新企画! 伊吹雅也のトリプルフッキング/ジャパンCダート
JRA公式ウェブサイト『JRAホームページ』などで重賞競走のデータ分析を行っている伊吹雅也さんが、過去に施行されたレースの傾向から今回のレースで予想上のフック(Hook/鉤)となりそうなポイントを3つ提示し、注目すべき馬を挙げていきます。
その伊吹雅也さんがデータ監修した競馬王新書『ウルトラ回収率 2014-2015』は、12/6(金)発売です。『ウルトラ回収率 2014-2015』の該当馬は、明日のニコ生『パドチョク』でこっそり先行公開しますので、お楽しみに!
<伊吹雅也のトリプルフッキング/ジャパンCダート>
■今週の注目レース
→ジャパンカップダート
■レース傾向の分析対象
→2008~2012年のジャパンカップダート
【Hook A】
同年、かつダートのJRA重賞において3着以内となった経験の有無別成績
☆あり [4-5-4-31] (複勝率29.5%)
★なし [1-0-1-33] (複勝率5.7%)
→JRAのダートに対する適性を問われる一戦。地方のダートグレード競走を中心に活躍してきた馬は注意が必要です。
【Hook B】
ダート1800mのJRA重賞かオープン特別における優勝経験の有無別成績
☆あり [5-2-3-23] (複勝率30.3%)
★なし [0-3-2-41] (複勝率10.9%)
→阪神ダート1800mで施行されるようになった2008年以降の優勝馬5頭は、いずれもJRA、かつダート1800mのレースに十分な実績のあった馬。距離適性を重視すべきでしょう。
【Hook C】
前走の着順別成績
☆3着以内 [4-4-5-30] (複勝率30.2%)
★4着以下 [1-1-0-34] (複勝率5.6%)
→前走で大きく崩れていた馬は割り引きが必要。前走の着順が4着以下だったにもかかわらず3着以内となったのは、2008年1着のカネヒキリと2011年2着のワンダーアキュートだけです。
【各馬評価】
【注目馬】
6.ホッコータルマエ
→JRA、かつダート1800mのレースにも実績十分。これといった不安要素は見当たりません。
7.ブライトライン
→前走のレースぶりが過小評価されている印象。展開ひとつだと思います。
15.インカンテーション
→前走のみやこステークスは先行力のある馬が強いレース。末脚を活かせれば楽しみです。
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