ソダシは中距離マイラー!?オークスから考察しました

 こんばんは、ヒデです。昨日の優駿牝馬・オークスは1番人気の1.9倍に支持されたソダシは8着に敗れました。吉田隼人騎手も「距離の壁かもしれません」というように厳しい展開になったと思いますが、僕自身は「中距離向きのマイラーそうだな」とおもいました。今回はソダシの距離適性とオークスの馬場について考察したいと思います。

・おことわり

 レース、パトロールビデオ、血統等を何度もチェックして執筆しておりますが、どうしても個人の意見が多くなってしまうと考えられます。今回は考察ですので、今後の予想で少しでも参考になるように執筆しておりますので、ご理解とご了承お願いいたします。

<目次>

1.意外にも晴れ、差し馬場となりました。


2.やはり適性外になってしまったソダシ

3.それでも200mまで粘れるソダシはすごい馬です。


1.意外にも晴れ、差し馬場となりました。

 個人的に馬場をみて一番驚いたのは差し馬場になったことです。土曜日に雨が降り、もう少し重たい馬場になると思っていました。湿度が思ったより下がったことや風が強かったこと、晴れていたことなどが影響していると考えています。

 土曜日に書いたヒデの分析「オークス分析! 樫は派手な差しより堅実な先行!?」でも

<引用>

 血統的な背景を見てみるとやはり主流血統が優勢です。過去3年で絞ってみると、昨年はエピファネイア産駒のデアリングタクトでしたが、サンデーサイレンスのクロスが入り、19年はディープインパクト産駒、18年はキングマンボ×サンデーサイレンス系と主流血統が絶好調です。

 これは後傾ラップながらも上り勝負になることが多いからで、過去5年の追い込み馬×上り1位が【2-1-0-0】とすべて馬券内のことも頷けます。とにかく東京はスローからのよーいドンで人気馬が上がってくる展開が多いようです。

<引用ここまで>

と書きましたが、先行・差しが有利に働くのがオークスの東京2400mでのバイアスがしっかりと出たといえるでしょう。実際に馬券になったのはサンデーサイレンス系×米国系とサンデーサイレンス系×キングマンボ系だけでしたので、オークスらしい結果になったとも言えます。



2.やはり適性外になってしまったソダシ

 週中の「徹底分析!!ソダシは2400mでも通用する!?」の4.ソダシはオークスに通用するのでしょうかでも書いた通り、ソダシには向かない展開、パンパンの良馬場といえる馬場になってしまったのはアンラッキーでした。逆にいうと完全にサトノレイナスに向いた馬場とも言えました。

 

 スムーズに進めなかったこともアンラッキーでした。外枠から先行したステラリアや始めて逃げを打ったクールキャットの2頭がお互いにお互いをけん制しあってしまい、タイムよりタフな点かになったこともソダシにとっても楽に行くことができない要因になったと思われます。

 そのようなことからソダシは展開が向かなかった部分が大きいのでしょう。すんなり進めればもう少し粘れたことも考えれますが、そこまで残っていなかったと考えられます。適性外×展開が向かないという二重苦でソダシも粘れなかったのではないでしょうか。



3.それでも200mまで粘れるソダシはすごい馬です。

 ソダシは中距離向きのマイラーであるということができそうです。タイプ的にはアエロリットにタイプが一番似ているように思いました。アエロリットも中距離の天皇賞秋で3着、毎日王冠で1着になるなど逃げで成績を残しました。ソダシもこのタイプであると今回のレースを見て思いました。

 今後はマイル中心に使われそうな感じもしますが、秋華賞ならばもう一度成績を残せる可能性もありそうです。今後もソダシが出るレースは盛り上がりそうですが、もう一度展開の向かないレースなどに出た際(超高速馬場の安田記念など)には注意が必要になるかもしれません。


それでは!

ヒデ

札幌記念に出走ということで新たな記事を書かせていただきました。

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