調教と血統から見る新馬戦注目馬とは? 6/27新馬戦考察!

 こんばんは、ヒデです。本日は昨日に引き続き新馬戦の注目馬をご紹介したいと思います。ここでPOG本でも取り上げられた注目のデビュー馬を2日間に分けて今週の新馬戦から注目馬を何頭か紹介していきたいと思います。ヒデの分析考察、週末デビューの注目馬特集第二弾は日曜日編です。

おことわり こちらは注目馬を紹介していおります。ヒデのおススメではないことをご留意ください。



<目次>

1.札幌5R 芝1200m 10頭

2.阪神5R 芝1800m 11頭

3.東京5R 芝1600m 16頭

4.東京6R ダ1400m 16頭


1.札幌5R 芝1200m 10頭

・マテンロウサニー 牝・2 栗 栗・昆厩舎

 全兄にはマイスタイルがいる血統です。マイスタイルも北海道でも活躍できる血統です。この馬も札幌競馬場で乗り込んできてはいますがまだ馬体重は少し重めです。ここを叩いてという側面もありますが、素質は頭一つ抜けています。新馬戦から注目していきたい馬でもあります。

・アウトパフォーム 牡・2 芦 美・栗田厩舎

 ダーレーキャッスルPの増田レーシングオフィスアドミニストレーターは「調教一番手グループの中でも上位」という素質馬がデビューします。新馬戦が好調なゴドルフィンの中でも早くから調整できている馬なので、かなり期待値は高そうです。しっかり美浦で乗り込んで札幌に挑んでいるところも好材料でしょう。



2.阪神5R 芝1800m 11頭

・アランヴェリテ 牡・2 芦 栗・中竹厩舎

 全兄に北海道二歳優駿の覇者キメラヴェリテ、半兄にリアンヴェリテがいるという血統で、こちらも早くから調整を続けてきました。その走りはすでにオープンクラス級で、6/16の栗東坂路での調教では4F51.2-3F37.8秒と好時計をマークしていることに加えて古馬3勝クラスのカフジキング(一杯)を0.7秒先着しています。この馬もデビュー戦から注目の一頭です。

・キラーアビリティ 牡・2 青鹿 栗・斉藤崇厩舎

 斉藤崇調教師に「バランスのいい身体」と評された母:キラーグレイシスの注目馬です。坂路とCWをバランスよく調教している馬で、最終追切は中井騎手が乗り4F52.8秒と勝ち負けには十分すぎるほどのタイムを出しています。母キラーグレイシスは米国のG1を勝利するなど早くから活躍しそうな血統です。



・ダノンフォーナイン 牡・2 青鹿 栗・音無厩舎

 2019年のセレクトセールで1億9440万円で取引された高額良血馬です。母:タミーザトルビートは米国のG3競走2勝を含むアメリカで5勝している良血馬。Haloの3×4という配合も瞬発力はピカイチでしょう。その片鱗をすでに見せています。最終追切では4F52.0秒で好走。これは初戦から大注目です。



・レッドベルアーム 牡・2 鹿 栗・藤原英厩舎

 兄のレッドベルジュールとレッドベルオーブはともにデイリー杯2歳Sを勝利している血統。今回ははじめてハーツクライに変わったレッドベルアームは先行型になる感じがしています。この牝系は早い時期から活躍する馬が多いですので、新馬戦からこの馬期待できます。



3.東京5R 芝1600m 16頭

・アトラクティーボ 牡・2 鹿 美・武藤厩舎

 ダービー馬ワンアンドオンリーの初年度産駒ということでまだまだ実力は未知数ですが、乗り込みは十分。また、最終追切のタイムは破格で美浦南Wで5F65.4-3F37.7と新馬戦という観点から見ると十分のように思えます。4本中3回併せ調教を消費していることから勝負根性という面からも期待できそうです。



・ルミナスブルー 牡・2 黒鹿毛 美・牧厩舎

 アドマイヤムーン産駒でマイルもこなせそうな血統背景の馬です。この馬も最終追切では4F52.9-3F38.5-1F12.8というタイムでグラスブルース(古馬3勝クラス)に同入するなど格上馬に食い下がっている勝負根性も確かなものです。現状は人気がなさそうですが、大駆けにも注意が必要です。



4.東京6R ダ1400m 16頭

・グルートン 牡・2 鹿 美・和田勇厩舎

 日曜日は雨が降る中での開催で非常に馬場が軽く(=重馬場に近づく)なりそうです。その中でスピードが重要になるとすればこの馬に期待できると思います。調教タイムも上々で、2勝クラスの馬ならば0.2秒くらいは先着できています。柴田大知騎手でデビューするのはビッグレッドファームのグループだから。2歳戦のマイネルグループはいまだに使えるのでしょうか?

・コンバスチョン 牡・2 鹿 美・伊藤圭厩舎

 こちらはゴドルフィン生産の馬主ゴドルフィンの注目馬です。血統的にみると米国スピード型と米国スピード型の組み合わせはまさに「ダートを走るための馬」ということができるでしょう。調教タイムは上々ですが、まだ絞ってからでしょうか。

・ルクスランページ 牡・2 栗 栗・村山厩舎

 東京得意なクロフネ産駒からの一頭です。この馬は栗東からの遠征馬ですが、栗東坂路調教で53.9-38.7-25.2-12.5と上々の仕上がり。しっかり助手が乗り込んでいますので、初戦から馬場さえ合えば活躍は見込めるでしょう。

※調教タイムは坂路・JRAVAN TARGETJV、その他競馬ブックより。


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