単複名人のWIN5狙い馬(3月31日)

本誌では「でる単」でお馴染みの単複名人・加納裕一氏がWIN5の狙い馬を紹介します。
ここでのルールは、1頭だけしか選ばない(ヘソ馬と呼んでいます)レースを必ず5レースのうち1レース作ること。点数を絞りながら、的中を目指す企画です。どうぞ参考にしてください!

◆中山9R(春風S)
1ノーザンリバー
栗東の厩舎が東の競馬を目標にして、キッチリ勝ちにくる...。そういう芸当では領家厩舎とこの浅見厩舎は昔から定評のあるところ。この馬の場合、ダービー以来の前走が骨折・放牧の22ヶ月ぶり。20キロ太めで初のダート短距離というのは、ここへの稽古代わりだったことは誰の目にも明らかでしたが、中団をついて回ってきただけなのに6着といっても0秒3差。さすが重賞勝ち馬です。それに、プラス20キロでも成長分もあったと思われるので、それほど絞れていなくても大丈夫。最内で包まれるのがいやだったら逃げしまえばよく、その点も気になりません。

◆阪神10R(マーガレットS)
4アットウィル
7ミリオンフレッシュ
13エールブリーズ

◆中山10R(伏竜S)
4サトノイクシード
12ソロル

◆阪神11R(大阪杯)
5オルフェーヴル
14ヴィルシーナ

◆中山11R(ダービー卿CT)
2ムクドク
5ダイワマッジョーレ
6スマイルジャック
10ダイワファルコン
15リルダヴァル

★加納先生のひとこと
「先々週のゴールドシップ、先週のロードカナロアに続いて、またまた超一本かぶりの第3弾という感じの〔大阪杯〕の4オルフェーヴル。ただ、前の2頭はともにヘソ馬(1頭チョイス)に出来ても今回は無理。2走目(芙蓉S)のホエールキャプチャに始まって、凱旋門賞のソレミア、JCのジェンティルドンナまで、明らかに力は下の牝馬に僅差で負かされてしまう不運は、見過ごすわけにはいきません。ジンクスを上手く活用するのも馬券作戦としては「あり」と考えるならば、『1頭牝馬は狙え』と古い格言を思い出すべきなのでは?」

というわけで、3月最後のWIN5は、1×3×2×2×5の60点です。
WIN5を買う方は馬選びや点数の参考に、馬券勝負派の方は単複や軸馬として、加納先生の狙い馬を参考にしてください。