<伊吹雅也のトリプルフッキング/ユニコーンステークス>

■今週の注目レース
→ユニコーンステークス

■レース傾向の分析対象
→2011年以降のユニコーンステークス

【Hook A】
前走の条件別成績
★“JRA、かつ500万下のレース” [1-0-1-35](複勝率5.4%)
☆“JRA、かつ500万下のレース”以外 [6-7-7-54](複勝率27.0%)
→500万下を勝ち上がったばかりの馬は過信禁物。なお、前走の条件が“JRA、かつ500万下のレース”、かつ前走の着順が1着だった馬のうち、前走の2位入線馬とのタイム差が0.5秒未満だった間は2011年以降[0-0-0-29](複勝率0.0%)とさらに苦戦していました。

【Hook B】
前走の条件が“JRA、かつ500万下のレース”ではなかった馬の、前走の着順別成績
☆4着以内 [6-7-6-18](複勝率51.4%)
★5着以下 [0-0-1-36](複勝率2.7%)
→前走好走馬が圧倒的に優勢。たとえ前走が芝のレースや格の高いレースだったとしても、大敗直後の馬は評価を下げるべきでしょう。

【Hook C】
出走数別成績
★4戦以下 [1-0-0-15](複勝率6.3%)
☆5〜8戦 [6-7-7-50](複勝率28.6%)
★9戦以上 [0-0-1-24](複勝率4.0%)
→使い詰めの馬は過信禁物。ただし、キャリアが浅過ぎる馬も信頼できません。

【各馬評価】

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【注目馬】
5.グレートタイム
→前走の条件が“JRA、かつ1000万下から上のクラスのレース”、かつ前走の着順が4着以内だった馬のうち、前走の上がり3ハロンタイム順位が2位以内だった馬は2011年以降[1-3-4-7](複勝率53.3%)。コース替わりもプラスに働くと思います。

7.グリム
→前走が好内容。特に不安要素は見当たりません。

8.ハーベストムーン
→前走の条件が“JRA、かつ1000万下から上のクラスのレース”、かつ前走の着順が4着以内だった馬のうち、前走の4コーナー通過順が3番手以内だった馬は2011年以降[3-3-4-5](複勝率66.7%)。ジョッキーとの相性は強調できませんが、このレースが合っていそうなタイプです。


【編集部からのお知らせ】
長年、競馬王ブログで公開してきました「伊吹雅也のトリプルフッキング」ですが、7月からは「競馬王チャンネル」での公開とさせていただきます(当面は無料)。今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。