げの回収率が高くなった
・枠は気にする必要ない(むしろ、ここ2年は8枠の単勝回収率がプラス)
・大きい馬がいい(480~539キロ)
・距離短縮馬がいい(とくに前走4番手以内の短縮ショッカー)
・距離短縮の1番人気はほぼ鉄板だった(複勝率85%、単回123%、複回120%)
・血統はディープ、ハーツ、ダイワメジャー、母父エルコン
馬場が軟らかい=差しが有利になるわけじゃなく、前に行った馬の中でスタミナのある馬が残るというイメージです。明日は去年通りになると信じて、短縮ショッカーを中心に攻めようと思います!
4コーナー。外に振られやすいので、中団からでも内を突けます
ゴール前。9月の開催のダメージはほとんどない。
参考までにJC後の東京の芝はこんなんでした。馬が走った後ってすごい……。
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