伊吹雅也のトリプルフッキング/エプソムカップ

■今週の注目レース
→エプソムカップ

■レース傾向の分析対象
→2011年以降のエプソムカップ

【Hook A】
“同年、かつJRA、かつ重賞かオープン特別のレース”における連対経験の有無別成績
☆あり [7-4-3-27](複勝率34.1%)
★なし [0-3-4-68](複勝率9.3%)
→年明け以降の戦績を素直に評価したい一戦。連対を果たしていない馬はもちろん、条件クラスのレースを主戦場としてきた馬も信頼できません。

【Hook B】
馬齢別成績
☆4歳以下 [5-5-2-12](複勝率50.0%)
★5歳以上 [2-2-5-83](複勝率9.8%)
→若い馬を重視した方が良さそう。馬齢が4歳だった馬は2011年以降[5-5-2-11](複勝率52.2%)と非常に堅実ですし、7歳以上だった馬は2011年以降[0-0-2-35](複勝率5.4%)と苦戦していました。

【Hook C】
前走との間隔別成績
★中2週以内 [0-2-0-29](複勝率6.5%)
☆中3週以上 [7-5-7-66](複勝率22.4%)
→前走との間隔が詰まっている馬、特に同年のメイステークス(2015年は「モンゴル大統領賞」の名称で施行)を使った馬は人気を裏切りがち。過信禁物と見るべきでしょう。

【各馬評価】

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【注目馬】

3.エアアンセム
→前走が好内容。7歳である点は気になりますが、このメンバー構成なら高く評価していいと思います。

10.ダイワキャグニー
→『コース別 本当に儲かる騎手大全 2017秋〜2018』の「大全奥義! 全買いデータ」該当馬。メイステークス組がことごとく人気を裏切ってきたレースではあるものの、ある程度は信頼しても良さそうです。

16.サトノアーサー
→ジョッキーとの相性は強調できませんし、前走との間隔が中2週である点も気掛かり。ただ、今年は4歳の馬や年明けにオープンクラスのレースで好走した馬が少ないため、評価を下げるわけにはいきません。