カンフルジョッキー伊吹雅也氏の天皇賞(秋)予想

01 柴田善臣 ショウワモダン
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
 エアジハード産駒との相性が微妙。一変まではどうでしょうか。

02 C.スミヨン ブエナビスタ
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
 サンデーサイレンス系牝馬との相性が微妙。鞍上を問わないタイプだと思いますが……。

03 D.ホワイト ジャガーメイル
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
 グレイソヴリン系と相性良し。この馬なりにはやれるでしょう。

04 蛯名正義 エイシンアポロン
【同騎手成績】
0- 1- 0- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
 重賞2着の実績があるコンビ。引き続き期待できそうです。

05 北村宏司 オウケンサクラ
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
 バゴ産駒との相性が微妙。一変まではどうでしょうか。

06 三浦皇成 スマイルジャック
【同騎手成績】
2- 0- 1- 6(複勝率33.3%)
【相性診断】
 GI3着の実績があるコンビ。もっとも、1800m以上のレースで好走例がない点は気になります。

07 安藤勝己 ペルーサ
【同騎手成績】
1- 0- 0- 1(複勝率50.0%)
【相性診断】
 オープン特別勝ちの実績があるコンビ。休養明け2戦目となる今回はもう少しやれるかもしれません。

08 酒井学 シルポート
【同騎手成績】
1- 1- 0- 1(複勝率66.7%)
【相性診断】
 オープン特別勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。各種スピード指数を見る限り、展開次第では十分に上位を狙えると思います。

09 吉田豊 トウショウシロッコ
【同騎手成績】
3-10- 5-16(複勝率52.9%)
【相性診断】
 重賞2着の実績があり、好走率も高いコンビ。もっとも、相手関係や東京芝2000mへの適性に不明瞭な部分が多く、今回はいろいろな意味で試金石の一戦です。

10 藤田伸二 シンゲン
【同騎手成績】
6- 1- 1- 2(複勝率80.0%)
【相性診断】
 重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。あとはコース替わりがどうかだけでしょう。

11 武豊 アクシオン
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
 サンデーサイレンス産駒との相性が微妙。走ってみないことには何とも言えません。

12 佐藤哲三 アーネストリー
【同騎手成績】
7- 1- 3- 3(複勝率78.6%)
【相性診断】
 GI3着の実績があり、好走率も高いコンビ。完全に本格化した印象です。

13 吉田隼人 ヤマニンキングリー
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
 アグネスデジタル牡馬との相性が微妙。一変まではどうでしょうか。

14 後藤浩輝 ネヴァブション
【同騎手成績】
2- 0- 1- 5(複勝率37.5%)
【相性診断】
 オープン特別勝ちの実績があるコンビ。もっとも、重賞で好走例がない点は気になります。

15 藤岡佑介 スーパーホーネット
【同騎手成績】
7- 3- 0- 8(複勝率55.6%)
【相性診断】
 GI2着の実績があり、好走率も高いコンビ。2000mこそ未知数ですが、芝1800mは2戦2勝です。

16 小牧太 キャプテントゥーレ
【同騎手成績】
1- 0- 0- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
 重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。あとは展開次第でしょう。

17 松岡正海 コスモファントム
【同騎手成績】
0- 1- 3- 1(複勝率80.0%)
【相性診断】
 重賞2着の実績があり、好走率も高いコンビ。この馬なりにはやれそうです。

18 福永祐一 アリゼオ
【同騎手成績】
1- 0- 0- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
 重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。大外枠さえ克服できればチャンスはあると思います。

■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
15 藤岡佑介 スーパーホーネット
06 三浦皇成 スマイルジャック
12 佐藤哲三 アーネストリー
10 藤田伸二 シンゲン
16 小牧太 キャプテントゥーレ
09 吉田豊 トウショウシロッコ
08 酒井学 シルポート
04 蛯名正義 エイシンアポロン
18 福永祐一 アリゼオ

■その他の注目コンビ
03 D.ホワイト ジャガーメイル
→グレイソヴリン系と相性良し。

 天皇賞(秋)はGIウイナーが優勢。特に、芝2000m以上のJRAGIで優勝経験がある馬は〔5・5・4・23〕(複勝率37.8%)と信頼できます。ただし、今年の該当馬はキャプテントゥーレ、ジャガーメイル、ブエナビスタの3頭だけです。
 GIウイナー以外を比較する際は、前走内容を素直に評価したいところ。芝2000m以上のJRAGIで優勝経験がなかった馬のうち、前走1着だった馬は〔4・1・3・28〕(複勝率22.2%)とまずまず健闘しています。もっとも、その前走が2200m以上だった馬は〔0・1・0・9〕(複勝率10.0%)。オールカマーや京都大賞典を勝っただけでは強調できません。
 本命は蛯名正義騎手とエイシンアポロンのコンビ。前走の毎日王冠は着順こそ2着でしたが、道中の展開や着差(ハナ差)を考えると、勝ったアリゼオ以上に評価できる内容だったと思います。どちらかと言うと内枠有利なレースですし、この馬自身も1枠~3枠に入ったレースは〔1・3・0・1〕。有力馬が枠順や脚質に不安を抱えている分、立ち回りの上手さが大きなアドバンテージになりそうです。また、道悪に実績があるので、週の後半から天候が崩れた点もプラスでしょう。
 相手は実績上位のブエナビスタ、好枠を引いたジャガーメイル、前走が好内容だったアーネストリー。以下、中長距離のGIで好走経験がない馬、前走内容がいまひとつだった馬は評価を下げました。

■3連単1着ながしマルチ
04⇔02,03,12⇔02,03,12(18点)
■3連複フォーメーション
04=02,03,12=07,10,16,18(12点)

※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2000年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。