単複名人のWIN5狙い馬(6月30日)

本誌では「でる単」でお馴染みの単複名人・加納裕一氏がWIN5の狙い馬を紹介します。

ここでのルールは、1頭だけしか選ばない(ヘソ馬と呼んでいます)レースを必ず5レースのうち1レース作ること。点数を絞りながら、的中を目指す企画です。どうぞ参考にしてください!

◆中京10R(御嶽特別)

3チェスナットバロン

6インカンテーション

9コスモアケルナル

◆福島10R(さくらんぼ特別) 

7ツインクルスター

10メイショウハガクレ

12ケイアイエレガント

◆函館11R(巴賞)

6クィーンズバーン

ここ4年連続して馬券に絡んではいるものの勝てない逃げ馬ですが、今年のこの馬なら単濃厚。1200m(函館SS)を除外されて1800mのここ、というのは少し意外なエントリーかもしれませんが、同型(8モズ)がそれほどのスピードがなく、別定の3キロ差と枠順の差で労せずにハナに立て、前走の1400mと比較して後続の追撃ペースも緩くなるので最後まで自分のペースを守れるのは明らか。前走も不利なハンデなのに勝ち馬に最後まで抵抗できた目下の充実ぶりを考えると、初の函館、初の1800m、吉田隼Jのテン乗りなど、「初モノ」はすべてプラス要素と考えてよさそう。自信の1頭チョイスです。

◆中京11R〔CBC賞〕

1バーバラ

6ザッハトルテ

7アイラブリリ

14マジンプロスパー

◆福島11R(ラジオNIKKEI賞)

1サンブルエミューズ

7フラムドグロワール

16シンネン

3歳のハンデ戦としては上下差6キロは大きい方。56でも最も有利と出たのが〔ダービー〕ではいかにも2400mが長すぎ、坂も堪えていた7フラムドグロワール、次いで〔京都新聞杯〕で人気薄ながら好走した16シンネンです。そこで、ハンデ54は大きく有利ではなくても、開幕週の馬場で最内枠を引き当てたサンブルエミューズ。2歳GIから〔桜花賞〕6着までの疲れは取れたとみました。それから、3歳GIでメンバー最速の上がり脚を使った馬を、牡馬混合とはいえ同じ3歳限定GIIIで放ってはおけないという理由での3頭チョイス。

というわけで、30日のWIN5は、3×3×1×4×3の108点です。

WIN5を買う方は馬選びや点数の参考に、馬券勝負派の方は単複や軸馬として、加納先生の狙い馬を参考にしてください。