伊吹雅也のトリプルフッキング/高松宮記念

■今週の注目レース
→高松宮記念

■レース傾向の分析対象
→2014年以降の高松宮記念

【Hook A】
国内調教馬の、“前年10月以降、かつJRA、かつ重賞のレース”における連対経験の有無別成績
☆あり [3-4-4-23](複勝率32.4%)
★なし [0-0-0-37](複勝率0.0%)
→前年のスプリンターズステークスやそれ以降のレースにおける実績がポイント。なお、2015年1着のエアロヴェロシティも、前年12月にGⅠの香港スプリントを制していました。

【Hook B】
出走数が11戦以上だった馬の、前走の着順別成績
☆2着以内 [3-4-2-13](複勝率40.9%)
★3着以下 [0-0-1-43](複勝率2.3%)
→キャリアが極端に浅かった馬を除くと、3着以内馬の大半は前走の着順が2着以内。前走好走馬を素直に重視すべきでしょう。

【Hook C】
馬番別成績
☆1~9番 [4-2-3-27](複勝率25.0%)
★10~18番 [0-2-1-33](複勝率8.3%)
→近年は外寄りの枠に入った馬が不振。今年の2回中京芝(3月18日終了時点)も、4歳以上のレースに限ると、馬番が10~18番だった馬は[1-4-1-55](複勝率9.8%)とあまり上位争いに食い込めていません。

【各馬評価】

1
【注目馬】
1.セイウンコウセイ
→昨年の優勝馬。手頃な人気にとどまりそうですし、今年も素直に信頼して良いと思います。

7.ナックビーナス
→乗り替わりは強調できませんが、このレースが合っていそうなタイプ。8枠17番だった昨年(8着)よりもスムーズにレースを進められそうです。

9.ファインニードル
→前走が好内容。コース替わりも問題ないでしょう。