血統登録過去最高!POG注目のロードカナロア産駒!

 こんばんはヒデです。競馬王のPOG本が先週4/22に発売しました。ご好評の声を多くいただき誠にありがとうございます。

 さて今日はそんなPOG本の中から産駒の血統登録が過去最多の215頭を記録した注目のロードカナロア産駒をPOG本などを参考に注目馬をピックアップします。

1.母馬の戦績も見逃せないポイントです。

 ロードカナロア産駒のキングマンボ系は亀谷さん曰く「引き出し型」です。ロードカナロア産駒にもその傾向は出ており、母が芝中距離の1600万下(現3勝クラス)まで勝ち進むと重賞馬を出す傾向にあります。実際に重賞を勝った産駒の母を見てみると、

・アーモンドアイ:母フサイチパンドラ→エリザベス女王杯(芝2200m)

・サートゥルナーリア:母シーザリオ→オークス(芝2400m)

・ステルヴィオ:母ラルケット→洞爺湖特別(1000万下⦅2勝クラス⦆、芝1800m)

・ケイデンスコール:母インダクティ→4歳上500万下(1勝クラス、芝2000m)

・トロワゼトワル:母セコンドピアッド→野島崎特別(1000万下⦅2勝クラス⦆、芝1800m)

現三歳世代も重賞勝ちこそありませんが、NHKマイルに特別登録されたタイムトゥヘヴンの母キストゥヘヴンは中山牝馬Sの勝ち馬と中距離以上を狙う場合は芝中距離で2勝以上を挙げた母馬を狙うのが良さそうです。距離適性などは母馬に依存することが多いようです。

2.ノーザンダンサー系がニックスかもしれません。

 昨年の目黒記念を制したキングオブコージや前述のステルヴィオなど、母父がノーザンダンサー系の成績が芝系ではかなりいい数値を叩き出しています。芝(最低出走数10)で限定して母父を見てみるとHardSpunが(14-6-3-13)、Galileoが(5-3-1-8)でともに単勝複勝の回収率が100%を超えています。最近ではロードカナロア×HardSpunのロードシャムロックが2連勝と急上昇中で、ノーザンダンサー系は侮れない母父系です。もちろんサンデーサイレンス系も相性が悪いわけではありません。その中でも特に注目したいのが先日のマイラーズCを制したケイデンスコールもいる母父ハーツクライです。母父ハーツクライは(14-5-1-54)で単勝回収率は100%越え。サンデーサイレンス系は多くの馬が出走しているため、1の『芝中距離を含む2勝以上』と組み合わせてPOGなどの指名馬を探すのが良さそうです。その他のニックスは巻末特別企画『栗山ノート』にも記載されていますのでぜひご覧ください!

3.ダートは断然ナスルーラ系が良さそうです。

 ダートに限定して母父系を見たときに目を引くのが母父ナスルーラ系です。全体で(19-23-7-73)と複勝率は驚異の40%超と、とんでもない数字を残しています。中でも母父Rahy(Red God系)のフォーテは、ダート替わり後順調に勝ち進みオープンクラスに昇級後、名鉄杯で2着(8人)と穴を開けました。単複の回収率も高く、穴も十分に見込めるのが母父ナスルーラ系の良いところかもしれません。その反対に芝で好成績を残しやすいノーザンダンサー系やサンデーサイレンス系はあまり成績はよくありません。また、ロベルト系は人気であっても裏切るケースも多く(例:20年10月24日京都3R:ジューンベロシティ、3人→7着)人気であっても軽視するのが良いでしょう。そしてダート芝問わず短距離で活躍するのが母父サクラバクシンオーで、1000m~1500mでは(18-14-7-41)で複勝率48%を叩き出しています。短距離馬を狙いたい場合は最速配合を期待してみるのがいいかもしれません。

◆本誌から厳選!1~3の該当注目2歳馬3選!!◆

1:アドマイヤラヴィ牝(栗・友道)母:アドマイヤミヤビ

 17年のクイーンCの勝ち馬アドマイヤミヤビの初仔です。アドマイヤミヤビは現役時代百日草特別(芝2000m)を勝利、オークスでも3着と中距離での実績も十分です。井上厩舎長は「2歳戦から期待しています。」と話しているように4月2日に栗東へ入厩しました。母と同じ7月辺りのデビューも考えられそうです。母父ハーツクライは相性のいい配合。重賞勝利も期待できる注目の一頭です。

2:スピニングワイルドキャットの2019 牝 

 栗山ノートで推奨もされている、ダノンスマッシュの全妹の産駒です。短距離で活躍が期待される母父HardSpunで期待値が高い一頭です。この馬はまだ血統登録のみになっていますが、母父のHardSpunは兄のダノンスマッシュに加えて先ほど挙げたロードシャムロックなど短距離からマイルまで適応できそうな血統で、栗山求氏も『兄以上の活躍も期待。』と短評を入れるなど特に注目の一頭といえるでしょう。また、この組み合わせはロベルトのクロスが入っていると好走するのもポイントです。

3:キングエルメス牡 (栗・矢作)母:ステラリード

 今年バスラットレオンを送り出した広尾サラブレッド倶楽部×矢作厩舎が期待を持って送り出す注目の一頭です。広尾サラブレッド倶楽部の血統アドバイザー竹内啓安さん曰く、ステラリードはスタミナに向いた血統でスピード系種牡馬との相性が良いらしいです。半きょうだいのカイザーノヴァもパラスアテナもスピード血統を父系に入れたことで2勝以上しています。ロードカナロアはスプリンターズステークス連覇などのスピードは上記の2頭よりも上ということで本馬にも期待がかかります。ホームページ上でも矢作調教師が北海道デビューを目標にしていますので、母親と同じ函館2歳Sの勝利なども期待できるかもしれません。

POG本では広尾サラブレッド倶楽部のその他の注目馬も特集に記載しています。ぜひご覧ください!


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本日はPOG特集ということでロードカナロア産駒を特集しました。この間もカレンチャンで特集したのでなんか大ファンみたいですね。

それでは!

ヒデ