こんばんは、ヒデです。本日は台風一過ということで気温が高くなりましたが夜にはゲリラ豪雨、一気に気温が冷えました。今は半袖では肌寒気候になっています。そんな秋の訪れを感じさせる気候のなか6Fの電撃戦が秋競馬G1シーズを彩ります。さて今年はどの馬が抜け出すのでしょうか?早速見ていきましょう。本日もよろしくお願いします!
< 目次 >
1.差しが決まる電撃戦
2.短縮組が妙味!?
3.血統的にはミスプロ系が面白い!
4.該当馬
1.差しが決まる電撃戦
過去5年でスプリンターズSを見てみると毎年1頭は差し馬が馬券圏内に好走しています。過去5年の差しの成績は【4- 1- 1- 26/32】勝率は一番。それでも人気が忠実に差してくる印象で、過去5年でも差して勝った馬は19年のタワーオブロンドン(2人気)、ファインニードル(1人気)、16・17年レッドファルクス(1人気・3人気)とすべての馬が3人気以内。追込み馬でもグランアレグリア(1人気)が勝ち切ったということでかなり差してくる馬はかなり人気な傾向があります。追込みは期待値は低く、アウィルアウェイが10人気で差してきましたがそれでも複勝回収率31%と低調、基本的に割引で問題ないでしょう。
人気薄は基本的に逃げ先行で良いでしょう。稍重で行われたため参考程度ですが、18年に穴を開けたラブカンプーとラインスピリットは共に先行して穴を開けています(11人気と13人気)。このほかにも17年3着のワンスインナムーン(7人気)や16年3着のソルヴェイグ(9人気)など逃げ先行は穴馬を多数輩出しています。その影響で逃げ先行ともに複勝回収率150%を超えるハイアベレージに。本日土曜日の馬場傾向的にも良回復後前残りが多発していた印象がありますので、穴馬をみつけるならば「逃げ先行」がよいでしょう。
2.短縮組が妙味!?
さてここからは競馬王10月のテーマ「ローテ&ステップ」を見ていきましょう。今回一番妙味があるようです。今回短縮で臨んだ馬は【2- 1- 1- 7/11】で勝率18.2%、複勝率36.45で複勝回収率84%とこのレースの複回収率71%を超えています。近年こそ前走同距離組が活躍していますが、17年は前走マイル組が馬券圏内を独占。無下にできません。しかし今年もマイルからの出走はなくこれを活用するのは来年以降になりそうですね。
前走レースを見てみるとセントウルS組が一番活躍。過去5年で【2- 2- 1- 24】で複勝率17.2%ながら「王道ローテ」から穴を開ける馬もでてきているようです。その他CBC賞や北九州記念から出走している馬が中心になりそうですね。夏を転戦している馬は明け3戦目までがボーダーラインで、明け4戦目以降は【0- 1- 1- 16/18】で一気にチャンスが減ってきています。せめて夏2戦を叩いた馬を買っていくのがベストでしょう。ただキーンランドカップから臨んでくる馬は【0- 0- 2- 20/22】で複勝率9.1%と低調。複勝回収率も30%台でそこまで期待できないようです。
3.血統的にはミスプロ系が面白い!
このレースはミスプロ系が一番いい成績を残しています。ミスプロ系のネイティヴダンサー系は過去5年で【4- 3- 3- 20/30】で複勝率は33.3%。近年でも二年連続で馬券圏内に好走しているダノンスマッシュがロードカナロア産駒、一昨年の19年にはミスプロ系が馬券内を独占と非常に活躍しています。一方でサンデー系は不調で、過去5年で【1- 1- 2- 16/20】で複勝率20%と低調な成績に。唯一勝ったのも昨年のグランアレグリアであることを考えると展開が向くか圧倒的に力が抜けているかのどちらかをクリアしなければ厳しいのかもしれません。複勝率が高いのは昨年のアウィルアウェイが人気薄で好走から。この馬も母父キングカメハメハだったので、ミスプロとこのコースの相性の良さがわかります。
母父に目を向けてみると米国系が優勢です。ストームキャット系やAPインディ系などが良いようです。特に父系がミスプロ系だと母父APインディ系の組み合わせで3戦2勝と破格の数値になります。その他Hard Supunなども好成績なので、サンデー系も重要ですが、普段の芝であまり見かけない組み合わせには注意が必要です。
4.該当馬
それではG1スプリンターズSの該当馬を見ていきましょう。
5.ファストフォース
脚質〇 前走〇 夏3走目△ 血統〇
CBC賞1着、北九州記念2着と上り調子の1頭。ロードカナロア×サクラバクシンオーの配合も中山のスプリントを勝つために臨んできた感じもします。夏3走目は少し心配ではありますが、それでも問題はないでしょう。しっかり先行できれば穴を開ける可能性は十分です。
11.ジャンダルム
脚質△ 前走〇 夏3走目△ 血統〇
母はスプリンターズS馬のビリーヴ。春の春雷Sでスプリントの素質を開花させるも北九州記念、セントウルSでは共に出遅れて上りを出すも共に凡走。この中間にゲートでの調教を重点的に行っていることから今回はしっかり出てくれればというところです。かなり人気になっているところは心配ですが、チャンスはあるでしょう。
14.ダノンスマッシュ
脚質〇 前走〇 間隔〇 血統〇
現時点で1人気になっているということでファンも期待ナンバー①ということになっていますね。それでも今回は夏に叩いていない、高松宮記念を制しているというところから考えて万全の大勢で「取りにきている」印象を受けます。血統が良いのはここ2年で証明済み。一番信頼の置ける馬の一頭かもしれません。
16.モズスーパーフレア
脚質〇 前走〇 夏2走目〇 血統〇
昨年は10着大敗後馬券内がなかなかありませんでしたが、前走北九州記念でついに3着、復活の兆しを見せました。ここから上がり調子になれるかというところでかなりの条件付きではあります。それでも実績尊重というところですね。
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スプリンターズSとポートアイランドSはセットにイメージですね。
それでは!
ヒデ